今回はSwitchBotから新しく販売された見守りカメラ 3MPに関して、発売前の先行レビューをさせて頂けることになりましたので、皆様により一足先に製品を使用し、その使用感を紹介させて頂きたいと思います。
今回レビューする見守りカメラ 3MPは、前モデルのものから画質が向上したモデルになります。ただ記事内でも解説していますが、今回はハード面の進化だけじゃなく、ソフト面に関しても前モデルから多く変更になっています。
以下は前モデルのレビュー記事になります。
先に結論から言っておくと、「これから見守りカメラを検討している人に関しては是非3MPの方がオススメ」です!
この値段でこの操作性、画質は本当にコスパの高い製品だと思います!
それでは早速レビューしています。
- 300万画素でより色味がしっかり綺麗に見える
- ナイトビジョンモードがとても綺麗になった
- 分割表示対応で無人店舗監視にも使えるようになった
- 自動追尾機能が向上した
- パソコンでは映像を確認できない
SwitchBotとは?
先ずはSwitchBotとはなんなのかを簡単に説明しておくと、中国深圳発のスマートデバイスカンパニー、SwitchBot社の手掛けるスマートホームシリーズになります。
当初は指ボット製品(物理ボタンのオンオフができるロボット)から始まっていましたが、今ではスマートライト、掃除機、加湿器、カーテン、センサー、鍵など家中の有りとあらゆるデバイスをスマート化出来てしまうメーカーになりました。
SwitchBotの特徴はなんと言ってもこのカバー範囲の広さで、スマートホームやってみたいとけど、なんか難しそうと思っている人でも、簡単にデバイス同士を連携させることができます。
SwitchBot 見守りカメラ 3MPの外観
先ずはSwitchBot 見守りカメラ 3MPの外観を確認していきましょう。
カラー展開はホワイトのみで、形・サイズは前回モデルと全く同じなので、並べてみるとどっちがどっちかわからなくなるぐらいですね。
個人的にはこの特徴のない感じの見た目が結構気に入っています。
カメラなのであまり主張しておくようなものでもないですしね。
プライバシーモード時のレンズ収納はは、SwitchBotパンチルトタイプのカメラの特徴ですね。
他のスマートカメラデバイスの場合、プライバシーモード時はソフト的にオフにするだけなのですが、SwitchBotの場合は写真のように物理的にカメラが裏側に収納されます。
同封物は、いつも通りにシンプルに以下の通りです。
USBアダプタは0.35Aで、USB-AとMicro USB-Bタイプのケーブルになります。
個人的にはそろそろこういったケーブルも全てUSB-Cにまとめていきたいですね。
SwitchBot 見守りカメラ 3MPからできるようになったこと
ここではSwitchBot 見守りカメラ 3MPのできることを解説していこうかと思いますが、基本機能に関しては、前回のモデルと全く一緒になるのでこちらも確認ください。
https://simple-was-best.com/switchbot-monitor-cam/#SwitchBot-2
今回は主に見守りカメラ 3MPから新しくできるようになったところだけピックアップして紹介していきたいと思います。
画質がパワーアップした(200万画素 → 300万画素)
先ずは製品名にもなっている通りですが、画質が1080P FHDの200万画素 (1920×1080) から、300万画素(2304 x 1296)になっています。
画素というのは、簡単に言えば1画面当たりのピクセル数になるので、数が多ければ多いほど、映像が綺麗になると思ってくれればOKです。
どれぐらい見た目として綺麗になったのかについては、本記事で後述比較していきます。
ナイトビジョンモードがパワーアップ
また暗闇時に動作するナイトビジョンモードに関しても、明らかにパワーアップしています。
レンズ自体は前モデルと同じF2.0から変わっていませんが、3MPをサポートすることになったことによって、暗闇でもより鮮明に映像が確認できるようになっています。
こちらも記事内で後述比較しています。
分割表示ができるようになった
そしてこちらはソフト的な進化ですが、4分割表示がサポートするようになりました。
この機能は、特に店舗などで使うときに便利だと思うのですが、一度に映像を4つまで1画面で確認できる機能になります。
今までTP-Link Tapoシリーズではサポートしていた機能ですが、ついにSwitchBotもサポートするようになりました。
ただ注意としては、分割表示に対応しているのは「見守りカメラ 3MP」と「屋外カメラ」になっており、SwitchBotの旧製品(見守りカメラ、屋内カメラ)に関しては分割表示には対応しないので注意してください。
またそもそもSwitchBotの映像をパソコンで見ることは通常できないので、監視用として使う場合にはiPadなどのタブレットを使った方が見やすいですね。
自動追跡機能がパワーアップした
そして他にも細かい操作画面が変わっています。
今回単なるハード面のアップグレードだけかと思いきや、3MPは今までとは全く違う新機種のような感じになっています。
その中でも動体追跡(自動追尾)の精度が前モデルよりも進化しているように感じました。
操作画面が結構違うので、新旧デバイスを同アプリの中で使い分けると少し使いづらいですね。
SwitchBot 見守りカメラのセットアップ方法
SwitchBot見守りカメラ3MPのセットアップ方法に関しては、前モデルと全く一緒になるので、詳しくはこちらを確認してみて下さい。
以前のモデルと画質を比べてみる
ここから実際に300万画素になって、どれだけ画質が良くなっているのかをテストボックスを使って検証してみましょう。
先ずは試験用の写真1からですが、こちらの縦線に関してはそこまで違いは感じられませんね。
次は斜め線の試験写真ですが、こちらに関してもそこまで違いは感じられませんね。
次は人形を撮影した写真ですが、こちらに関してはわかりやすいですね。
明らかに上の3MPの写真の方が、被写体の色味がしっかりと出ていて、1080Pよりも精彩な印象を受けます。
正直、前モデルの見守りカメラもF2.0レンズを使っているおかげでかなり綺麗な方では合ったはずですが、見比べてみると明らかに3MPの綺麗さが際立ちますね。
最後はナイトビジョンモードの映像比較ですが、こちらも関してもかなり明るい印象を受けますね。
レンズは同じF2.0なので、光を取り込む量は同じなはずですが、明らかに光量が増しているような感じがしますね。
また比較のために同じ3MPモデルのTP-Link Tapo C210とも比較してみましたが、こちらに関しても見守りカメラ3MPの方が明るく綺麗に見えますね。
因みにTapo C210の方はF2.4レンズなので、これはレンズの能力の違いかもしれませんね。
まとめ
今回はSwitchBot 見守りカメラ 3MPについてレビューしてみました。
ハード面のパワーアップはもちろんのことですが、それよりも驚いたのがソフト面の機能追加&向上ですね。
こうなってくると前モデルの見守りカメラ(FHD)との値段差を考えても、これから購入する人に関しては3MPモデルの方を買った方が良い気がしますね。
それでは是非みなさん参考にしてみてください。
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