「ロボット/AIがあなたの仕事を奪う。」
なんて話、あなたは信じられますか?実際こんな話が2015年に野村総合研究所とイギリスのオックスフォード大学が共同で発表した資料の中にあるんです。
「日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能」
一昔はロボット=アニメや映画の世界だったものが、今では年々現実味を帯びてきているような気がしますよね。
今でもスマートスピーカーで家電を操作したり、照明の自動化なんてことも個人の家レベルで起きているわけですから、いつロボットが人にとって替わられてもおかしくないのかもしれませんね。
今回はそんな最新ロボットの現状についてピックアップしてみたいと思います。
踊ってバック宙するロボット
先ずはアメリカのボストン・ダイナミクス社の開発した人型ロボットAtlas(アトラス)を観てください。
勘違いしないで欲しいのですが、これはCGじゃなくて本当に実写で動いているんです。
初めて見たときは、CGもしくは中に人でも入ってるんじゃないかと思ってしまうほどの動きです。いわゆる「不気味の谷」現象にも似た感覚でこの動画を見てしまう人もいると思います。
また同じくAtlasがジャンプして、そのままバック宙してしまう映像もあります。
Amazon倉庫で無数に走るロボット
次はもう少し身近なロボットで、Amazon倉庫で活躍するロボットになります。
普段Amazonで生活用品を購入している人もたくさんいると思いますが、倉庫の中では実は無数のロボットがあなたの荷物を運んでいるって知っていましたか?
この映像はアメリカのものですが、日本のAmazon倉庫でももちろん同じロボットが使用されています。
ロボットが商品棚を運び、実際の商品のピックアップは人間がやっています。Amazon倉庫では人間にしかできない、人間の方が効率が良いという部分ももう少し残っていそうです。
人間と一緒に作業する協働ロボット
最後に紹介するのは協働ロボットと呼ばれるロボットです。
一般的に工場などで使用されている産業ロボットとの違いは、産業ロボットが安全柵の中で人間との作業区域を完全に分けた状態でしか稼働できなかったことに対し、「協働ロボット」とは安全柵なしで人間と共同で作業することができるロボットのことをいいます。
例えばロボットハンドのようなものであれば、今まで人間の手でしかできなかった細かな作業もロボットができるようになっています。
柔らいコップをもったり、ネジを閉めたり、モノを自在に掴んだりすることができるので、本当に人間の手のような動きができてしまいますね。
まとめ
今回は最新ロボットの現状について紹介してみました。
ボストン・ダイナミクス社のロボットなんて、人間と変わらないもしくはそれ以上の動きを既にしているようにも見えますし、いつロボットが街を歩くようになっても不思議じゃない気がしてきますよね。
またそれ以外にも製造現場や倉庫などでは既にロボットがなくてはならない「労働力」の一つになっており、ロボットの進化が恐ろしくもあり、また同時に今後の進化についても楽しみですね。
それでは、皆さんもご参考あれ。