どうもTK(@digiline_)です。
気軽に話を聞いてみようと思ったセッションが何故か相談というよりも、Apple Watch テスターとしてトラブルシューティング活動になってしまいました。結果3時間近くAppleサポートセンターの人と話すことになってしまいました。
https://simple-was-best.com/apple-watch-4-review/
オンラインパーソナルセッション
先日の記事でも書きましたが、Apple Watch 4を買いました。その後Appleからこんなメールを受けていたんですが、なかなか面白そうなので、一度話を聞いてみようかなと気軽な感じでオンラインセッションを予約してみました。
これで「セッションを予約する」をクリックすると、セッションの空き時間を確認して予約すればOK。私の場合は、ちょうどいい時間が空いていなかったので、購入1週間後での予約となりました。
予約が完了すると、予約の前日辺りからAppleからリマインドのメールがきたり、SMSが来たりします。
当日の流れ
当日の流れですが、セッション時間の前日にこんなメールが来ます。時間になったらこの「セッションの開始」をクリックしないと、いくら電話を待ったところで電話はかかって来ませんのでご注意ください。
セッションのクリックをすると新しい画面がポップアップされます。これと同時に登録している電話番号に電話がかかって来ます。
電話に出るとAppleサポートのお兄さんがオンラインセッションの趣旨と、何か確認したいところがあれ事前に教えてほしいと案内がありました。詳しくは覚えていないのですが、「Apple製品を楽しく使ってもらうために、基本操作などを教えてくれる」とのことでした。
今回は私がこのオンラインセッションを受けたのは、
1:そもそもこのセッションでどんなことを聞けるのかということ
2:Apple Watchを1週間使ってみた上で疑問に思った基本操作
3:そしてアプリを使う上での挙動がおかしい事例があったこと
この3つのポイントを聞いてみたかったことだったので、以下にAppleのお兄さんに確認できたことを纏めます。しかし3つ目のポイントで、たくさん窓口を回された挙句、テスター作業となり、そのあとまさか3時間近くかかるとは・・・
基本の使い方
アクティビティ
Apple Watchでアクティビティ画面を長押しすることでムーブゴールが変更できるんですが、エクササイズの時間だけを変更するようなことができるんでしょうか?
ムーブゴールの消費カロリーだけをカスタマイズ可能です。エクササイズの時間などは自動的に計算されます。
ムーブゴールの消費カロリーだけをカスタマイズ可能です。エクササイズの時間などは自動的に計算されます。
watchOSでサポートされるアクティビティアプリですが、基本的に全て自動で計算されるので便利なんですが、逆にあまりカスタマイズできる部分が少ないと言うことになってみたいです。個人的には1日30分のエクササイズだと、ほぼ通勤の徒歩で消費されてしまうので、果たしてこれはエクササイズなのかと疑問に思っていたので、ここを修正できないと思っていました。
とりあえずここはムーブゴールを変更することで調整すればいいかなと。
ストップウォッチの誤作動
ウォッチフェイスは今クロノグラフにしているのんですが、右上のストップウォッチは固定なんですか? クラウンの位置も右上なので、何度も間違って触ってストップウォッチを起動してしまうんですけども・・・
クロノグラフの場合、右上のストップウォッチだけは固定になっており、変更できないんですよ。他のものであれば変更できます。
文字盤はiPhoneのWatchアプリからカスタマイズできるんですが、デザインによってカスタマイズできる部分が結構違うみたいです。
その中でもクロノグラフは表示できるものが多めなので人気の一つなんですが、個人的にはこの右上のボタンがものすごく頻繁に押し間違いしてしまいます。気がつくと押してるみたいな感じです。
Apple Watch 3の場合は表示部分が狭かったからあまり押すことはなかったのかもしれませんが、Series 4から操作領域が増えた為に、こういう勝手に触れてしまう誤作動が出て来たのかもしれません。ここは今後のアップデートに期待ですね。
因みに私のような使い方の場合、たまにチラッとApple Watchを見るとしょっちゅうこんな感じになっています。
Appleのお兄さんによると、今後細かくアップデートが来ると思うので、もし同じような要望が多ければ、その中にこういった改善が含まれる可能性があるとのことです。まー期待して待っておきましょう。
Apple Watchでの音楽の聞き方
Apple Watchでの音楽の聞き方にいつかあるみたいなんですが、どうなってるんでしょうか?
watchOSでの聞き方は大きく2つあります。一つは、Apple musicで聞く方法。2つ目は、itunesの音楽を聞く方法です。またitunesでの音楽の聞き方についても、iPhoneに入っている音楽データを再生するか、Apple Watchに予め同期させて音楽を再生する方法の2つがあります。
Apple Watchはそれ単体で音楽を聞くことできる機能が入っています。予め、Apple Watchに入れておきたい音楽を同期させておく必要がありますが、同期しておけば、例えばiPhone無しでジムなどで音楽を再生することができます。
但し、便利ではあるんですが、Apple Watchとイヤホンとの接続は、Bluetoothになりますので、同時に2つの機器と接続ができないと言う制限があります。このせいでiPhoneのデータを再生と、Apple Watchのデータを再生することを切り替えると接続が一度切れたり、接続が不安定になったりするみたいです。
赤の点滅の意味
Apple Watchをたまに見ると上部に赤い点がたまに見えるんですが、これってなんなんですか?
