無印風のロングデスクをDIY!木材購入から作成までの手順

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今回は少し前に作ったテーブルの作り方を纏めていきたいと思います。少し前に引っ越しをしたんですが、その時に、どうしてもぴったりくる机が見つけられなかったんですよね。私が欲しいのはシンプルでかつ180cmぐらいの長い机が欲しかったんですよね。

夫婦でPCを触ることがよくあるので、必要な時はできれば横に並んで作業して、かつディスプレイなんかも複数並べちゃえるようなテーブルが欲しいわけですよ。

私のイメージとしては無印のこのテーブルのロング版です。

この無印テーブルはオークの無垢材で出来ているとはいえ、既に結構なお値段がします。(約35,000円)しかもサイズが幅110×奥行52×高さ70cmの完全にお一人様なわけですね。

でも無印もこういったニッチな要求に応えるべく、オーダーメイドをしてくれるらしいのですよ。こういう机をオーダーしようとすると、なんとその値段・・・

100,000円

も、しちゃうわけですよ。賃貸のマンションの机一つにこの値段払えるわけがありませんよね。

そして最終的に色々検討した挙句、再度この机のフォルムを見てみると・・・・あれ?・・・これ頑張れば(!?)作れるんじゃないか?と。

完成形だけ先にお店しちゃうとこんな感じに出来ちゃいました。

また今回のテーブル製作にかかった時間&費用は以下のような感じです。正直結構手間はかかりますが、自分で作るものは愛着も湧きますし、買うよりは安く作ることが出来ますよね。

  • 製作時間:3〜4日間
  • 製作人数:1〜2人(1人でも作れますが、木材の運搬が辛いと思います)
  • 製作費用:2万弱(工具含む)(内材料費:〜1万程度)

以下が今回のテーブル作りで使用した主な材料になります。

  • ホワイトウッド材
  • 木ダボ 8mm
  • ワトコオイル
  • 電動ドリル
  • ダボ錐
  • 直角定規
  • 木工ボンド

さて、行きましょう。無印風テーブルの作り方です。

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STEP1 工具の調達

必ず必要なもの

ワトコオイル

木材をそのまま組み立てると、白い木の状態で家具が出来るんですが、出来ればもう少し格好良く作りたいですよね?しかも安いをオシャレにビンテージ風に作るなんてDIYの醍醐味だと思います。

そこで行うのが、オイル塗装と呼ばれる方法です。色の付いたオイルを木材に塗り、染み込ませることで、自然な感じの風合いで木材に色をつけることが出来ます。

どれくらい色が違うかと言うと、こんな感じです。

左からダークウォルナット/ミディアムウォルナット/ドリフトウッド/エボニー/マホガニー/チェリー/ホワイト/ナチュラル。引用:https://makit.jp/01076/

全く違いますよね?正直結構面倒ではあるんですが、格好良い家具をDIYするのであれば、この手間は惜しまないことをオススメします。

木ダボ

これも必須ですね。今回は、厚さ25mmの木材を使っていますので、8mmの木ダボを使用しています。因みに自分で木ダボを作ることも出来るらしいんですが、強度的に弱くなることもあるのでオススメしません。

ダボ錐

ダボ継を行うために、木ダボを入れるためのダボ穴を作る必要があります。このダボ穴を作るためには、ダボ錐という穴あけ用の器具を使う必要があります。

Unidyなどで電動ドリルを借りて、店舗でやってもいいのですが、自宅でじっくりやる場合にはこちらも用意しておく必要があります。ダボ錐のサイズは木ダボのサイズと合わせたものを購入しましょう。

電動ドリル(もしくはインパクトドライバー)

今回はネジを使いませんが、ダボ錐を使ってダボ穴を開けるため、電動ドリルが必要となります。

電動ドリルは性能によってピンキリですが、あまり簡易的過ぎるとパワーが足りずに、木材に弾かれることもありますので、木材の種類なども考慮して、多少余裕を持った性能のものを使うことをオススメします。

ハンドサンダー

最後の仕上げに使用する紙やすりをセットして使うハンドサンダーになります。もちろん電動サンダーの方が良いんですが、値段の安さと手軽さが良いですね。紙やすりは基本的に目の荒いものからだんだんと細かいものにすることで、ツルツルのテーブルに仕上げることが出来ます。

