自宅のデスクを仕事に使うという人は、今やもう当たり前になりましたよね。
ただ僕自身もそうなんですが、デスク周りの環境を考えた時にやはり悩ましいのが、省スペースと機能性をどう維持するかなんです。もちろんテレワークのために書斎なんかある人はいいんですが、僕のようにリビングの一角をテレワーク用のデスクにしている人にとっては、スペースの確保がなかなか難しかったりもします。
そして今回のデスクライトなんですが、やはり仕事をしていたり、ものを書いたり、読んだりする時に気になるのがデスクの暗さなんです。
シーリングライトやペンダントライトなど色々照明の種類はありますが、それらはいずれも部屋全体を明るくするものなので、やはりデスク自体を照らすものが必要なんですよね。
今回は、僕もついに買ってしまったモニターライトタイプのスマートデスクランプ「ON」をガッツリレビューしてみたいと思います。
モニターライトとは?

モニターライトとは、その名の通り、モニターを照らすライトになります。
1番のメリットはなんといってもその省スペース性です。上の画像からもわかるように通常デスクライトを設置すると、土台部分がどうしても占有されてしまいます。
これが自宅テレワーク難民にとっては、かなり死活問題だと思っており、そんなスペースがない(もったいない)んです。
しかしモニターライトの場合は、設置場所はディスプレイの上に置くだけ。さらに給電もUSBでできるので、余計な電源ポートすら不要で、ディスプレイ背面のUSBポートを使ったり、もしくはパソコン自体のUSBポートを使用することで、見た目にもすっきりと使用することが可能です。
モニターライトのもう一つのメリットは、ライトが目に入らないということです。
モニターライトの照らすのはあくまでもモニター部分であり、常に真下を照らします。そのため照明部分が直接目に入らないので、目にも優しいというメリットがあります。
またモニターを照らしているからといって、デスクの明るさはどうなの?と思うかもしれませんが、照射範囲も半径横800mmx縦500mm内(「on」の場合)になっているので、通常利用する分には全く問題ありません。

スマートデスクランプ「on」とは?

スマートデスクランプ「on」は、モニターライトの中でもなんとUV除菌機能がついた珍しい商品になります。
モニターライトとしての機能はもちろんのこと、自席から離れて1分経過すると、自動的にUV除菌モードになるので、手元にあるマウス・キーボード・スマホなど、よく手に触れるようなデバイスの除菌をしてくれます。
特にこのコロナ禍のなかで、まさにぴったりな機能を持つモニターライトなんじゃないかと思います。
こちらは国内ではクラウドファンディングなどでしか手に入れることができず、まだAmazonなどのECサイトでは販売されていません。
本記事執筆時点では、クラウドファンディング「machi-ya」で販売されていました。
スマートデスクランプ「on」の外観とアクセサリ
それでは、さっそくスマートデスクランプ「on」の外観などをチェックしていきましょう。

同封されているものは以下になります。
- 「on」本体
- USB Type Cケーブル
- ホルダー(下掛け用)
- ディスプレイカメラカバー付きホルダー
- マニュアル類
ホルダーは我が家では使いませんでした。下掛け用のホルダーはどちらかというと、棚板にぶら下げるような使い方で、カメラカバー付きホルダーに関しても、そもそもカメラがディスプレイについていないような人には使いません。
通常は「on」単体で使用可能になっています。

「on」の操作は、全て前面にある接触型のボタンで操作します。
下の写真が操作部分なんですが、真ん中が電源、周囲に4つのボタンがあるような感じです。どれも静電式のボタンになっているので、押した感じはないので最初はちょっと慣れません。

モニターディスプレイへの設置は、単純に置くだけです。
ライト本体の形状は下の写真のようになっているので、特に固定されているわけでもなく置かれているような状態です。ただ一番下の部分(写真中で指で持っている部分)が、粘着性のあるシリコンのようになっているので、この部分でずれないように固定するような感じです。

