先日のAmazonブラックフライデーでゲットしていたのですが、全然レビューができていなくて、最近ようやく封を開けました。
我が家は、間取りの関係で書斎が窓がない状態になっていて、前々から空気の通りが気になっていました。
CO2濃度が上がってくると、やはり脳に酸素が回らないと言うことにもつながりますし、手軽に濃度をチェックしたいなと思っていた矢先に、このデバイスを見つけました。
今回購入したのは、+Styleシリーズから販売されているセンサー(CO2・温湿度)になります。
このセンサーを一言で言うと、「コスパ最強のCO2センサー」と言えるでしょう。
通常CO2センサーを購入しようとすると、結構地味に高くて、通常でも7〜8000円ぐらいで、さらにスマート機能なんて入ろうものなら、何故か15000円ぐらいまで金額が跳ね上がります。
一時期コロナ禍で、密閉された環境が悪いだの、空気の流れがないとダメだとあったので、そういう一時的なブームもあって高額になっていたのかもしれませんが、そう言う意味でも今回の+Styleのセンサーはかなり安い方です。
正確に言うと、この製品も通常価格は15000円ぐらいするのですが、何故かセールの時にはこのデバイスが75%オフぐらいになるので、そういうタイミングを狙って買うと激安で手に入ると言うことですね。
それでは早速レビューしていきたいと思います。
+Style CO2 & 温湿度センサーの外観
先ずは外観から確認していきます。
このデバイスは基本的には単体で数値をチェックすることができるのですが、一応+Styleというスマートシリーズに1デバイスになっており、+Style Appというスマホアプリから操作が可能です。
同封品は、ほぼ何もないですね。
USB-C のAC電源ケーブルタイプが入っています。正直少々珍しいですね。
こういったスマートデバイスは電源ケーブルがUSBのみになっていることが多いのですが、このデバイスはUSB – AC電源という感じです。
+Style CO2 & 温湿度センサーのポイント
それでは、ここからはこの製品のポイントをピックアップして紹介していきます。
CO2が確認できるスマートデバイス
このデバイスについては、もう正直ここだけですね。
CO2が見れるスマートデバイスというのは、正直ほぼどこのメーカーも出していません。
なんで出していないのかわからないのですが、おそらくですが、CO2濃度センサーが比較的高額なんじゃないかと思います。
やはりスマートデバイスのセンサーとなると、どんなに高くてもやはり5000円以内ぐらいが限界かと思います。
所詮できるのは数値が見えるだけですからね。
それを考えると、この値段帯でCO2濃度をスマホやスマートスピーカーから確認できるというのはやはり破格です。
大きな画面で一目でわかる
またセンサー系でよくありがちなのが、センサーに特化しすぎて、スマホからしか見えなくなっているということですね。
このデバイスは、大型モニターを搭載しているので、遠目からも一目で数値を確認できます。
またCO2濃度に関しては、数値が閾値を超えるたびに色が変わるようになっており、簡単に現在の部屋の状態を確認できます。
黄色くなってきたら、そろそろ換気しないとという目安に我が家の場合はしています。
+Style CO2 & 温湿度センサーの気になるところ
逆に本製品の気になるところも紹介していきたいと思います。
温湿度の精度に関しては?
先ずは精度ですが、正直ちょっと微妙なのでは?と思っています。
我が家にSwitchBot ハブ2があるので、横に並べて使用しているのですが、常に+Styleの方が温度+1~2度、湿度+〜5%が数値が出ています。
ハブ2の場合は、センサーが独立しているので、温度に関してはそういう影響もあるのかもしれないのですが、湿度についても少々微妙です。
一応製品説明を見てみるとCO2濃度に関しては、高精度センサーを使っているとのことですが、温湿度センサーの精度に関してはあまり良くないのかもしれませんね。
アレクサでのホームオートメーション連携は温度のみ
またここは個人的には結構がっかりポイントだったのですが、他社のスマートホームデバイスとの連携において、CO2濃度に関しては連携することができません。
というのも、アレクサやGoogleホーム上では、このデバイスは単に温度センサーとして区分されてしまっており、そもそもCO2濃度を連携できていません。
個人的にはCO2濃度が一定以上になったら、サーキュレータをオンにするみたいな使い方をしようと思っていたのですが、残念ながらこれは現時点の機能だとできません。
他社のスマートセンサーとの比較
他社のスマートセンサーとの比較をしてみました。
+Style センサー (CO2 & 温湿度) | Qingping 空気質モニター | SwitchBot 温湿度プラス | TP-Link Tapo T315 | |
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製品イメージ | ||||
温度 | ||||
湿度 | ||||
CO2 | ||||
Alexa連携 | ||||
Google連携 | ||||
Apple Home連携 | ||||
購入先 | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
費用感的に1万円以上も見れば、例えばNetatomoの空気質センサーもあるのですが、5000円以下というジャンルで探すと、正直+Styleぐらいしか選択肢がないような状態です。
ただ中華製でQingpingというスマートデバイスもあり、こちらであれば、Appleホームアプリとの連携もできそうです。値段が少々張るのが、玉に瑕ですが、Appleホームでデバイスを整理している人はこちらの方が便利かもしれませんね。
まとめ
今回は+Styleのスマートセンサーをレビューしてみました。
- CO2濃度が測れるスマートセンサー
- 一目でわかりやすい大型スクリーン
- 温湿度の精度はよくない
- アレクサ・GoogleとCO2濃度の連携ができない
総評としてですが、単体でCO2が測れるセンサーとしてみれば、この値段で必要十分の機能を提供しているという意味では、かなり良いと思います。
とはいえ、個人的にはCO2を使ったホームオートメーションを作りたかったので、そういう意味では目的が達成できなかったなと残念に思うところはあります。
単体で使う分には、セール中であれば、5000円以下で手軽なCO2を含めて空気質センサーとして購入ができるので、相当お得であることは間違いはないです。
それでは、みなさんぜひ参考にしてみてください。
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