カンナ

テーブルなので、テーブルの角があると少し痛いです。これをしなくてもテーブルの機能的には問題ないのですが、この角取りをするかしないかで、テーブルの使い心地が変わるのでやることをお勧めします。但し、今回は角取りだけに使うので、あまり大袈裟なものは要らないです。

木工ボンド

こちらもダボ継の時に使います。木ダボの取り付けや、ダボ継の接着面に使用することでより強固に接着させることが出来ます。ボンドを木ダボに染み込ませることで木ダボが膨らんでより外れにくくする作用もあるらしいです。

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合ったら便利なもの

電動サンダー

ハンドサンダーの代わりに電動サンダーがもしあれば、こちらの方が断然便利で早いです。今回は一次仕上げのヤスリで電動サンダーを店舗で借りて使いました。

ローラー

ワトコオイルを木材に塗る時にこんなものが合ったらより便利ですね。因みに今回は家庭用のスポンジで代用しました。

木槌

ダボ継の時には木と木を密着させる必要があるので、継ぎにくいところではこういった木槌もしくはハンマーを使いと便利です。使用する際には、当て板を使うことをお忘れなく。(直接木を打つと、木が凹みます)

クランプ

こちらもダボ継の固定用です。今回は使わなかったのですが、多分こちらもあるとより綺麗にダボ継できると思います。

蜜蝋ワックス

最後の仕上げに使うワックスです。用途としては主に撥水と木材の保湿になります。最後の仕上げにニスを使う人もいますが、折角の木材で作った家具なので、木材の風合い、経年劣化を楽しみながら、お手入れをしていくのも良いですよね。効果は大体3ヵ月程度を目処にワックスを掛け直してあげると良いですが、我が家は半年に1回程度で実施しています。

因みに蜜蝋ワックスはほぼ全て天然素材(油+蜜蝋)で作られているので、身体に優しい成分のものとも言えます。

ダボマーカー

ダボ継の際にあると便利です。接合する木材同士で全く同じ位置でダボ穴がないと上下を接合できないのですが、その位置を決める際にこれがあると結構便利らしいです。今回は使わなかったですが、ない場合には定規で場所を細かい採寸する必要がありました。

作業用グローブ

これは結構地味に必須と言ってもいいかもしれないものですね。なくても正直大丈夫なんですが、重いものをもったり、木のささくれなどから手をガードするためにあるとないとでは、作業効率が違います。

STEP2 設計作図

先ずは何よりも設計が重要ですね。素材もそうですが、まずはどんな形にするのかは自分好みに作れる特権というか・・⇒一番面倒くさい部分ですからね。

本当はこういう設計図って、CADとかでサクッと書けちゃうんでしょうけど、ワタシのPCにそんなソフト入っているわけもありませんし、かつそもそもCADの使い方なんて知りません。なので、今回のワタシの設計図は全てExcelで作図しています。

設計のポイントは何よりもこの長さですね。今回は180cmのロングテーブルは外せないポイントでした。もう一つの大きなポイントとしては、釘を一切使わないで、木ダボと呼ばれる木ネジのようなものを使ってダボ継という方法を使っています。これはこれを使うことで、天板の上から一切穴を開けることなく、テーブルを組み立てることができるので、何よりも見た目が美しいわけですね。

因みにどういう風になっているかというとですね、以下のような感じで木材と木材の間にダボ錐という工具を使って穴を開けて、その中に木ダボ+ボンドで貼り付けるような感じになります。ボンドを使うと木ダボがボンドの水分を吸収して膨張するのでより強固な感じで接着することが出来ます。

https://makit.jp/01589/

また180cmもの長さをテーブルにすると板がたわむことや、耐荷重性に不安があったので、板の厚みは全て25mmに統一しています。

これで作りたいテーブルの設計が出来ましたので、次は材料を選んで行きましょう。

STEP3 木材を調達する

加工状態から選ぶ

木材を選ぶ時には先ずは無垢材/集成材/合板を使うのか考える必要があります。

無垢材とは、加工がされていない木を切り出した状態の木材のことで、余計な加工がされていない分、木材本来の風合いがあるのですが、一方で木材の反りが大きくなったり、そもそもの値段が高くなったりしてしまいます。因みに一枚板(木一本から一切継ぎ接ぎしないで作る天板のこと)と呼ばれる高級木材は全て無垢材の区分になります。

