「iPhoneのロック解除ができなくて困っている!」
恐らくこのページを見ている方は、今そんな状況にあるのかもしれません。
Passvers iPhoneロック解除では、iPhoneの初期化+ロック解除など多様なツールが一つにまとまっています。
下記のような機能が使えますが、色々と注意事項もあるので、その点も踏まえて解説していきたいと思います。
- iOSデバイスの画面ロック、Apple ID、スクリーンタイムを迅速に解除
- 3つのステップだけでiCloudのアクティベーションロックを回避
- MDMプロファイルとiTunesバックアップのパスワードを安全に削除します
- パスワードなしでiOSデバイスを工場出荷時の状態に戻す
Passvers iPhoneロック解除でできること
Passvers iPhoneロック解除の機能について、いくつかピックアップしていきたいと思います。
どんな場面でも画面パスコードを解除できる
まずは基本的な機能ですが、パスコードがわからなくなってしまったiPhoneを復活させます。Touch IDやFace IDが使えなくなってしまった場合などもこの方法で簡単に初期化できます。
注意点としては、パスコードを解除する場合、初期化されるため中身のデータは消えてしまいます。これは個人情報などの観点からもAppleの仕様のようなので、仕方ないですね。
iTunesやiCloudのバックアップが残っていれば、一旦初期化してからデータを戻す事ができます。

インストールするPCは下記のバージョンに対応しています。
- Windows 11/10/8.1/8/7
- Mac OS X 10.7 およびそれ以降 (macOS Big Sur/macOS Monterey)
ほぼすべてのiOSデバイスに対応しています。
- iPhone: iPhone 4 およびそれ以降(iPhone 16も含む)
- iPad: iPad Pro, iPad Air, iPad mini, and iPadのすべてのモデル
- iPod: iPod Touch 1-7
- iOS: iOS 17 およびそれ以前のバージョン
Apple IDやiCloudアカウントを簡単に削除
この場合も、ほとんどの場合には、初期化される場合が多いですが、Apple IDを削除することが可能です。まとめると、以下の表のとおりになります。
ただ、新たなApple IDで使用することはできますが、「すべてのコンテンツと設定を消去」という機能でリセットすると、古いApple IDにリセットされてしまうようです。その場合、本手順により再度やり直す必要がありそうですね。
設定の復旧 | データの復旧 | |
---|---|---|
「iPhoneを探す」オフ | OK | OK |
「iPhoneを探す」オン (iOS 11.4より前) | リセット | OK |
「iPhoneを探す」オン (iOS 11.4以降) | リセット | リセット |
その他の機能
また、使うシーンはかなり限られているかとは思いますが、同様に下記のような機能も備えています。
中古で購入したiPhoneがもし以下のような状態であれば、試してみる価値はあるかもしれません。
- データを損失することなくスクリーンタイム制限を解除できる
- iPad/iPhoneからMDMを削除し、デバイスへのフルアクセスを取得
- iTunesバックアップの暗号化を解除し、データの損失もなし
実際の iPhoneロックの解除手順
それでは、Passvers iPhoneロック解除を使って、実際にロックを解除してみたいと思います。こちらは、古いiPhone 6Sですが、本当にパスコードを忘れてしまって使えません。。
データは消えてしまいますが、特に何も入ってないのでパスコード解除してみようと思います。

ソフトはインストールすると購入時のライセンスキーを入力する必要があります。
下記の画面から、「パスコード解除」を選択します。

私のPCにはiTunesが入っていなかったのですが、iTunesのインストールが必要とのことで、インストールします。

パスワード解除の準備が整いました。

次に、iPhone側をリカバリモードにする必要があるので、手順に従ってiPhone側を操作します。


デバイスの情報の情報が自動で選択されるので、確認して次に進みます。



ファームウェアのダウンロードが終わると、ロック解除前の確認画面となります。「0000」を入力して、「アンロック」を選択します。


途中、iPhone側の再起動を求められるので、先ほど同様の手順で再起動をして、100%になると、パスコードの消去が完了します。iPhone側の初期化は無事完了しました。
アンロックの作業自体は20~30分くらいで、簡単に終わります。


Passvers iPhoneロック解除で気になったところ
「iCloudアクティベーションロックを回避する」ことは現実的に、難しい。
この機能は正直、非常に難しいです。
まず前提条件として自分で別に用意して、(自己責任で)iOSを脱獄することが必要になります。その時点でかなりハードルが高いと感じますが、そのうえで本ツールによりアクティベーションロックを回避できてもその後、本機で電話をかけたり、基本的な機能に制限が残るので、ほとんどの場合、労力に見合わない成果となると思われます。
公式サイトには下記の記載があります。
ご注意:「Passvers iPhoneロック解除」でiCloudアクティベーションロックをバイパスする場合には、iOSデバイスを脱獄するように要求されます。バイパスした後、デバイスは脱獄状態を維持します。この機能を使用すると、iOS デバイスに再びアクセスして元通りに使用できます。 ただし、電話をかけたり、携帯電話のデータを使用したり、新しいApple IDでiCloudにログインするなどの機能はまだ制限されています。iOS デバイスのアクティベーションロック解除に成功した後は、再起動、出荷時設定へのリセット、またはファームウェアのフラッシュを行わないでください。 そうしないと、アクティベーション ロックが再度表示され、デバイスのロックをもう一度解除する必要があります 。(幸いなことにデータは消去されません。) |
パスコード解除はiTunesのみでも可能
もうすでにiPhone パスコードの解除でググっている方ならお気づきだと思いますが、実はパスコード解除はiTunesでも可能です。(同様に初期化はされます。)
ただ、若干ですがPassvers iPhoneロック解除に比べると、ナビゲーションがわかりづらい部分があるので、初心者の方はPassvers iPhoneロック解除の方がわかりやすいかもしれません。

Cドライブにデータがたまるので注意
何度か試験のためにiPhoneのリカバリを実行していたら知らない間に大きなサイズのiOSのイメージがたまってCドライブの領域を圧迫していました。
Passvers iPhoneロック解除のアプリケーションを終了する際に、削除するか聞いてくれるので、必要がなくなったら削除するようにしましょう。
ちなみに以下のフォルダに格納されていました。
C:\ProgramData\Passvers\Passvers iPhone Unlocker
まとめ
今回はPassvers iPhoneロック解除を紹介してきました。
Passvers iPhoneロック解除は、月額4,480円(税込4,928円)から使うこともできます。iPhoneのパスワードがわからなくなってしまって一回のみを初期化したい、といった場合にもお手頃な値段でできるので、良いかもしれません。
それでは、皆さん是非参考にしてみてください。