AI・スマート住宅EXPOの潜入レポ

スマートホーム
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どうもTKです。

今回はタイトルの通り、AI・スマート住宅EXPOという展示会に潜入してきました。スマートハウスというジャンルが盛り上がっきた証拠なのか、年々参加する会社も増えてきているみたいですね。

参加している企業には、我が家でもお世話になっているスマートデバイスメーカーや、スマートハウスソリューションを提供しているベンダなど約20-30社ほどが参加していたと思います。比率の感じとしては、どちらかというとスマートデバイスメーカというよりも、スマートデバイス(センサ)などを纏めてハウスメーカーにソリューションとして提供するようなベンダが多いのが印象でした。

さて、今回はAI・スマート住宅EXPOで感じた今後のスマートハウス/ホームのトレンドやキーワードなどを纏めて紹介していきたいと思います。

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参加していた主な企業

全部を網羅できたわけではないですが、パッとみた感じの参加してきた企業(デバイスメーカー含む)は以下のような感じでした。企業によっては自分たちでIoTデバイスを開発するというよりもデバイスメーカーを束ねて一つのソリューションとしてハウスメーカーに売り込むような企業のイメージが強かったですね。

  • Link Japan(デバイス)
  • LifeSmart(デバイス)
  • ラトックシステム(デバイス)
  • Glamo(ソリューション/デバイス)
  • 日栄インテック(ソリューション/デバイス)
  • Qrio(デバイス)
  • nasnos(デバイス)
  • JLabs(デバイス)
  • Sony(ソリューション)
  • アクセルラボ(ソリューション)

個人向けデバイスはおそらく本展示会ではメインターゲットにはなってないんでしょうね。

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トレンドキーワードはスマートハウスソリューション/ZEH&HEMS/Z-wave/サブスク

全体としてハウスメーカーなどの企業向けの展示会のためか、ターゲットはハウスメーカーや不動産業者が多かったですね。つまりスマートハウス化することで、住宅の単価を上げて、付加価値をつけるということですね。

日本も高年齢化が進み、また都心での人口が集中してしまっているせいか、やはり新規住宅の建設が年々下がっているみたいです。そのためハウスメーカーの市場自体が縮小してしまっているため、今後の活路としては住宅そのもの単価を上げていくしかないわけですね。

なんかこんな話をきくと、どこぞの大手通信キャリアと似たような状況ですが、日本国内だけを考えるとやはり市場としては縮小方向になっていくのは仕方のないところですね。

話を戻しますと、その住宅を単価を上げる手段として今再注目されているのが、このスマートハウスというキーワードになるわけです。

2020では今まで価格や技術などで実現できなかった様々なことが、技術革新による現実のものになっており、今後もこういった新しいガジェットには期待できますね。

前置きが長くなりましたが、今回の展示会でいくつか気になったワードについて紹介していきますね。

スマートハウスソリューション

ソリューションだなんてなんか難しい言葉のように感じる方もいるかもしれませんが、要はスマートハウスのセットアップを個人やハウスメーカーに代わってワンストップで提供するベンダのことです。

Google Homeをはじめとするスマートスピーカーであっても、世間での認知度や使用者の満足度は高いながらも依然として普及率が上がらないという状況が続いているようです。その原因は何かというと、何か難しそう、操作がよくわからない、パソコンに詳しい人じゃないとできないんじゃないかといった固定概念から、普及が進んでいかない。

また何でもできると言いながら、プログラミングが必要だったり、開発が必要だったり、どんな人でも(ITに疎い人など)導入できているわけではないというが現時点のスマートハウスの実情かと思います。そういった個人やハウスメーカーに代わって予めこういった開発を一手に請け負うような事業が今後水面下で益々増えてくると思います。

例えば、スマートハウスの賃貸物件であれば付加価値をつけた値段にできたり、新築物件の販売の際に、スマートスピーカーなどを予め壁に埋め込んで状態で販売したりするなど、おそらく今後こういった物件が増えていくことが予想されますね。

ZEH(ゼッチ):ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス/HEMS(ヘムス)

