最近電子マネーはもう電子マネーというよりもむしろ決済の手段といいますか、キャッシュレス決済というように言い換えることが出来ますよね。
今回はキャッシュレス決済の中でも、唯一ポイント還元ではなく、その場で現金値引きしてくれるQR決済アプリ、Origami Pay(オリガミペイ)を紹介していきたいと思います。
INDEX
Origami(オリガミ)とは?
キャッシュレス決済の一つで、決済の区分としてはポストペイド型(使った後からクレジット決済)のものになります。
項目 | Origami |
年会費 | 無し |
会員ランク | 無し |
還元率 | 店舗により変わる |
一日の利用限度額 | 100万円 |
区分 | ポストペイド型 |
チャージの方法 | |
クレジットチャージ | × |
オートチャージ | × |
使った分だけオートチャージ(クレジット払い) | 〇 |
銀行 | × |
使った分だけ銀行引落 | 〇 |
現金 | × |
決済手段 | |
リアルカード | × |
オンライン | × |
QRコード | 〇 |
Google Pay | × |
Apple Pay | × |
残高払戻 | × |
手数料/件 | × |
OrigamiPayの特徴としては、他のQRコード決済が自分達独自のポイントを付与するポイント還元型ではなく、その場で値引きをする即時値引き型のQR決済サービスということです。
通常ポイントというのは、ポイントを付与することで次回も買い物に来てもらうというサービスの囲い込み的な要素があるので、即時値引きしてしまうとサービスのリピート率に寄与しなくなるので、あまりサービス決済事業者のメリットがないように思えます。
しかしこのサービスの面白いのは、OrigamiPayの目的がそもそも店舗側の販売促進ツールの一つとして位置付けられているということです。つまりどういうことかと言うと、店舗側は集客のために広告を出したり、値引きクーポンを配布するためには、クーポンの作成印刷費用や、配信アプリの作成をしたりなど、販促費用が掛かります。
アプリを作るにしても、どれくらいのユーザーが店舗独自のアプリをインストールしてくれるかもわからないので、期待した効果が出ないリスクが出るわけです。そこでOrigamiはそういった店舗向けにクーポンやキャンペーンの告知ツール兼QR決済手段の両方を提供するサービスなわけですね。
オススメポイント
即時現金値引き
現金と便宜上書きましたが、正確には請求代金から値引きされる形になります。例えば、以下の決済は先日ワタシがケンタッキーでOrigamiを使ったときの請求画面になります。

今回の場合は50円引きでしたので、請求代金から直接50円を差し引いた金額が登録クレジットカードに請求されていきます。このようにOrigamiの場合は、他のQRコード決済や、独自ポイントでの還元ではなく、その場で現金で値引きというのが1番の特徴になっています。
値引きキャンペーンが豊富 半額や無料キャンペーンも
それでは一体どれくらいのキャンペーンが現時点(2019/2/4)でどれぐらいあるかというと、以下のような感じであります。
- 対象加盟店でOrigamiアプリでのお支払いが、即時に最大半額
- ケンタッキーフライドチキンの Origami Pay導入店舗各店で、Origmaiアプリでの500円以上のお支払いが半額
- Origami Pay、クーポンでつなぐ。今ならできる青森旅のあたらしい体験。
- 海の駅 ぷらっとみなと市場で、Origamiアプリでのお支払いが何度でも5%OFF。
OrigamiPayキャンペーン一覧:https://origami.com/origami-pay/campaign/
これ以外でも常時2%~や50円引きを実施している店舗もあるので、それだけでも通常のQRコード決済の還元率と比べると、かなりのメリットがあるように思えますね。
残念なポイント 使える店舗が少ない
ここまで特に使わない理由が見当たらない感じのデメリット無しのOrigamiなんですが、唯一にして、どうしても避けられない問題が使える店舗が他のQR決済と比べて少ないことですね。
例えば品川駅周辺のQR決済が使えるお店のPaypayとOrigamiの比較になります。


圧倒的にOrigamiが少ないことが分かりますよね?都内でもこんな感じですから、少し都心から外れた場合には更に使えるお店が限られてきますね。元々Origamiは独自のアプリを持たない店舗向けのキャンペーン告知アプリのような存在なので、そもそもアプリを持っているお店や割引キャンペーンをするつもりのないお店からすると敢えてOrigamiを導入するメリットが少ないんですよね。
Origami(オリガミ)が使える店舗なら使わないのがもったいない
とは言え、逆に言えば、Origamiが使える店舗は即時値引きのキャンペーンを使えるということですよね。他のQRコード決済と比べて、いつか使えるポイント値引きではなく、その場で値引きというのは、サービスの囲い込みにもならず、使わないまま消えていくポイントよりも、ワタシは使いやすいと思っています。
ここでは主なOrigamiPayが使えるお店を紹介していきます。
Origami × ケンタッキー

ケンタッキーでは2%OFFではなく、50円引きという実額での値引きになります。但し、大体ケンタッキーで二人分買ったとして2,000円購入した際の50円引きとなると、それは2.5%にもなるので、むしろこちらの方がお得度は高いですね。
更に今であれば、半額のキャンペーンも実施中になります。

Origami × 吉野家

吉野家は今まで電子マネーというとSuicaぐらいしか使えなかったのですが、なんとOrigamiPayは対応しています。これでスマホ一つでご飯を食べに行きますね。
Origami × Loft(ロフト)

かなりのポテンシャルがあるのが、Loftでの使用ですね。ロフトと言えば、言わずとしれた総合雑貨店ですが、ほぼなんでもここで揃いますね。
Origami × Dean&Deluca (ディーンアンドデリューカ)

都内のおしゃれパン屋さんと言えば、ここですね。
Origami × Aoki

Aokiでの購入が2%OFFって結構すごいですよね。スーツとなると結構な金額になるので、その金額の中の2%となると、値引きされる金額も大きなものになるかもしれません。
銀行口座からの即時支払いで、さらに +1%OFF

更に今なら銀行口座からの即時支払いの設定をすれば、普段のOrigamiが使える店舗で2%もしくは10%OFFの店舗で更に1%追加で値引きをしてくれるキャンペーンを、終了期限未定で実施中です!
【キャンペーン期間】
2019年2月7日(木)〜 終了日未定
この方法だと正直Kyashとのポイントダブル取りが出来ないんですが、もしKyashを持っていないユーザーや、クレジットカードを作りたくないというユーザーには恩恵があるキャンペーンですね。今の所、終了日は設定されていないので、当分続く感じですかね?
最後に
今回はOrigamiPayの使い勝手や実力をいくつか紹介してみました。ワタシも最近決済は基本的にはキャッシュレスでやるようにしていて、その中でも一番優先度高く調べるのがこのOrigamiPayになります。気に入っているのはやはりサービス縛りでない即時現金値引き。
店舗が出している他のクーポンなどと組み合わせれば、更にお得に買うことも出来ますよね。またOrigamiに紐づけるクレジットカードをKyash(キャッシュ)にすることで更に高還元にすることも出来るので、以下の記事も併せてどうぞ。
Comments