集成材とは、板材や角材などを接着して貼り合わせ、一つの塊にした木材です。無垢材に比べて反りなどの狂いが生まれにくくなっており、一見すると無垢材のようにも見えますが、細かい複数の木材を繋ぎ合せて作っているものです。値段も安く、無垢材と比べて反りなどの品質が安定していることが特徴です。

合板は、薄いボード材を複数枚貼り合わせて作られた木材です。強度が高く大きなものが作りやすく、価格が安いのですが、切り口の見た目があまり美しくないのと、比較的薄いタイプが多いです。

因みに今回のテーブル作りでは、天板と脚板には集成材を使って、幕板(天板と脚板に直角になる板)には2×4の無垢材を使っています。

木材の種類から選ぶ

木材の種類は、本当に色々あります。安いものから、高いものとピン切りなんですが、高い木材が今回のDIYの目的に合うかどうかはまた別の話になります。

一般的に良い木材と呼ばれるオーク材(楢)、チーク材、ウォールナット材、マホガニー材などは、木目の美しさとその丈夫さが人気の木材ですが、木材としては少し重くかつ堅いです。また金額も他のものと比べると高級になり、ホームセンターなどでは基本的にあまり売っていません。自宅で切ったり、ヤスリがけをしたりするなどの加工を考えるとこれらの木材はDIYに向いているとは言い難いです。

では、どの木材を選ぶかなんですが、一番はホームセンターで何が手配出来るかにはなってしまいますね。タモ材、バーチ材、パイン材、ラバーウッド材、ホワイトウッド材などが比較的ホームセンターで入り易く、また木自体が柔らかいので加工がしやすいと思います。

因みに今回は値段の手頃さと調達のし易さ、加工の利便性を考慮して、ホワイトウッドを購入することにしました。

今回はボード板(250cm x 50cm)を購入のため、木材の種類は一緒だが写真とは別のもの

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STEP4 木材の削りだしとサンダー加工

  1. ホームセンターで木材の切り出しを行う
  2. 電動サンダーでヤスリがけ(一次仕上げ)
  3. かんなで角取りをする

木材の切り出しとやすり掛け

ホームセンターであれば、木材の切り出しは有料もしくは無料でやってくれます。STEP 1での設計図を基に、お願いしましょう。

切り出しが済んだら、最初のヤスリがけも出来ればお店でやっておきたいですね。店舗によっては、加工場や工具を貸し出しているところもあるので、そちらを使った方が便利です。今回はUnidy(ユニディ)で木材を購入したので、そのまま一次削りもその場でやってしまいました。

因みに借りたのは、電動サンダーです。紙ヤスリ部分は消耗品になるので、別途購入しましょう。

かんなで角取り

先ずはかんなでテーブルの角を取っていきます。かんなというと結構難しそうな感じがするんですが、今回使ったかんなはかなり小さい手軽な感じに使えるものを使用しています。

引用:http://ll1a9o3ll.hatenablog.jp/entry/2015/04/10/102557

かんなをかける時の注意点としては、なるべくかんながけをする角度を固定する(変えない)ことと、途中で止めずに一気にやることです。とは言ってもやっぱり途中でガツガツ止まってしまうかもしれませんで、この段階ではそこまで気にしなくても大丈夫です。最終的には、サンダーで仕上げていくので。

これで、木材の調達、切り出し、一次削りが終わりましたね。ここからは自宅に持って帰っての作業になります。

STEP5 オイル塗装

オイル塗装には、準備しておいたワトコオイルを使います。今回は、ビンテージっぽい風合いにしたいと思っていますので、ウォルナットのものを選んでいます。

細かい手順としては以下のような感じです。

  1. ワトコオイルを全体的に均一に塗る
  2. 6時間乾燥させる
  3. 2回繰り返す
  4. 最後に細かいヤスリで表面を滑らかにする

塗り方は、ローラーやスポンジなどでなるべく均一に塗っていきます。全体に塗り終わったら、6時間〜程度乾燥させます。これを〜3回程度繰り返します。色をどの程度まで塗り込みたいかに寄りますが、少なくとも2回は塗ったほうが良いです。一度だけだと、色がはっきり出ませんし、木材への色の染み込みが足りないと思います。