スマートデスクランプ「on」でできること
では、スマートデスクランプ「on」の機能をピックアップして紹介します。
モニターライト機能


先ずは当たり前の機能ですが、モニターライト機能です。
使う前はこのサイズのLEDライトで明るくなるのかな?と思ったりもしたんですが、使ってみると手元の見え方が全然違うことがわかります。
またモニターライトというのが、また実はちょうどよくで、通常のデスクライトだと横から来るような明かりが、ディスプレイの真上から照らされるので、作業スペースの明るさがとてもちょうどいいんです。
センサー機能
「on」には照度センサーと赤外線センサーの2つが搭載されています。
照度センサーは常に周りの明るさを検知して、手元が常に最適な明るさになるように自動調整してくれます。一般的に勉強や仕事などに必要な明るさは500ルクスと言われていますが、「on」では常に500ルクスになるように明るさが調整されます。
また赤外線センサーは、前面部分に搭載されており、使用者がモニターの前から離れた1分後に自動的にUV除菌を開始するようになっています。
ただこのセンサーが微妙に厄介なところもあり、椅子にもたれかかっていたり、センサーの正面にいなかったり、黒い帽子をかぶっていたりすると、赤外線センサーが正しく反応しない場合もあるので注意してください。
UV除菌ライト

そして最後はもちろんUV除菌機能です。
UV-C LED(深紫外線)と呼ばれる、波長領域100~280nmという自然界には存在しない波長の光を使用しており、この光が有機分解という作用を起こして、細菌自体を破壊して殺菌・除去することができます。
いつもデスクの上には、マウス・キーボード・スマートフォンなどは置いてありますが、正直あまり頻繁に除菌することはないんですよね。そのくせ1日の中で一番よく触っていたり。
正直除菌の効果はどれほどあるのかはわからないのですが、なんとなく綺麗になっているような気がします。
スマートデスクランプ「on」の注意点

「on」の注意点を確認しておきましょう!
UV除菌の光を直接見たり、大量に浴びるのは危険(子供は要注意)
UV-C LEDの除菌ライトは、殺菌灯とも呼ばれる強力なものになっています。
基本的にはモニターの前に使用者がいない時にしかUV除菌ライトが起動しないことになっていますが、注意したいのが小さな子供がいるような場所に設置する時には、このUV除菌の光の子供の目に入ってしまう危険性があります。
UV-Cの光を直接目で見てしまうと、大変危険なので、子供が周りにいるような時には必ず電源を切ってから席を立ちましょう。
個人的には、1分後にUV除菌を起動して、その1分後には電源も切るような処理にして欲しかったなーと思っています。
BenQ ScreenBar(スクリーンバー)との比較
本製品を購入するのに、比較したのはBenQのスクリーンバーです。
どちらもほぼ同じようなことはできますが、やはり1番の違いはUV除菌ができるかどうかになります。
BenQ スクリーンバー | スマートデスクランプ on | |
---|---|---|
給電 | USB | USB |
センサー | 照度センサー | 照度センサー 赤外線近接センサー |
UV除菌 | × | ○ |
赤外線センサーの有無は確かにありますが、「on」の方も基本的にはUV除菌起動にしか使っていません。
あとはスクリーンバーの場合は、通常Amazonなどでも購入が可能ですが、「on」は今のところクラウドファンディングなどでしか購入する術はありません。


まとめ
如何でしたでしょうか?
今回は省スペースかつUV除菌機能がついたスマートデスクランプ「on」の購入レビューをしてみました。
今のところ購入してから1週間程度、ほぼ毎日使っていますが、やはり照明があるとないとでは全く違いますね。むしろ今までよくこんな暗いところで仕事できていたなと思ってしまいます。
因みに記事執筆時点ではスマートデスクランプ「on」はクラウドファンディングmachi-yaで購入が可能です。
それではみなさん、ご参考あれ。
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