キャッシュレス決済が街中のどこに行っても使えるように時代が変わってきましたね。もちろんこれはオリンピックに向けた高まるインバウンド需要と国のキャッシュレス支援事業のおかげということがあったわけなんですが、そのキャッシュレスポイント還元もいよいよ2020年6月に終わりを迎えます。

ようやくキャッシュレスに慣れてきたところなのにもう終わっちゃうの?

ふっふっふ、もう次のお得の波が来てるんだぜ
ということで今回は次に始まるマイナポイントの紹介と、それを最大限家族全員でゲットできるのかというところを見てみたいと思います。
マイナポイントとは?
マイナポイントとは総務省が「マイナポイント事業」として発足させた事業です。2019年10月1日の消費税増税後から始まったキャッシュレス支払いで最大5%還元する「キャッシュレス・ポイント還元事業」が2020年6月に終了してしまいますが、この「マイナポイント」が終了直後の2020年7月から始まってきます。
内容としては、要はポイント還元と似たような仕組みになっていますが、単に言えば「マイナンバーカードを取得している方に最大5000円あげます」という施策です。
これはマイナンバー制度が始まってからというものの、イマイチ普及の進まないマイナンバーカードの普及率を強引に押し上げようという国の魂胆が見え見えにはなっていますが、一方でマイナンバーカード自体がとても便利なのも事実です。
マイナポイントの仕組みとしては、こんな感じです。
- マイナンバーカードを申し込む
- マイキーIDを発行する
- キャッシュレス決済(利用できるキャッシュレス決済サービス)と紐付ける
- キャッシュレス決済にチャージする
- チャージ金額の25%(最大5000円)がマイナポイントとして付与
- キャッシュレス決済として普段の買い物に使用できる
マイナポイントの発行にはもちろんマイナンバーカード とマイキーIDの発行が必要になり、マイキーIDの発行までに2020年7月以前の現在でも実施できますので、損しないように忘れずにやっておきましょう。
子供でもマイナンバーカードを発行できる
さて、ここからが本題ですが、マイナポイントをGETするためにもちろんマイナンバーカードが必要になりますが、そもそも子供でもマイナンバーカード自体の申し込みできるのかなんですが、全く問題ありません。
Q22 子供でもマイナンバーカードの申請はできますか?
15歳未満および成年被後見人の方は法定代理人により、申請していただく必要があります。
https://www.kojinbango-card.go.jp/faq/
また、特別な理由がある場合は、市区町村長が認める任意代理人により申請が可能です。
総務省の案内ページでも15歳未満の子供でも申請が可能なことが書いてありますね。
0歳児でもスマホで写真で撮ればOK
マイナンバーカードの一つの懸念点と言えば、写真です。小さな子供の顔写真って正直とても大きく変化しますよね?そもそも0歳児と2歳児でも別人なぐらい違うのに、写真を撮る意味があるかどうかはさておき、システム申請上は0歳児であっても写真さえ取れればOKです。
わざわざ子供をスピード写真のボックスで撮る必要もないですし、今はマイナンバーカードの申し込みは全てパソコンもしくはスマートフォンで完結することができるので、それでやっちゃいましょう。
写真には以下のような注意点もありますが、基本的に自宅の白い壁紙の前で写真を撮れば問題ないと思います。

むしろ問題は写真の間、子供が止まってくれるか方が大変ですよね。こればかりはお菓子/アニメなどで釣って、どうにか止まらせるしかないですね。
カードの受取は役所で直接なので子供と一緒に
申し込みは全てスマホ/パソコンで完結することができるのですが、カードの受取だけは本人が直接対面で取りにいく必要があります。
0歳児にカードが受け取れるのかという疑問はおきますが、子供を一緒に連れて行って取りにいくことになりますね。
受取の際には、子供の身分証明になるものが必要ですが、これは市から発行された乳児医療証を持っていけば問題ないと思います。
カードの有効期限は5年まで
注意したい点としては、カードの有効期限です。
通常大人の場合にはマイナンバーカードの有効期限は10年(正確には発行の日から10回目の誕生日)になっています。10年経過後には再発行という手続きになるのですが、カードの再発行には手数料がかかる可能性があるそうです。
マイナンバーカードが始まってまだ「再発行」という行為をした人が紛失でもない限り実施されたケースはほぼないでしょうが、予定としては再発行には800円〜1000円程度の手数料がかかるそうです。
発行は無料なんですが、再発行にはお金がかかるんですね。
子供の場合は容姿の変動が大きいことなどの懸念から大人よりも有効期限が短く設定されており、大人が10年のところ、20歳未満の子供の場合のカードの有効期限は5年(正確には発行の日から5回目の誕生日)となっています。
但し、この手数料を考えた上でも5000円が貰えるのであれば、結果としてはお得になりますよね。
子供名義のマイナポイントは親のキャッシュレスでOK
もう一つの懸念としては、乳児のような小さな子供の場合は、ほとんどの場合キャッシュレス決済サービスを何も持っていないのが普通だと思います。そのため、子供分のマイナポイントを貰うためには、どうすれば良いのかと思うんですが、実は子供名義のマイナポイントも法定代理人(両親)であれば、親名義のキャッシュレス決済サービスに付与させることが可能です。

なので、このためにわざわざ子供名義のキャッシュレス決済を作成する必要もありません。ただ一つ注意したいのは、マイナポイントを付与させる子供のキャッシュレスサービスと親のキャッシュレスサービスは、それぞれ別々にさせる必要があります。
まとめ
いかがでしたか?家族全員でお得にマイナポイントを貰えそうな感じがしてきましたね。
マイナポイントは2020年9月1日から始まりますので、それまでにマイナンバーカードを申請しておけば、すぐにマイナポイントをGETできますよね。
是非お得なサービスを見逃さないようにしましょうね。
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