ワトコオイルの乾燥中

最後のヤスリ仕上げは、ワトコオイルを塗った部分は全体的にしっとりというかねっとりとザラついた感じになります。これを仕上げるために細かい、出来れば防水用の紙やすりで表面を仕上げます。

STEP6 組み上げ加工

ここからが1番の山場の部分になりますね。大きな手順としては以下のような感じになります。

  1. ダボ穴を天板と脚板、幕板にそれぞれ開ける
  2. 木工ボンドをダボ穴に少しだけ入れて、木ダボを差し込む
  3. 幕板を脚板を繋げる
  4. 幕板&脚板を天板に差し込んで繋げる
  5. 木工ボンドを乾燥させる

早速電動ドリルにダボ錐をセットしてそれぞれ穴を開けていきましょう。

穴を開ける時の目安ですが、ダボ継は木ダボで固定するので、大体木ダボの半分ぐらいを目処に穴を開けていきます。天板については貫通させないように気をつけてください。

またダボ継の際に、上下の穴の位置をきっちりと合わせる必要があるので、ダボマーカーがある方はダボマーカーを使ってください。ダボマーカーがない場合には、以下の画像のようなやり方で合わせるのも有りです。

ダボ穴を開ける位置は天板に13箇所(幕板用5箇所+脚板用4箇所ずつ)、脚板に4箇所(幕板用に2箇所ずつ)開けていきます。位置は定規などを使って正確に測ってください。

ダボ穴が全て開け終われば、ほぼ終わったようなものです。あとはダボ穴にボンドを少し垂らして、木ダボを入れていきます。

いよいよ接合になりますが、接合の際には、接合面の部分には木工ボンドを垂らして置くと、より強固に接合することができます。

あとは設計図面通りに組み立てて行けば、ほぼ形としては完成になりますね。以下が組み立て後のロングテーブルになります。どうですか?形としてはっぽい感じになっていると思います。

因みに一緒に本棚も右に作っていますが、これの設計図はまた後ほど。

STEP7 仕上げ加工

最後は仕上げの加工になります。加工仕上げは大きく3つです。

  1. サンダーで全体にヤスリをかけていく
  2. 全体に蜜蝋ワックスをかける

サンダーで全体にヤスリをかけていく

かんなをかけ終わったら、今回は電動サンダーを持っていないので、ハンドサンダーを使います。ハンドサンダーに紙やすりをセットする際には、一個ぶんにカットしてからつけると綺麗につけることができますね。

紙やすりの目安は、最初に一次仕上げをしている場合には、#200~#300ぐらいから初めていくのでも大丈夫だと思います。そこから徐々に細かいヤスリにしていくのですが、どこまで細かくするかは、もう自分次第ですね。私の場合は#800ぐらいまでやりましたが、おかげで表面がツルッツルになりました。

全体に蜜蝋ワックスをかける

最後は、蜜蝋ワックスを塗っていきます。蜜蝋ワックスの効果は、主に撥水(防水)と保湿です。要らないタオルや布の切れ端をなどで適量を取ってから、全体に薄く均一に塗り込んでいってください。塗り終わったら、1〜2時間乾燥させて、出来れば2度塗りした方が長持ちします。最後には、乾いたタオルで余ったワックスを表面から取り除けば、これで全ての作業は完了となります。

そして、完成


どうですか?パソコンも既に配置しているので、大体のイメージも付くと思いますが、このテーブルであれば、二人で同時で並んで作業するのは簡単に出来ますし、テーブルの横幅的にも十分だと思います。

また奥行き50cmを取っているので、パソコン作業と並行して、物書いたりするスペースも出来ています。

最後に

さて、如何でしたでしょうか?無印風のロングテーブルになっていますかね?個人的には大満足の仕上がりになっていて、正直少し作りの荒さは感じるところもありますが、使用感に関しては全く問題ないというよりもむしろ市販のテーブルなんかよりも気に入っています。

やっぱり自分で作成したものは、買ったものよりも愛着が湧くというのもありますし、たまにワックスがけでもして、長く使っていきたいと思います。

今回は一番シンプルな形ということでこれで作りましたが、もう少しアレンジするのであれば、ケーブルトレーをつけたり、引き出しをつけたりなど色々やりようはあると思います。

皆さんもどうしても自分の家に会うテーブルが見つけられなかったら、是非自宅でDIYチャレンジもありかもしれませんよ。

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