Apple Cardとは何か?日本での対応とKyash Cardとの比較

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2019年夏のAppleイベントにてゴールドマンサックスと提携したAppleのクレジットカード、Apple Cardが発表されましたね。今のところ米国の一部のユーザー向けに先行サービス提供されていますが、そのうち日本でも使用できるようになるんでしょうね。

そもそもApple Cardって何なのか?使う価値があるのか?今までのクレジットカードと何が違うのか?など、疑問に思うようなところを色々と調べてみましたので紹介してみたいと思います。

Apple Cardとは?

先ずはApple Cardとは何かなんですが、Appleがゴールドマンサックス社と MasterCardと提携して作成したクレジットカードになります。因みにゴールドマンサックス社は米国の金融系企業グループで傘下には多数の金融系企業(証券会社、不動産事業)がいます。日本でもゴールドマンサックス証券などが有名です。

なんでAppleがクレジットカードを作るの?という疑問を持つ方もいると思いますが、実はAppleがクレジットカードを作るのは今回が初めてではありません。1986年にも同様にAppleからクレジットカードが発行し、マッキントッシュPCの支払いなどに充てることができたみたいです。

Apple Cardの一番の特徴は、iPhoneと連動させて使用できるクレジットカードということです。今までのApple Payは手持ちのクレジットカードをiPhoneに取り込んで使用できるというものでしたが、今回のApple Cardは仮想的なクレジットカードをiPhoneの中に作成することができ、さらに店舗での支払いにも使えるように、物理カードも送付されるというものです。

Apple Cardの日本での対応は未定

結論から先に言うとApple Cardは2020年1月現在では、日本での発行の予定はありません。

2019年8月に米国で一部の先行ユーザーにだけ発行された後、現在では米国内の一般ユーザーの誰でもApple Cardを申し込みできるような状態になっています。

因みに日本のユーザーは、米国のApple Cardは申し込みはできません。基本的にクレジットカードになるので、通常のクレジットカードと同様に信用審査後に発行が承認されます。そのため、少なくとも米国内ので住所や預金/収入などがないとApple Cardは申し込みできません。

但し、一度発行されればその後は世界中のどこでも使用はできます。

Apple Cardのメリット

最大3%のキャッシュバック

クレジットカードという観点で評価するのであれば、Apple Cardの最大のメリットはなんと言っても最大3%のキャッシュバックですね。日本で導入された場合の仕組みはどうなるかわかりませんが、米国ではキャッシュバックという形になっているので、いわゆるポイントバックという形ではなく純粋に3%値引きという形になります。

但しすべての買い物は3%値引きになるわけではなく、Appleでの買い物に限定された形になります。詳しいキャッシュバックの区分を以下に纏めました。

お店キャッシュバック率
Appleでの買い物
 アップルストア、Apple.com、iTunes
 (アプリ、ゲーム、アプリ内課金)
 Apple Music、iCloudストレージ
3%
セレクトパートナーでのApple Pay支払い
 Nike、Uber、Uber Eats、T-Mobile、
 DUANEreade( デュエイン・リード )、
 Walgreens(ウォルグリーン)
3%
Apple Payでの支払い2%
全てのApple Cardでの支払い1%

Walletアプリと連携して家計を管理

iOSにプリインストールされているウォレットアプリにてApple Cardでの日々の支払い履歴や、利用傾向などをリアルタイムに管理することができます。

またアプリ上の画面では使用傾向ごとにカードの色が少しずつ変化するようになっています。7種類の支出カテゴリーがあり、それぞれのカテゴリーごとに別の色が割り当てており、最新の購入記録が即時に反映され、決済するたびにカードの色に変化するような仕組みになっています。例えば、食費が多ければオレンジの領域が増えていくような感じに。

Apple Cardで利用した買い物に限定されますが、通常クレジットカードのサイトを立ち上げて利用分を確認するような手間は一切不要になりますね。

チタン製の高級感

そしてApple信者の方であればこのApple Cardの見た目というのも大きなポイントになるんじゃないでしょうか。Apple CardはApple PayとしてiPhoneに入れておくヴァーチャルクレジットカードとして使えますが、物理カードも同様に用意されており、その物理カードに使われている素材がチタンになります。

お店でちょっとした支払いにこのチタン製のApple Cardが出てきたらちょっと「おっ!」と思ってしまいそうです。

通常クレジットカードで印字されるカード番号のようなものは一切なく、Appleマークと氏名のみが記載されるデザインはとりあえず財布の中に一枚入れておこうかなと思ってしまいそうなデザインです。

注意点

デメリットというものは特にないApple Cardですが、その取扱いが繊細過ぎるということは既に米国ユーザーからも多く上がっているようです。その声もAppleも認識しており、Apple公式ページにもApple Cardの注意点が記載してあります。