次にZEH(ゼッチと読みます)について紹介していきますね。ZEH(ゼッチ)とは見出しの通り、Net “Z”ero “E”nergy “H”ouseのことで、スマートハウスや再生エネルギー、エネルギー効率などの複数の要素(熱効率・省エネ・創エネ)を組み合わせることで、住宅からの排出エネルギー量をゼロにするという考え方です。(経済産業省資源エネルギー庁 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について)

数年前にHEMS(ヘムス)というキーワード出ていましたが、その時には正直あまり注目されていなかったんですが、今回の展示会ではHEMSというキーワードが何度も出てきていました。HEMSとはHome Energy Management Systemの略になるんですが、主には太陽光発電や蓄電池を持っている人向けのものだったのでほとんど普及しませんでした。しかし2020からは各家庭の電力やガスの検針計がアナログのものからデジタルのものに変わってきており、戸建てだけじゃなく賃貸マンションなどにおいても続々と自宅のエネルギーをリアルタイムに管理できるようになってきます。

個人的は、このZEH(ゼッチ)/HEMS(ヘムス)という考え方が、当サイトでも実施してきたスマートデバイスを用いたスマートハウスというものと重なってきたと感じています。これまでは照明やテレビ、エアコンを操作するだけがスマートホームでしたが、このHEMSという考え方を使えば、電気代の使い過ぎなども考慮した上で、自宅を最適なエネルギー効率で適切な温度にしてくれたりできると思います。また外出先から赤外線学習リモコンで電源を操作し、その際のエアコンやテレビなどの使用電力量から判断して、本当に操作できたかどうか確認する手段として使用することも可能になると思います。

Z-wave(ズィーウェーブ)

Z-waveとは、デンマークのZenSys(アメリカSilicon Labに買収された)で開発されたIoTデバイス向けの新しい無線規格になります。実は欧米などのスマートデバイスでのZ-waveの無線規格の方がすでにメジャーになっており、今年になってようやく日本での対応デバイスが増えてきたような状況です。

日本のIoT向け無線規格としては、BluetoothやZigBee、WiFiなどが主流ですが、これらは実は全て2.4GHzを使用しています。そのため、近年の無線デバイスの急激な増加に伴い各家庭では2.4GHzの混線が頻発しているんですよね。

その点、Z-waveでは920MHzを使用しているので、無線の混線は発生しませんし、Zigbeeと同じくメッシュ型のネットワークになっている(子機同士が通信するのでハブが不要)ので、より遠くまで通信ができるようになっています。

なんで日本でこれまで来なかったのかという単なる周波数が空いていなかったというだけですね。地デジの完全移行に伴い日本でも漸く920MHzが空いたということで最近になってZ-waveが来航してきたわけですね。

最近の日本のデバイスメーカーでも続々とZ-wave対応の機器を増やしており、特にZ-wave対応のスマートハブというもの増えているような印象です。今後は益々Z-wave対応のスマートデバイスが増えるでしょうし、今まで使用できなかった海外のたくさんのZ-waveデバイスが使えると思うとワクワクしますね。但し、海外のものを使う際には技適認証済みのものを使うようにしないと違反になってしまうので注意しましょう。

サブスク(サブスクリプション:Subscription)

スマートハウスにも流行りのサブスクモデルがついに来ていますね。スマートデバイスって正直やたら高いものってありますよね?一つのデバイスだけで2~3万ぐらいしちゃって、かつそんな高いデバイスを自宅に一体いくつ準備すればいいんだよみたいなことも実際に起きてしまっています。

スマートハウスのサブスクはそんな高いデバイスを購入せずに月単位もしくは年単位でレンタルするような使い方になります。例えば実際にあるものでいうと、スマートロックのサブスクがありますね。

スマートロックというと、Qrioやニンジャロックなどがありますが、どれも2~4万程度するモデルもあって、この価格がネックとなり導入を断念する人もいると思います。ビットキーという企業では、ビットロックというスマートロックのサブスクを提供しており、年間3,600円(月300円)で使用することが可能になっています。

一般的な2年更新の賃貸であれば、2年で7,800円と考えると鍵の形がマンションに依って使えなくなるかもしれないという不安がある家であれば、買い切りではなくこの値段で使用するといういった選択もありかもしれませんね。

