先日購入したiPad Airなんですが、その時に一緒にもちろんApple Pencilを購入したわけです。Apple Pencil自体はそれはもう良い書き心地の製品だったんですが、、、、
キャップのリングが取れました…..
どんな状態かというと、まさに最初の画像のような感じです。
正直キャップがなくても機能上に問題はないんですが、なんというか気持ち悪いというか、見た目が悪くて嫌ですよね。そのまま嵌めておけば良いって話もなくもないんですが、使ってるといつか無くす自信というか確信があります。出先でなくしたらもう紛失確率100%です。
今回はApple Pencilの修理を行うべく、Apple Supportにて無償修理してもらった件について、同じような目にあった方向けに紹介しておきたいと思います。
Apple Pencilの故障事例
Apple Pencilは当たり前ですが、見た目が単なるペンですから今回のような物理的な故障以外で、何かトラブルが起きた場合には実際何がペンに起きているのかわかりません。またもちろん電源ボタンがあるわけでもないので再起動などもできませんよね。
Apple PencilをiPadが認識しない、もしくは書いたところと違う部分が反応しているなどなどApple Pencilに関わるトラブルは正直発生します。
故障の内容によっては自分で修理交換もしくは復旧させることもできるので先ずは以下を試してみてください。
Apple Pencilが充電できているかわからない
Apple Pencilはボタンやエラーを表示してくれるようなものもないので、Apple Pencil自体がちゃんと充電されているかよくわからないですよね。
Apple Pencilを使っていて、急に文字が書けなくなった、全く反応しなくなった場合には充電切れの可能性があります。
【復旧方法】iPadで充電できているか確認しよう
先ずは充電ができているのかどうか確認しましょう。
iPadにLightningコネクタにアップルペンシル指した後に、iPad側でバッテリーウィジェットを確認しましょう。
バッテリーウィジェットの追加方法は、iPadのホーム画面の左側ウィジェットを一番下まで下げてもらうと、「編集」ボタンがありますので、ここをクリックし、その後+マークをタップし、バッテリーを選択します。
すると以下のようなバッテリーウィジェットが表示できるようになり、正しく充電できていればApple Pencil側が充電マークになっているはずです。
もしこれが充電マークになっていない場合には、iPadもしくはApple Pencil側の端子に異常がある可能性がありますので、Appleの修理センターで修理するしかありません。
Apple Pencilが上手く接続されない
先ずはApple Pencilがしっかり充電されているはずなのに、上手くペンが認識されなかったり、接続が途切れ途切れになってしまうようなケースです。
【復旧方法】iPadを再起動してみる
先ずはiPad自体を再起動してみましょう。
iPad側の動作が不安定になっているために問題が起きているケースが考えられますので、先ずはiPad本体を再起動してみましょう。
iPadの再起動方法は電源ボタンを長押しして再起動させます。
【復旧方法】iPadとApple Pencilを再ペアリングさせてみる
iPad再起動でも上手く行かない場合には、一度iPadとアップルペンシルとのペアリングを解除して、再ペアリングをさせましょう。
先ずはペアリング解除の方法ですが、iPadとApple PencilはBluetoothで接続されていますので、設定のBluetoothから、Apple Pencilの!マークをタップしてデバイスの登録を解除しましょう。
解除後の再ペアリングの方法は、Apple Pencil のキャップを取り外し、iPad の Lightning コネクタに接続すれば、iPad上に「ペアリング」ボタンが出てくるのでタップしてペアリング終了です。
Apple Pencilで文字が上手くかけない/反応しない
次はApple Pencilは充電できており、反応もするんだけども、書き心地が悪い、書いたところと若干ずれたところに線が引かれてしまうようなケースです。
【復旧方法】Apple Pencilのペン先にグラつき、擦り減りがないか確認する
この場合にはApple Pencilのペン先が緩みが出ているもしくは、摩耗してしまっていることが考えられます。
Apple Pencilの緩みは、普通に使っていても結構発生します。そこまでかっちりなるようなものでもないので、カバンの中に入れて他のものをぶつかったりしている内に少しずつ緩んでいくようなことがあります。
なのかアップルペンシルを使う前には必ず緩みがないか確認して、しっかり締めるようにしましょう。
また磨耗してしまうケースですが、Apple Pencilのペン先は消耗品です。使用頻度にもよりますが、毎日イラストをガッツリ書くような人であれば、早い人だと3ヶ月程度で磨耗してしまったりします。
僕の場合はイラストなどを書きませんし、単なるiPad用のマウス代わりに使っているので、そこまで減ることはありません。
ペン先は単体で購入することができ、第一世代/第二世代共通のものになります。
ペン先を変えて症状が改善すればOKですが、これでもダメならやはり修理センターで直すしかなくなってきます。
Apple Pencilの故障防止のポイント
ここではApple Pencilを故障させないようにする普段からの注意点を紹介します。
iPadのOSは最新版にしておくこと
先ずはiPadのOSは常に最新版を入れておくようにしましょう。
Appleサポートでも、問い合わせの際には必ずiPadのOSが最新であることを確認されます。iPadOSの更新にはApple Pencilの既知の問題に対する対策が入っている場合があるので、何か動作がおかしいかもしれないと思った場合には、iPadOSのVersionで古すぎるものを使っていないかを確認しましょう。
