【Homebridge】 赤外線リモコン:Nature RemoをAppleホームアプリ(Siri)に完全対応化

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今回遅ればせながらNature RemoをGETすることが出来たので、この機会に我が家の赤外線リモコンを全て黒豆(Broadlink RMmini)からNature Remoに切り替えていきたいと思います。

Nature Remo自体は前々から知ってはいたんですが、黒豆と比べると少々値段が高いのがネックだったんですが、Nature Remo miniの方ではなく、Remoの方であれば温湿度&照度&人感センサーと複数のセンサーがついていて、かつ黒豆よりも広範囲に届くような設計(壁掛け)であることを考えるとNature Remoの方が使いやすいとも言えます。

Nature Remoはスマートホームデバイスの中では珍しく国産の赤外線学習リモコンになります。特にエアコンの操作に特化しており、国産メーカーであれば基本的にプリセットでリモコンが登録しており、ワンタッチで使用することが出来ます。

今回はNature RemoをAppleホームアプリ(homekit)で操作できるようにラズベリーパイという小型サーバを使って、ライフハックしていきましょう。使用するプラグインは3つになります。なんで3つなのかというと、どれも一長一短があって、おそらく全てを登録することで漸く一人前というのがTKの印象です。

そのため今回は以下の3つを使ってhomebridge構築していきましょう。

  • エアコン特化プラグイン
  • センサー情報(温度湿度照度情報)を取得するプラグイン
  • 赤外線学習リモコン特化プラグイン

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今回導入するプラグイン

エアコン特化プラグイン

エアコン特化プラグインは、Nature Remoと同じように見た目にも使いやすいように作られたプラグイン(homebridge-nature-remo-cloud-aircon)です。

バーをスライドすることで温度を変えたり、冷房・暖房・自動に切り替えることが出来ます。除湿/送風が対応していないのが、少し残念ですが、個別にボタンを作ることも出来るので、そちらは学習リモコンの方に組み込みます。

センサー情報(温湿度&照度)プラグイン

センサー情報プラグインは、ホームアプリ上で温湿度&照度を確認できるプラグイン(homebridge-nature-remo-sensor)です。これを使用することでSiriにNature Remoで取得した部屋の温湿度を確認することが出来ます。

但し、このセンサーの情報を使用してホームオートメーションは出来ないらしいです。ホームオートメーションを使用する場合にはEve roomなどのセンサー特化のデバイスを使う必要があるみたいです。

赤外線学習リモコン特化プラグイン

このプラグインは、赤外線ボタンを一つずつNature Remoに学習させて、homebridgeにコードとして登録していくやり方です。ボタンを一つずつ登録しなければならないので少し登録が手間ですが、その分自由度が高いので、やりようによっては一番使いやすいです。

但し、対応しているのはON/OFFの機能だけなので、スライドバーのような画面にはなっていません。

システム構成と必要なもの

では、今回の構成に必要なものを整理していきます。

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Nature RemoもしくはNature Remo mini

先ずはNature Remoそのものですね。miniでも基本的には操作は一緒になりますが、miniの場合は温度センサーしかついていないのでセンサーのプラグインは、不要(意味ない)です。

Raspberry Pi(通称ラズパイ)

もう一つは、ラズパイと呼ばれる簡単自宅サーバですね。勿論これを使わなくても要はLinux系のサーバであれば言い訳なので、Mac Miniサーバであっても、NASの中にDockerと呼ばれるツールを入れたものを使っても動きます。

ただ個人的にはなんだかんだラズパイが一番操作も簡単で、セキュリティ的にも気兼ねなく使えるという点では一番気に入っています。

インストール手順

では早速インストール手順について説明していきたいと思いますが、本手順ではラズパイの初期設定が完了していることを前提として、nodeソフトのインストールから説明しています。ラズパイの初期設定が完了していない場合は、まずは完了させてから本手順を実施してください。

node と npmのインストール

今回nodeはv10.15.0を使用していますが、新しいものにしておけばとりあえずOKだと思いますが、一部のプラグインでは互換性チェックで動作しないこともあります。

それ以上に新しいものの場合には、インストールしている他のプラグインが動かなくなる可能性もあるので、そこは注意してください。この手順で実施する方であれば、とりあえずはv10.15.0を使うことをお勧めします。

homebridgeのインストール

nodeが準備できたら、次はhomebridgeをインストールします。これは特にversionを指定せずにインストールしていますので、これを参考にした場合にはまたversionが変わっているかもしれません。

NatureRemoプラグインのインストール

ここでようやくNatureRemoのプラグインをインストールしていきます。今回はNatureRemoの全機能を使い倒すということで、一気に複数のプラグインをインストールしていきます。