正直このモデルが個人向けのスマートハウスで流行るのかどうかは懐疑的ですが、少なくとも賃貸業を提供するハウスメーカーや、ホテルなどでは確実に浸透すると思いますよ。

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注目のスマートデバイスメーカー

最後に展示会で目に付いた注目のスマートデバイスメーカーを紹介していきたいと思います。

Link Japan

なんだかいつの間にかeRemoteシリーズで有名になったLinkJapanですね。元々は中国のBroadlink社のものを輸入販売していたように見えましたが、どんどん自社開発のデバイスも増えていますよね。

個人的には電力までコンセントで監視ができるeRemote Proや、電動カーテンのeCurtainは面白い商品だと思いますね。今後はもっと個人向けの商品を出してくれることを期待しましょう。

LifeSmart

今回はアクセルラボで提供するソリューションの一つのデバイスとして使用されていました。此方も元々おそらく中国の会社だと思います。製品としてはウェブサイトを見る限りかなり幅広くIoT製品を扱っており、カメラ、赤外線、センサー、電球、鍵など今市場に出ているタイプの製品をワンストップで扱えそうです。Homekitにもサポートしている製品も多そうなんですが、日本での個人的販売はまだ出来て無さそうです。

唯一日本で既発売なのは、SPOT(赤外線学習リモコン)だけですね。

今後の日本での発売も進めて、格安スマートハウスなども作ってみたいですね。

Glamo

iRemoconの販売メーカーになります。今までは正直この赤外線学習リモコンしか、私も知らなかったんですが、今回展示されていたのは、Glamo smart lockと呼ばれる完全独立型のLTE-M搭載のスマートロックになります。個人向けの住宅では正直需要は無さそうですが、民泊や倉庫などでの利用は結構あるかも知れませんね。因みにWiFiタイプのスマートロックもあるみたいです。

ラトックシステム

此方も赤外線学習リモコンのメーカーになります。日本ではやたら赤外線学習リモコンの製品が充実しているというか、多分無線だと技適がネックになって普及の壁になっているんじゃないかと思いますね。

ラトックシステムの赤外線学習リモコンの特徴は何と言ってもその小ささですね。展示されているものも見ましたが、他社のものよりも半分以下ぐらいのサイズでした。alexaやGoogleアシスタントとの連携もでき、センサーも温湿度、照度とついており、この値段で実現出来ていることに関しては良い出来です。

但し、音声で操作できる家電数に制限があったり、タイマーの設定などに制限があるなど、一部出来ない機能もあるので、使用用途に合わせて選んだ方が良さそうです。

日栄インテック

今回の展示会で結構驚きの製品を出していたのが、日栄インテックです。正直聞いたことないメーカーだったんですが、個人向けというよりはハウスメーカー向けの製品だからでしょうね。

ここのメーカーが出していたのは、スマートミラーといって、鏡の中にAndroidや、スマートスピーカーを入れるという製品です。朝を洗面所で身支度をしながら今日のニュースを見たり、メイクのYoutubeの動画を見ながら、化粧をしたりとなかなか面白い作りです。

既に大阪でこのスマートミラーを導入したモデルルームが出ているみたいです。但し個人的には面白くはあるものの、まだ自宅への普及にはもう少し課題がありそうです。正直かなり大きいiPadでもでれば、それで事足りそうですし。

nasnos

こちらも全く聞いたことないメーカーでした。元々はカーテン関連のものを販売していたメーカーらしいんですが、近頃無線操作系の製品を発売しており、その無線というのに実はZ-waveを使用しているために、今後スマートカーテン市場に出てくるんじゃないかと期待しています。

特に個人的に注目したいのはバーチカルブラインドタイプのスマートカーテンですね。 ロールカーテンと通常の住宅カーテンタイプの電動カーテンは既にありますが、この製品はまだ市場で見かけたことなかったんです。nasnosの製品には電動バーチカルブラインドは法人向けに販売されているみたいで、残念ながらまだ個人向けには販売されていないみたいです。

電動バーチカルブラインドがZ-waveを使用していてかつ、個人向けに販売がされるようであれば、是非購入を検討したいところです。

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