2週間でAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA新版)一発合格のポイント

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Photo by Sergey Zolkin on Unsplash

どうもTK(@simplewasbest)です。

ひょんなことから、仕事でAWSの研修が受けられることになったので、ついでにAWS(Amazon Web Service)の資格を取ってみました。試験を受けようと思い立って、勉強した期間はおおよそ2週間。実質仕事やらプライベートのことがあったので、勉強に費やした日にちは1週間弱だったかもしれませんが、結果として全然余裕でした。

因みに合格すると、以下のようなデジタルバッジ(下のはリンク切ってます)と特典をもらうことが出来ます。

筆者の前提知識は以下のような感じです。

  • MCPC1級(モバイルITシステム全般知識)
  • AWSには一度も触ったことがない
  • クラウド(IaaS)環境でのシステム構築経験有り

こんな知識の状態で、1週間弱で勉強してどうにか試験に一発合格出来たので、自分なりに勉強ポイントをまとめてみたいと思います。またAWSソリューションアーキテクトアソシエイトの試験は2018年2月から新試験になったのですが、今年の8月までは引き続き旧試験も選べるようになっていたので、他の方のブログを見ても旧版を選ぶ方が多いような印象でした。なのであまり新版関連の情報が少ない中、試験準備しましたので、以前の試験からどんな感じに変わったのかという部分に関しても書いてみたいと思います。

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旧版からの変更点(2018年2月〜)

主なところは以下のような感じです。

試験時間の増加80分 → 130分
試験問題数の増加60問 → 非公開(筆者受験時は65問)
試験範囲新サービスへの対応
合格点数65% → 720点 (1000点満点中)

試験問題数は、試験時間が大幅に伸びたので、100問ぐらいになるんじゃないかとかなりビビりながら受験したのですが、結果からすると筆者の場合は65問でした。但し、公式の情報では非公開となっているので、恐らく試験によっては増減するんじゃないかと思います。少なくとも前の場合は、約1分弱/1問だと考えると、新版になるとかなり余裕を持って試験に挑めるということになりそうです。

試験範囲の変更に関しては、主に新サービスへの対応になると思います。AWS自体は年々新しいサービスが出て来て、機能も都度version upされて来ています。しかし旧版では試験問題自体は作成当初のままになっていたせいで、例えば以下のような問題の答えと実際のサービス内容が異なるケースがあったみたいです。

なので、試験用に敢えておかしな答えしなければならないこともあったみたいです。

  • IAMロールをEC2割り当てる手順として正しいものは、次のうちどれか?
    • 旧版解答:スナップショットからIAMロールを割り当てた状態でインスタンスを作成し直す
    • 新版解答:起動中の状態でIAMロールを割り当てることができる
  • RDS for MySQLのボリュームの上限は、次のうちどれか?
    • 旧版解答:6TB
    • 新版解答:16TB

しかしこういった部分が主に今回改定されたと思われます。 また試験構成に関しての変更は以下のような感じです。

試験構成の変更点

旧版
1.0: Designing highly available, cost-efficient, fault-tolerant, scalable systems
2.0: Implementation/Deployment
3.0: Data Security
4.0: Troubleshooting

新版 (%は試験割合)
1.0: Design Resilient Architectures 34%
2.0: Define Performant Architectures 24%
3.0: Specify Secure Applications and Architectures 26%
4.0: Design Cost-Optimized Architectures 10%
5.0: Define Operationally Excellent Architectures 6%

正直違うようにも見えて、同じようにも見えなくもないよう見えるんですが、旧版を受験した方の話を聞いてみると、以前はサービスをシンプルに聞いてくるような質問が多かったらしいのですが、新版になってからはユースケースのなかで最適なサービスは何かというような詰問になっており、単に暗記するだけではない勉強法が求められそうです。

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試験準備

私が主に試験勉強で使用したのは以下のものです。

あとは各サービスのホワイトペーパーなどもあるんですが、正直どれも長い。1枚1枚がかなりボリュームがあるし、そもそもAWSのサービスって無数にあるので、それらのサービスのホワイトペーパーを隈無くみるなんて不可能ですよね。それも今回は試験日を先に決めちゃったので、そんな時間なかったので、最小限の勉強で進めたつもりです。

2つの有料トレーニングコースですが、Essentialの方は本当に導入内容に限られるので、特に必須というような内容ではなかったです。またArchitecting on AWSの方に関しても、もし以前にAWSを業務等で触ったことがある人は受講しなくても大丈夫だと思います。但し、今回の私のような一度たりともAWSを触ったことがないという人に対しては、これらのトレーニングコースを受講した方が勿論良いです。

これらのトレーニングコースの一番の利点は、コース中に実施できるQwikLabという環境で実際にAWSのシステムの構築などができる点ですね。このラボワークの中で実際に高可用性のあるシステムをELBやAuto scalingを使用して作ってみたり、VPCサブネットやセキュリティグループなどの設定を自分で出来るというのは、覚える上でかなりプラスになると思います。 AWSクラウドサービス活用事例集は、各サービスの概要が記載されているので、主要なサービスに関しては一度目を通しておくことをお勧めします。

  • EC2
  • リザーブドインスタンス
  • EBS
  • RDS
  • DynamoDB
  • S3
  • IAM
  • STS

よくある質問に関しては、VPCやEC2、RDS辺りは目を通しておいても良いと思います。ここの部分から試験問題として出題されるのは実は多いんじゃないかと思っているので、見ておいて損はありません。