革製の財布の中に入れると変色する

おそらくチタン金属のせいだと思いますが、素材が理由でApple Cardを綺麗に保つコツとして以下のような注意が必要だと記載してあります。

・Apple Cardを拭く際には、糸くずのでないマイクロファイバーの布を少し湿めらせて優しく拭く

・マイクロファイバークロスをイソプロピルアルコールで 湿らせてカードをそっと拭く

チタン製のAppleカード に窓用や家庭用クリーナー、圧縮空気、エアゾールスプレー、溶剤、アンモニア、研磨剤を使用しないこと

革やデニムなどの一部の生地は、洗い落とされない永久的な変色を引き起こす可能性があります

そもそもクレジットカードを拭くようなことはしない気もするんですが、指紋や汚れが付きやすいのかもしれません。またクレジットカードだと基本的に革製の財布に入れないわけがないので、財布に入れると財布が変色するというのはクレジットカードとして致命的ですね。

硬い素材なので持ち運びには注意が必要

チタン製Appleカードは、柔らかい素材で作られた財布、ポケット、またはバッグに保管してください。

別のクレジットカードに触れることなく、財布や札入れのスロットにカードを置きます。 2枚のクレジットカードを同じスロットに配置すると、カードに傷が付く可能性があります。

チタン製Apple Cardカードを磁石の近くに置いたり、保管したりしないでください。カードを財布やバッグの磁気ラッチの近くに配置すると、磁気ストリップが消磁する可能性があります。

チタニウムのAppleカードを、ゆるい変化、鍵、または他の研磨性のある物が入っているポケットやバッグに入れないでください。

所謂カードが硬すぎて、他のカードを傷つけたり、他のクレジットカードの磁気をおかしくする可能性があるってことですね。

Apple CardはApple Cardだけで単品で持ち歩けというなかなかAppleらしいメッセージかもしれません。

Apple Card専用ケースで持ち歩く?

上述のApple Cardの注意の通り、Apple Cardはほかの物と一緒の財布に入れて持ち歩くにはあまり適してないみたいです。そのため、Apple Cardは専用のケースに入れて持ち歩くというのが、今のところの最適解になってしまっています。

Kyash CardとApple Cardの違いは?

似たようなスマホの中にいれるヴァーチャルクレジットカードとして有名なのがKyash Card(キャッシュカード)ですね。

Kyash Cardならポイントの2重取りが可能

Kyash Cardはそもそもクレジットカードではありません。正確にいうとVisaプリペイドカードというジャンルになるので、仕組みとしてはKyash Cardにクレジットカードを登録するという形になります。

そのため、クレジットカードのポイントと、Kyash Cardのポイントが2重で取れるというのが、Kyash CardとApple Cardの違いになるかと思いますね。

汎用性ならKyash Cardだが

Kyashは基本的にVisaカードが使えるところであれば、一律にKyashのポイントとクレジットカードのポイントが入ります。さらに高還元率のクレジットカードを使えば使うほどそれに追加してポイントが還元される事になります。例えば、REXカードであれば、1.25%の還元率になるので、1.25% + 1%で常に2.25%の還元率というが言えます。

但し、Apple Cardであっても、Apple関連の支払いなら3%、さらにApple Payでの支払いなら2%のキャッシュバックになります。Apple Pay自身も最近は色んなところで使用できますし、日本であってもiDとQUICPayが使えるところであれば、Apple Payが使えるので店頭での支払いが多いのであれば、Apple Cardの方が良い部分もあります。

しかしネット決済ではApple Payでの支払いができるところはまだまだ少ないので、汎用性としてはKyashの方が使いやすいと思います。

Appleでの買い物ならApple Cardが最高還元率

但し、Apple関連の支払いであれば、常に3%のキャッシュバックが受けられることはやはり他のサービスと比較しても十二分なメリットがあると思います。

基本的にApple製品は家電量販店でもほとんどポイントが付きません。値引きもほとんどないので、Apple Cardを使うだけで常に3%安くなるというのが最大のメリットになりますね。

なので、Apple Cardを普段の買い物のメインカードにするというよりも、Appleでの支払い(iPhoneの購入、アプリの購入、Apple Musicの契約)にApple Cardを使用するというのが正解だと思います。

最後に

Appleが狙う、Apple Cardの使い道は、年々高騰するiPhoneの支払いの実質的な値引き策のように思えますね。

Apple公式ページのところにも「毎月のiPhone分割払いが常に3%安くなります」というように書いてあるので、完全に値引き策としての位置付けなのがわかります。そのついでに普段の買い物にもApple Cardを使ってもらうことで、クレジットカード事業という部分を作っていこうという戦略が透けてみえますね。それだけにApple Cardが今後ちゃんと収益を出していけるのか難しそうな気もしますが、一個人としてはとりあえずお得な内に使うが吉ですね。

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この記事を書いた人
Taka

スマートホーム x IT x 子育て。大手SIer勤務→ITアーキテクトの経験から面白そうな情報を発信していきます。独学でプログラミング勉強してWEBアプリ作ったり、Pythonいじったりしています。日曜プログラマ&エンジニアさんへタメになる情報をお届けします。

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