先日ニュースで「不審な高額なクレジット請求があり、調べてみたら6歳の子どもが親のiPadを使って、ゲームに数十万円も課金していた」というものをみました。しかもその事例では、Appleは60日以内に問い合わせがない場合は正当な請求であるとして、返金には応じなかったという散々なものだったんです。
このニュースをみて、正直小さい子どもを持つ親として、他人事じゃないと思って、即対策をしたんです。
なので、今回は同じように小さな子どもを持つ親には、子どもが知育のためなどで自由に使えるようにしているiPadがある場合には必ず実施して欲しい設定を解説します。
iOSでApp内課金を制限する方法
先ずは設定>スクリーンタイム>コンテンツとプライバシーの制限をタップしましょう。
次の画面では、デフォルトではコンテンツとプライバシーの制限がオフになっていると思いますので、これをオンにし、そしてiTunesおよびApp Storeでの購入を開きましょう。
すると以下のような画面が出てきますので、App内課金のところを許可しないに変更しておきます。
因みにインストールに関しても、許可しないにしておくと、完全に課金関係の操作ができなくなりますが、アプリに関しては基本的に生体認証ログインが必要となるので、子どもが一人でログインできない限りは許可でも許可しないでもどちらでも良いです。
但し、子どもが自分でApple IDでログインできるような場合はここも許可しないに変更しておきましょう。
さて、これでApp内課金ができなくなるようになりましたが、もう1つやっておく必要があることがあります。
スクリーンタイムの設定にパスコードを設定しておく
この設定は、その名の通り、スクリーンタイムの設定を勝手に操作できないようにパスコードをかけておきましょう。
そうしないと、狡猾な子ども(?)であれば自分でApp内課金の設定を変えてしまうかもしれませんしね。
設定>スクリーンタイム>スクリーンタイム・パスコードを使用をタップしましょう。
パスコードを実際に設定していきますが、ここのパスコードは他のものとひもづかない、完全に独立したものなので、管理者(両親など)共通のものにしておくのも良いですね。
これで、パスコードが設定できたので、子どもが勝手にApp内課金できないように設定することができました。
最後に
正直この機能は、子どもを持つ親なら必ず設定しておくべき機能だと思います。
デフォルトでONしておいて欲しいぐらいですが、子どもが持つのかどうかは判断できないのでここは仕方がないですね。
我が家でもコロナ禍の入って、子どもが自宅にいる時間が増えたので、知育アプリやYoutube、Amazon Prime、Disney+などなどのために、iPadを子どもが自由に持ち出せるようにしています。しかしこのApp内課金の設定に関しては、未設定でしたので、今回即設定したところです。
同じような使い方をさせてる皆さんも何か起きる前に必ずApp内課金は制限しておきましょう。
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