これは、通知が来ているという表示ですね。もし邪魔な場合は、iPhoneのウォッチアプリから変更可能です。
これは赤の点滅であれば、通知が来ているというだけですね。マニュアル等がないiPhoneならではかもしれませんが、表示されている意味がわからないってやつです。直感的に理解できるというのがiPhoneの特徴ではあると思うんですが、勘が悪い私には気づけませんでした。
因みに以下の画面から変更可能です。(iPhoneウォッチアプリの設定→通知)
Apple Watchのバグ症状
ここまでは特に大きな問題もなく進んだのですが、以下の問題については、オンラインパーソナルセッションでは案内できない為、AppleCareの製品窓口で対応するということになりました。問題の多くは通信系の問題と、アプリの不安定から来る問題のように見えますが、ここからとても長かったです。
電話口はApple Storeのお兄さんから、AppleCareのお姉さんにバトンが渡され、起きている問題からその後のトラブルシューティングまで付き合わされる形になりました。
AirpodsがChromeを使用すると通信が切れる不具合
症状
Apple Watch 4でitunes音楽をAirpodsで再生している最中にiPhone側で、Chromeを立ち上げると再生とストップする。この症状は、iPhone上の音楽データを再生している時には発生せず、Apple Watch上に保存されたプレイリストを再生している時に発生する。
こんな感じで症状をさらっと書きましたが、実際にはこの症状を絞り込むまでに、全ての機器の接続を解除したり、ペアリングを全解除して再ペアリングしたり、試行錯誤を繰り返した結果、最終的にAppleにトラブルシューティングしてくれと言われてまとめた症状です。
そして最終的には、Safari等では症状が出ないので、Google Chromeが最新のwatchOSに対応していないのだろうという結論になりました。とりあえず以下のリンクでGoogleに問い合わせ中ですが、連絡が来たらUPDATEします。
Apple watchで電話を取るとAirpodsに途中で変えられない
症状
電話がかかって来た時にApple Watchで電話を出た後にAirpodsに音声を切り替えられない。
前述しましたが、iPhoneとApple WatchとAirpodsは全てBluetoothで繋がっています。その為、3つの機器で音声を切り替えるということは、音声の出力先をコロコロ変えることなります。通常Bluetoothは正直あまり接続が安定しているものではありません。2.4GHzの混線もありますし、そもそも頻繁に接続を変えれるような仕様になっていないのかも?
Appleからの案内は、全ての機器と再ペアリングをかけて症状を確認してくれというものでした。全てのペアリングをやり直した後にもう一度状況を再現した結果、無事Airpodsで音声を受信できることを確認しました。要は接続が何かおかしかったんでしょうね。
同じにようなっている方は、再ペアリングを試してみてください。
LINEの通知が必ず二回来る
症状
Apple WatchにLINEの通知が来ると必ずメッセージがダブって表示される
1. iPhoneの画面OFF
2. Apple Watchの画面OFF
3. LINEメッセージを受信
4. Apple Watchに通知ポップアップが来る
5. Apple Watchでポップアップをクリック
6. Apple Watchで通知が2つ来ていることを確認
7. Apple WatchでLINEを閉じる
8. Apple Watchで LINEメッセージを確認するとメッセージが一つであることを確認
以下の動作状況も確認しました。
6まで同じ
7. Apple Watchで画面表示を更新(iPhoneと同期?)
8. Apple Watchで LINEメッセージを確認するとメッセージが一つであることを確認
どんなのかというと、こんな感じです。iPhone上では「てす」としか表示されていないのですが、Apple Watch上では「てす」「てす」と2回表示されてしまうんですよね。
こいつは、少し面倒でしたね。前述のものもそうだったんですが、基本的にはAppleは純正のアプリでの動作しか保証しません。(手数料は取るくせに)なので、Chromeでおかしいとか、LINEでおかしいとか、知ったこっちゃないんですよ。一応案内されたのは、一回LINEアプリを再インストールしてくれというものでした。
しかしこれはAppleCareの担当者が検証端末で確認しても再現できなかったと言われて最終的にはLINE(Naver社)に直接聞いてくれと突き放されてしまいました。
なので、こいつも仕方なく以下のLINEヘルプ行きとなりました・・・
まとめ
- まだまだ発売されて1ヶ月ということもあり、いろんなアプリが対応してないことや、バグがまだまだありそうです。使えない機能やおかしい機能は、今は割り切って使うなど我慢する部分があります。
- ただAppleCareの方に、端末固有の問題の可能性があるとか、アプリの問題だと簡単に症状ベースで診断されてしまうので、トラブルシューティングの方法として少し疑問に思う部分はあります。例えば、画面キャプチャーを送ってくれとか、ログを取ってくれるとか、実データを元にして診断するのが、トラブルシューティングというものだと思いますね。
- とりあえずLINEからは、速攻で返信があってソフトversionやら、スクリーンキャプチャーを送ってくれと来ているので、何かUPDATEがあれば記事を更新します。
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