いよいよ2021年3月26日(金)からドコモの新料金プランahamo(アハモ)が始まりますね。
もう先行キャンペーンで申し込んだ人も、どうしようか悩んでいる人もいるんじゃないかと思います。でも今回のドコモの新料金プランは、単なる料金プランの変更というだけでなく、既存の利用サービスにも大きく影響が出るものもあり、ちょっと気をつけなければならないことがあるんです。
今回は、ahamo(アハモ)で申し込む前にどういった点を注意しておけば良いのかを解説していきたいと思います。
ahamo(アハモ)とはどんなプラン?
ahamo(アハモ)とは、ドコモが2021年3月から始める新しい料金プランになります。
名前の由来はaha + momentから来ており、当初サブブランドではないのかという話もありましたが、ドコモのデジタルネイティブ向けの料金プランとなります。
以下の記事でより詳しくahamo(アハモ)について解説しています。
https://simple-was-best.com/docomo-ahamo-prep/
申し込み前に注意しておくポイント
ahamo(アハモ)は、今までのドコモの料金プランとは様々な点で異なってきています。
特に大きな違いは、「オンライン専用の料金プラン」であること。つまりドコモショップなどでは申し込むことはおろか、端末の設定サポートなども受けることはできません。
サポートは全てオンライン窓口で受付をすることとなり、一人でスマホを設定できないという方には少々困難なところも出てくるかと思います。
ドコモメールが使えなくなる
先ずは一番ニュースなどで言われているデメリットとなる点ですが、今まで〇〇〇〇@docomo.ne.jpで始まるドコモメールが使用することができなくなります。
そのため、ahamo(アハモ)に申し込む前に、他のサービスでドコモメールを連絡先に使っている方は別のメールアドレスを用意する必要があります。
ahamo(アハモ)ではワンナンバーが使えなくなる
現在ドコモの料金プランで、「ワンナンバー」を使っている人は要注意です。
そもそも「ワンナンバー」とは、Apple Watch(アップルウォッチ)のセルラー版を使っている人向けのサービスで、スマートフォンの電話番号と、アップルウォッチの内部に使われる電話番号を統合することが出来るサービスです。
要は、スマートフォンにかかってきた電話をアップルウォッチで電話に出るようなことが出来るというわです。
そしてahamo(アハモ)では、「ワンナンバー」サービスに対応していないことがわかっています。なので、ahamo(アハモ)に申し込んだ場合には使えなくなってしまうので、プラン変更前までに解約する必要があります。
ahamo(アハモ)申し込み後、2021年6月まで機種変更はできない
現在ドコモを契約中の方で、ahamo(アハモ)に料金プランを変えた場合には、2021年6月まで機種変更をすることができません。
理由はよくわからないのですが、おそらくシステム側で機種変更手続きに対応ができておらず、2021年6月以降にシステムのサービスを整えるのだと推測します。
今の端末も結構古いけど、とりあえずahamo(アハモ)に申し込んでおこうという方は要注意です。
但し、ahamo(アハモ)の場合には、特に端末の割引などがあるわけではないので、自分で好きな端末を用意してしまえばいいだけだと思います。
d払いを普段使っている人はドコモ口座が自動解約される可能性がある
そしてこれが結構衝撃的な注意点なのですが、以下のユーザーでこれからahamo(アハモ)にしようと思っている人は要注意です。
- 現在d払いを使っていて、ahamo(アハモ)にMNPしようと思っている人
- 非ドコモユーザーでdカードを持っていて、ahamo(アハモ)にMNPしようと思っている人
- 現在ドコモでd払いを使っていて、ドコモから転出しようとしている人
dポイントカード利用者情報を既に登録されている場合、「ahamo」にお申込みいただいた際にdポイントカード利用者情報がahamo回線の利用者情報に更新されます。そのため、dポイントカード利用者情報を流用しているサービス(d払い口座など)はすべて廃止され、残高がある場合は処理手数料550円(税込)がかかる場合があります。
これはどういうことかというと、普段d払いを使用している人のなかで、d払い残高(ドコモ口座)に残高がある人は、ahamo(アハモ)に乗り換えた瞬間、ahamo(アハモ)側に名義変更がされるため、既存のd払い残高が0になるという現象です。
本当に何度読んでも意味がわからない仕様なのですが、マイナポイントなどでd払いでドコモ口座にお金をチャージしたような人は要注意です。念のため、普段からクレジットカード払いにしていて、残高が0の人には影響はありません。
なので、現在非ドコモユーザーで、d払いを使っている人は、ahamo(アハモ)に乗り換える前には必ずd払い残高を使い切っておきましょう。
万が一、d払い残高が残ったままahamo(アハモ)に乗り換えた場合には、最悪の場合0円(本人確認み実施の場合)になってしまうか、別途手数料550円(税込)を支払って残高移行する必要が出てきてしまいます。
dカードで支払えば無料(タダ)でデータ1GB増量
ahamo(アハモ)では、「dカード特典」があり、支払い先のクレジットカードをdカードに紐付けた場合には、データ量が無料で増加します。
dカード | プラス1GB (データ21GB) |
dカード GOLD | プラス5GB (データ25GB |
dカード自体は還元率1%の年会費無料のカードになるので、実質的に無料で1GBのデータがもらえてしまうというわけですね。
その他にもdカード GOLDで支払った場合には、ahamo(アハモ)やドコモ光の支払いで10%還元がされたり、ケータイ補償が無料で受けることができたりと、メリットがあります。
還元率1%というと、今のクレカの中では高還元のクレジットカードに部類に入りますので、ahamo(アハモ) x dカードというのは悪くない選択かと思います。
まとめ
今回はahamo(アハモ)に申し込む前に気をつけておきたいポイントを解説しました。
色々と制約というか、今までと違う部分もありますが、結局は良質なサービスが安く利用できるのであれば、使っていないサービスを消してくれた方がよっぽどマシですね。
ただアップルウォッチのワンナンバーを使っている人などは、今回のプラン変更を機に使えなくなってしまうというのは、ちょっと困る人も多そうです。
ahamo(アハモ)は2021年3月26日(金)から申し込み開始になります。
今から待ちきれませんね。では、皆さんのご参考になれば。
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