公式サンプル問題WEBアプリ

公式のサンプル問題に関しては、自分の勉強用かつ以前作ったWEBアプリのフレームを活用して、以下を作ってみましたので、どうぞ。サンプル問題だけですので、問題数は10問しかありません。

 

公式模擬試験

AWS認定のアカウントから、模擬試験を受講することが可能です。SAAの模擬試験は全部で25問/30分。初見のシステムでの正直1分弱/1問は結構キツかったです。この模擬試験は出来れば受験した方が良いです。私の場合は、試験の2~3日前に受験しました。

この模擬試験の利点としては、実際の試験システムで受験出来るので、システムでの入力方法に慣れることが出来る自分の苦手な分野を把握することが出来る、そして何よりも試験問題の傾向が掴めることですよね。 因みに私の場合は、色々と試験システムの問題があったり、本試験の前日になって漸く模擬試験を受験すること出来たのですが、それでも多少の役には立ちました。

出来れば怪しげなところはメモするなりして、試験後にクラウド活用事例集で見直した方が良いでしょう。 因みに私は場合の点数は以下のような感じでした。最後のDefine Operationally Excellent Architecturesが0点なんですが、そもそもここの配点は6%なので、試験問題数が少ないので、何か一問間違えたんでしょうね。

試験当日の注意点

AWSの試験はPSIという米国の会社が実施しています。日本の試験会場はあくまでもKiosk端末というPC環境だけを提供しているので、試験会場の人に試験の中身のことを聞いても何も答えてくれません。というか、彼らは何も知りませんので、例え試験システムがフリーズしようが、問合せする先は、試験会場の方ではなくて、画面の向こう側で監視している試験官(from アメリカ)です。 何か質問があったり、指示は全てKiosk端末のLive Chatで来るのですが、なんでだか全て自動応答感があるんですよね。多分全ての回答が定型化されていて、それを選択しているだけ何だろうなーと。

試験は開始予定時間の15分前から受験することができます。つまり10時開始の場合は9時45分から試験室に入室し、試験開始することができます。試験時間自体は、試験開始と同時にカウントダウンとなるので、特に早く初めて遅くても特に何もありません。また試験中は、トイレなどでの途中退席は一切認められていませんので、トイレが近い方は済ましてから試験に臨んでください。また会場内に持ち込めるのは、身分証明書と補助IDであるクレジットカードだけです。

私の場合はおおよそ1時間で回答し終わったので、そのまま退席しました。また試験の合否に関しては、その場でわかります。試験セッションの終了をクリック後、アンケートに答えると、シンプルにあなたはAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトに合格しました。と出てきますので心の準備してしておいてくださいね。

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試験勉強でのポイント

Photo by Carl Heyerdahl on Unsplash

主要なサービスの使い方という点はしっかり抑えておくべきだと思いますが、その中でも今回私が受験した感じでのポイントは以下になります。

  • Redshiftクラスタの考え方
  • CloudFormation と Elastic Beanstalkの違い
  • DynamoDBのベストプラクティス
  • KinesisとSQSのユースケースの違い
  • S3使用に関するベストプラクティス
  • バックアップの種類とベストプラクティス(S3-Glasier/EBS)
  • EFSとS3のユースケースの違い
  • 暗号化の方法(S3サーバサイド/KMS/顧客マスタキー/SSL)

以上の部分は、結構研修の中では語られてはいるとは思うんですが、あまり理解が及んでいない部分だと思うんですよね。特にKinesisに関しては、一度Blackbeltなどで確認しておくことをお勧めします。サーバーレス構成においては、Kinesis/Lambda/SQS/DynamoDBは外せないサービスであるのと同時に、サーバーレス構成というのはAWSの中でも高可用性かつコスト最適化の重要なオプションになっていますので、必ず出ます。

参考図書

今回私は使用しなかったのですが、一般的にお勧めされている図書を紹介します。

一応参考図書として書きましたが、正直なところでは、AWSで準備されている情報の整理がされているだけではあるので、研修を受講した方であれば、研修資料を読み返す、もしくはクラウド活用事例集を読み漁ることでカバー出来ると思いますが、足りない時間を埋めるという意味で活用するメリットもあるかもしれません。

 

最後に

AWSソリューションアーキテクトは、AWSを用いたシステムをどう考えれば良いかということを学べるという意味も勿論あるんですが、それだけではなくクラウドでシステムを構築するということでどういうところに気を付けなければならないのか、どういう風にシステムを構築すれば、高可用性、耐久性、信頼性ということが実現できるのかというように、AWSのみならず、まさにクラウドソリューションアーキテクティングを体系的に学ぶのに、とても良い資格のように感じました。

MicrosoftからもAzure関連のMicrosoft Certified Professional (MCP) 認定資格もありますし、GoogleからもGOOGLE CLOUD CERTIFIEDという資格がありますので、どちらからのエントリーでも良いと思いますが、クラウド市場の中ではAWSが今の所ブッチギリの状態です。AWS (6割) > Azure (2割) > GCP (1割)というような構図になっているみたいなので、どれを取ろうかと悩んでいるかつ、特に業務で求められている訳ではないのであれば、AWSから勉強するのは良い選択なんじゃないかと思います。

では、これから受験を目指そうとしている方は参考にして貰えたら嬉しいです。

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