ahamoの契約するときに「ケータイ補償サービス」を契約した方がいいのかと悩んだりしていませんか?
因みに結論から言っておくと、「ahamoにケータイ補償サービスを契約する必要はありません」
この記事ではそんな「ケータイ補償サービス」について契約する価値があるのかどうかを詳しく解説しています。
ahamoのケータイ補償サービス内容
先ずはahamoのケータイ補償サービスについて、簡単に解説して行きます。
「ケータイ補償サービス」自体はdocomoプランで提供されていたものですが、基本的にはahamoで契約するものはこちらと同じものになります。
月額料金 | 550円 〜 1,100円 |
自己負担金 (免責料金) | 8,250円 〜 12,100円 |
保証内容 | 水濡れや紛失、全損に 交換電話機(リフレッシュ品)を提供 (1年間に2回まで) |
加入条件 | 対象端末を購入時のみ |
契約期間 | 契約している限り、無制限 |
備考 | WEB割(自己負担金の10%OFF) エクスプレス配送(3,300円) |
唯一、ahamoで加入するケータイ補償サービスが、docomoプランよりもお得な点は、WEB割が利用できるので、ドコモショップを利用せずに、ahamoアプリやWEBサイト経由で申し込むことで自己負担金が10%程度安くすることができます。
ahamoにケータイ補償サービスがいらない理由
それでは、ここからはahamoのケータイ補償サービスがいらない理由を解説して行きます。
そもそも保険料が高過ぎる
先ずはケータイ補償サービスの加入費用(保険料金)を確認して行きます。
ahamoのケータイ補償サービスの加入費用は購入する端末によって、金額が変わって行きます。加入料金は、ケータイ補償月額料金を検索するより確認できますが、以下表で主要端末の加入費用を確認してみました。
機種名 | 月額料金 |
---|---|
iPhone 14 | 825円 |
Xperia 1 II SO-51A | 825円 |
Galaxy S20 5G SC-51A | 825円 |
ahamoは比較的安価な端末を揃えているはずですが、それでも月額の保険料はなんと825円になっています。
注意してほしいのは、この金額を支払うことで補償してくれるのは”スマホ端末1台のみ”ということです。これは他の一般的な保険と比べてもかなり割高といえる金額になっています。
因みにスマホの保険料を実際の統計データを使って期待値を使って、契約する価値があるかどうか計算してみた結果、2年間で8,700円、月額で362円未満であれば計算上のメリットがあることがわかっています。
つまり今回で言うと加入費用 825円> 期待値 362 円となっていますので、コスパで考えると全く割に合わないことがわかりますね。
▶︎スマホ保険は本当にいらないのか?修理費用の期待値から必要性を計算してみる。
故障修理時の自己負担額(免責額)が高い
ケータイ補償サービスと聞くと、無条件に自己負担0円でリフレッシュ品に交換してくれるサービスのようにも思えますが、実は交換時にも自己負担(免責)が発生します。
試しに2年間で、ケータイ補償サービス加入時と未加入時で、1回修理した場合の総額について比較してみました。
iPhone 14の場合 | ケータイ補償サービス 加入時 | 未加入時 | 携行品保険 加入時 |
---|---|---|---|
保険料 (2年間) | 19,800 円 | 0円 | 7,200円 |
自己負担 | 10,890 円 (WEB割) | 57,980 円 | 1,000円 |
合計 | 30,690 円 | 57,980 円 | 10,200円 |
未加入時と、ケータイ補償サービスの加入時を単純に比較すれば、もちろん加入していた方が安いことは確かですが、逆に加入していたとしても、約3万円近くいずれにしても負担すると考えると、リスクとのバランスが取れてないようにも思えます。
因みに保険料が安いとされている携行品保険と比べると、そのトータルコストの金額が明らかに高額であることがわかります。
ahamo(ドコモ)で購入した端末にしか加入できない
そして最後になりますが、ケータイ補償サービスはahamo(ドコモ)のサービスになりますので、ahamoで購入した端末しかそもそも加入することはできません。
ahamoのような格安プランを使うような人の場合は、スマホは今まで使っていたものを使いたい、もしくはスマホだけ別のところで購入して、通信プランだけ契約したいという人も多いと思います。
しかしケータイ補償サービスに加入できるのはあくまでも、ahamo(ドコモ)で購入した端末のみが対象になっています。
どうせ入るならコスパの良いスマホ保険がおすすめ
ではケータイ補償サービスでないならば、どうすれば良いのかですが、「保険に入らない」もしくは「コスパの良い保険に入る」のどちらになります。
保険全てがダメなのではなくて、ちゃんと費用と補償のバランスがしっかりと採れたものであれば、加入の意義はあるのかと思っています。
セゾンカードの携行品保険
個人的にオススメなのは携行品保険を活用したスマホ保険になります。
携行品保険は、AppleCareやケータイ補償サービスのようなスマホ保険と違って、保険の対象範囲がものすごく広く、なんと持ち歩いている家財全て*になります。(*一部対象外あり)
つまりスマホはもちろんのこと、タブレット、スマートウォッチ、パソコンなどのモバイルデバイスはもとより、カメラやもしくは財布なども保険のカバー対象となるので、通常のスマホ保険と比べれコスパは比較にならないぐらい良いんです。
モバイル保険なら3台まとめて月700円
他にも有名どころなのは、モバイル保険になります。
この保険のポイントは月700円で最大3台まで同時に補償できるというところです。
月700円と聞いてしまうと、そんなに安くない?と思ってしまうかもしれませんが、スマホ以外にもパソコンやウェラブルデバイスなどを含めて最大3台まで1つの契約でカバーできてしまうので、実質的には1台あたり230円程度の負担で済むと考えると、コスパはなかなか良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「ahamoでケータイ補償サービスがいらない」と言える理由がわかっていただけましたでしょうか?
補償というのは、なんとなく安心だからつけるということではなく、しっかりと入る価値があるかどうかを見極めながら加入すれば、ちゃんとお得に利用できるものです。
それではみなさんぜひ参考にしてみてください。
コメント