インストール手順としてはとてもシンプルで以下のコマンドを実行するだけです。

特にERRORなく、インストールが完了すればOKです。

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アクセストークンの取得

次にNature Remoアプリで作成したアカウントを使って、アクセストークンを取得していきましょう。

Nature RemoはクラウドAPIと呼ばれる方法を使って、インターネットから家電を操作しています。アクセストークンとは、その際に使用するパスワードみたいなものです。

先ずは以下にアクセスして、作成したNature Remoアカウントでログインしてください。

https://home.nature.global/

ログインが完了したら、以下のような画面になっていると思うので、ページ下部にあるGenerate access tokenをクリックしてください。

あとは手順通りに進めていけば、以下のようにアクセストークンが取得できるはずです。これをメモ帳などにコピーしておきましょう。

因みにこのパスワードはこの画面を閉じると2度と表示できなくなるので注意してください。もし間違って閉じてしまった場合には、もう一度作成して、古いのを削除するようにしましょう。

設定ファイルの編集

ここまで出来たら、あとは設定ファイルを編集してあげるだけ何ですが、エアコンプラグインとセンサープラグインは以下のように書いてあげれば設定完了です。

赤外線学習リモコンプラグインに関しては、ボタンを一つずつ”学習”させてあげないといけません。先ずは最終的な設定状態を以下に示します。

環境によって変わる部分についてだけ補足すると、ACCESS_TOKENの部分は、前述のNatureRemoAPIサイトで取得したものを記入してください。またappliance_idについては、とりあえずNatureRemoを一つしか持っていないユーザーであれば、空欄でOKです。

複数の場合は、以下のコマンドで取得する結果からid情報を抜くらしいんですが、イマイチどのidを使えばいいのか解読できず、その内また試してみます。

赤外線学習リモコンの部分は、”s_on”: {“format”:”us”,”freq”:40,”data”:[]}となっていますが、[]部分に学習データを入力する必要があります。

少し手順がややこしいので、次の項目で説明します。

赤外線学習リモコンに学習させる

学習させる手順は大まかには以下になります。

  1. Nature Remoに向けて学習させたいボタンを押す(Nature Remoが青く光る)
  2. Macならターミナル(Windowsならcurlコマンド使えるようにする)でコマンドを打つ
  3. 表示された{“format”:”us”,”freq”:40,”data”:[404,505,505,~~~~~]}をコピーして、config.jsonの該当箇所に貼り付ける
  4. 1~3を繰り返し

というような感じです。

先ずは以下の動画のような感じでNature Remoに向かってリモコンのボタンを押してください。

次にすかさずMacなどのパソコンのターミナルで、以下のコマンドを入力。

するとこんな感じで表示がされるはずです。

そしてこれをconfig.jsonにそれぞれ貼り付けてあげればOKです。

あとはこれを学習させたいリモコンのボタンの分だけ繰り返します。少し時間がかかりますが、頑張るしかないですね。

因みにその他のいじる可能性があるパラメータですが、”delayBefore”は、ボタンを押してからの時間差を規定している部分です。少し時間差をかけたい時には、この値を1000msなどにするとラグが出ますが、基本的に0で良いと思います。

“command_order”については、一つのボタンをクリックした後に複数の赤外線ボタンをクリックさせたい時に使います。例えば{ “on”: [“s_on”, “s_off”, “s_on”] }にすれば、電源をつけて消してもう一度つけるなど。ボリューム操作の場合は、一つずつ押すのが面倒なので、{ “on”: [“s_on”, “s_on”, “s_on”] }などにすると良いと思います。

あとは”delayAfter”ですが、これは”command_order”でのコマンド間のインターバル時間になります。しかしここもあまり値を大きくすると遅さを感じることになるので、あまり大きな値にすることはオススメしません。どうしても入力などで不具合が出た時にだけいじりましょう。

起動の確認

あとはhomebridgeを起動してみて、エラーなどが出ないことを確認して、起動が無事確認できれば、Apple Homekit化の成功となります。

「homebridgeのサービス起動」

まとめ

如何でしたでしょうか?少し今回は3つのプラグインを同時にインストールしたので、作業量としては少し多めになってしまいましたね。

しかしこれで我が家にある赤外線リモコン達をようやく一掃して全てAppleホームアプリにまとめることが出来ました。かかった時間が長かったですが、これから節約できるだろう時間を考えれば、大満足の結果です。

皆さんもちゃんと動かせるようになったでしょうか?

なかなかやり方がわからないうまくいかないという方はコメント欄に書いて頂ければできる限りアドバイスしますので、お気軽にどうぞ。

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