Apple Pencilのバッテリーを絶対0%にしないこと
当たり前のことなんですが、Apple Pencilにはバッテリーがあります。
内部にはリチウム電池が使われているので、充電を0%の状態のままにしてしまうと、過放電という状態になってしまい、バッテリーが劣化するということが起きてしまいます。
バッテリーが劣化してしまうと、バッテリー寿命が著しく少なくなってしまったり、最悪の場合バッテリーが充電できなくなってしまうことがあります。
Apple Pencilを使っているとついつい充電するのを忘れて、カバンの中に置きっぱなしにしてしまうようなこともあるかもしれません。しかしバッテリー残量が0%になってしまうと、Apple Pencilの故障の原因になりますので、注意してください。
Apple Pencilの修理費用
先ずはそもそもApple Pencilの修理費用ってどの程度かかるのか調べてみました。
今回ワタシが持っていたのは、Apple Pencilの第1世代になるので、もし保証外の場合には7900円ということになりますね。因みに定価は1万ちょいするわけなんで、結構なお値段がかかるというわけですね。
しかし今回ワタシが困っているのはペン本体の方ではなく、あくまでもキャップの方です。キャップを含めたの修理費用については、調べてみたところ、こんな感じになるみたいです。
アクセサリ | 修理費用(税抜) |
---|---|
Apple Pencil Tip(ペン先) | 700円 |
Apple Pencil cap | 1,200円 |
因みに最初の表の7,900円の修理費用の中にキャップなどの付属品は含まれません。なので、キャップやペン先も含めて修理となると、ほぼ1万円近くなってくるので、もう買った方が早くなってしまうかもしれませんね。
Apple Pencilの保証期間は1年間
次にApplePencilの保証についてですが、基本的にAppleのハード製品は全て1年間の保証がついています。但し、正しい使い方をしていないなどの過失による破損は認められません。
自分の製品が保証対象内なのかどうか調べるにはApple Supportで、調べることができます。調べる際にはシリアル番号の記入が必要になりますので、そちらも合わせて確認しましょう。Apple Pencilの場合は、キャップを外した部分に小さく書いてあります。
正直小さすぎて、僕の目には見えづらくて、写真を撮って拡大して確認しました。老眼気味の方にもオススメです。
https://simple-was-best.com/apple-pencil-serial-number/
Amazonストア経由の購入でも勿論保証対象です
因みに購入するルートはAppleストアでも、家電量販店でも、Amazonであっても保証期間は必ず1年間ついてきます。
今回のものはAmazonで購入したものでしたが、しっかりとシリアルで保証を管理しているので、どこから新品のもの購入しても1年間の保証は付きますので、安心してください。
Apple Supportでの修理依頼方法
さて、それでは今回はどうしたかというと、もちろんタイトルにある通り、無償修理してもらいました。正直「キャップのリング程度、自分で付けろよ」と言われるかもしれませんが、まだ買って数ヶ月しか経っていない状態で、通常利用で自然に取れるっていうのは、そもそもの製品品質的にもどうなんですかねー?ぐらいの気持ちで、Apple Supportに問い合わせてみたら、結構簡単に交換に応じてくれました。
Apple Supportに問い合わせ
問い合わせの窓口ですが、Appleの公式ページからサポート窓口に飛んでいきます。
Appleサポートに行くと、製品タイプを選ぶところにいきますが、Apple Pencilのようなアクセサリはここには出てきません。なので、「もっと見る」を選びましょう。
その次の画面になってもアクセサリは出てきませんね。なので、一番それらしい「ハードウェア保証」を選びましょう。
そしてまだアクセサリは出てきません。もう正直あとは窓口の人と話せればなんでも良いわけで、「その他のハードウェア」でも選んでおきましょう。
因みに最後に修理依頼する前には、またシリアル番号が必要になるので、しっかり控えておきましょう。
修理部分の説明
因みにキャップのリングと言っているのは、キャップの中に入っているリングのことです。今回これが取れました。中を見てみると、接着剤の後があるようにも見えないので、もしかすると工場で接着剤をつけ忘れたとか、そういう可能性もあるのかもしれませんね。
窓口でもここの修理はあまり問い合わせがないらしく、ちょっと確認すると言って2−3分待ちましたが、無事に交換対応してくれることになりました。
Apple修理費用はクレジット登録だけという処理
今回は交換部品(キャップ)を自宅に送付してもらう形になります。(部品の返送は不要)
手続き上は一旦クレジットカードを登録だけして、故障品が返却されるとこの金額が返金されるという形になるみたいです。今回は故障品の返却がないので、ウェブ上ではこんな感じで費用は表示されます。因みにApple Pencil本体の場合は、玄関先で本体と交換という形になるそうです。
ウェブ上では上のようになっていますが、これは手続き上そうなっているだけなので、保証期間内であればこの金額はそのまま引き落とされることはないので、安心してください。
最後に
さて、今回はちょっとレアなケースだったかもしれませんが、Apple Pencilのキャップを無償交換した話を紹介してみました。
正直、自分で直してしまおうかなと思ったんですが、1万円以上するペンですから&保証があるならしっかり使うというのがワタシのポリシーです。
結果的に新品のキャップに取り替えることができましたし、これからもiPad x Apple Pencilで活躍してくれそうです。
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