SwitchBotから、またまたひっそりと新製品が発表されました!
今回はSwitchBotから発売前の製品を提供頂けることにもらえることになりましたので、一足先にSwitchBotの新製品「NFCタグ」についてレビューしていきたいと思います。


SwitchBot(スイッチボット)とは?
SwitchBot(スイッチボット)とは、中国発のスマートデバイスを手がけるSwitchBot社が販売するスマートホームシリーズになります。
SwitchBotシリーズに関しては以下にて、全製品のレビュー記事をまとめています。

SwitchBot NFCタグとは?
SwitchBot NFCタグとは、いわゆるNFCと呼ばれる電池の要らない近距離無線通信チップを搭載したシールになります。
何ができるのかをピックアップして紹介していきます。
SwitchBot NFCタグでできること
SwitchBot NFCタグは、基本的に壁などに貼り付けておいて、そこに予めてセットアップしておいたスマホを当てることで、動作します。
SwitchBot NFCタグの読み込みとして動作する端末は、今のところわかっている限りでは、NFC搭載のスマホのみと思われます。
というのも、動作としては以下のようになっているので、ICカードやApple WatchなどのICカードだけでは動作しません。
- NFC搭載のスマホでSwitchBot NFCタグを読み込む
- スマホからSwitchBotアプリが呼び出される
- スマホで動作を許可する
- デバイスが稼働する
アプリの状態を動画に撮ってみたので、こちらが参考になると思います。
つまりSwitchBot NFCタグ自体がスイッチになるというか、どちらかというと「鍵」のような動きをするわけですね。
外観をチェックしてみよう
梱包内容を確認してみましょう。
SwitchBotの梱包はいつも思いますが、とてもシンプルですね。パっと見はガジェットデバイスには見えません。

今回も本当にNFCタグとシールだけの、シンプル梱包です。
1つのパッケージの中に、3枚のNFCタグが入っています。

タグは、見た目は完全に単なるシールに見えます。重さという重さも感じないので、家のどこに貼れると思いますが、色が白色のみなので、壁の色によっては少し目立つかもしれませんね。

SwitchBot NFCタグのセットアップ方法
それではセットアップをしていきましょう。
先ずはSwitchBotのアプリをスマホにインストールしましょう。
初めてSwitchBotシリーズデバイスを使う人は、最初にアカウントを作成しましょう。

次はアプリにNFCタグを登録していくのですが、本来SwitchBotの他の製品ですと、右上の「+」マークから追加していくのですが、タグに関してはここにはありません。

では代わりにどこになるかというと、操作したいデバイスの設定画面を開くと、「NFC」という設定項目があると思います。

ここをクリックして、NFCタグを読み込んだ後の動作を設定していきます。
以下の画像はSwitchBotカーテンを設定しているところで、NFCタグを読み込んだら”開く”もしくは”閉める”の動作を書き込んでいきます。
設定には、スマホ背面のリーダーを使うことになります。

因みに、読み込みをさせるスマホは、ここで書き込みに使用したスマホでなくても、同一SwitchBotアカウントでログインしているスマホであれば、同じ動作をさせることができます。
SwitchBot NFCタグの使用例
ここではSwitchBot NFCタグを使った動作例についていくつか紹介していきます。
NFCタグ x スマート電球
先ずは王道の使い方になりますが、スマート電球と連携させて、スイッチのように使う方法です。
SwitchBotには、「リモート」という物理スイッチ製品がありますが、全てのデバイスにこの「リモート」を使うには勿体ないですし、いくつかのデバイス操作にタグを代用するという使い方もあるかと思います。
それ以外にも、ガレージのような外(半外)空間でのスマート電球操作の場合は、物理スイッチ自体が遠かったりするので、そういった場所にNFCタグを貼るような使い方もできるかもしれません。

NFCタグ x カーテン
またSwitchBotカーテンの操作にNFCタグを使うというのも相性良さそうです。
基本的には「リモート」の代用になりますが、通常はスケジューリングで動作するようにしておいて、タグをスマホで読み込んでも動作するようにしておけば、もう少し便利になるかもしれません。

SwitchBot NFCタグ vs SwitchBotリモート
SwitchBot NFCタグとよく似た使い方ができるのが、リモートになります。

リモートは、予め設定しておいた動作を2つの物理スイッチに割り当てることができます。
操作にはスマホも不要なので、単に指でボタンを押すだけで動作することが可能ですが、その代わりにバッテリーが必要になるので、水が当たるような外では使えませんし、バッテリーの交換も頻繁ではないですが、発生します。
項目 | NFCタグ | リモート |
---|---|---|
設定動作 | 1つ | 2つ |
動作時のスマホ | 要 | 不要 |
バッテリー | 不要 | 要 |
一方でNFCタグは、動作させるためには必ずスマホが必要となりますが、外でも水の当たるような場所にでもどこでも貼って使うことができます。
まとめ
今回はSwitchBot NFCタグについてレビューしてみました。

- NFCタグを読み込み
- 単体だけでは何もできない
- 純正タグである必要は必ずしもない
個人的には、NFCタグというのは「鍵」のように使えるのが一番便利なのかと思っており、そういう意味で玄関の外に貼っておいて、スマートロックと一緒に使う方法がオススメだと思います。
というのも、NFCタグとスイッチの1番の違いは、誰でも使えるか、登録したスマホでした使えないかというある意味セキュリティ的に使うメリットがあると思っているからです。
ただ現状SwitchBotではスマートロックのカテゴリになるような製品がないので、そういった使い方はできません。そのため、スマート電球、カーテン、屋内カメラのようなデバイスの物理ボタンの代用というような使い方に限られてしまっているのだと思います。
一長一短のある製品ですが、使い方によっては面白いデバイスかと思います。
それでは皆さんお試しあれ。
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