デスクの上によくあるものといえば、モニタ、キーボード、マウス、タブレッドスタンド、ノートPCスタンド、USBハブなどではないでしょうか。
私はデスクの上がすぐに散らかるので、固定的に置くものは極力減らしたいな、と常々思っていたりします。
そんなところで、今回は、タブレットスタンドにUSBハブの機能も付いているユニークな製品をレビューさせていただきます。
なんと6つものインターフェースを備えたドッキングステーションが台座にあり、デザイン的にも洗練された、今回のJTS224 タブレッドスタンド。
早速レビューしていきたいと思います。

j5create社とは
j5createは、ユニークでデザイン性の高いPC周辺機器を豊富に展開する台湾の企業です。
USB周辺機器を中心として、マルチハブ、充電器、Webカメラなど、多種多様な製品を、グローバルに展開しています。
高強度のアルミ合金でスマートな外観
まずは、開封~外観を確認していきます。

内容物は下記の通り、本体、保証カード、L字型のUSB-C to USB-Cケーブル (45cm)、収納ポーチ、クイックインストールガイドとなっています。

専用のポーチやL字のUSB-Cケーブルがついているのは地味に嬉しいですね。


まずは本体の正面、左側になります。
USB-C PD100W電源入力, USB-C(Host向けポート)、UHS-I SD/microSDスロットがあります。


続いて本体正面右側にはHDMI x1、USB3.2 Gen1 5Gbps Type-A x2、3.5mmコンボジャックがあります。


本体背面は滑り止めがついているので、デスクから滑る心配がありません。


本体サイズは12.5D x 10W x 15H cmとなっていますが、折りたたむと、12.5D x 10W x 4H cm位と、結構コンパクトになり、持ち運びやすいサイズですね。
重量は 377 グラムあります。


ヒンジはかなり固いので、両手で折り曲げる形になります。
ヒンジがしっかりしているおかげで重めのノートPCなどを立てかけてもグラグラしたりせず、安定させられそうです。


試しにiPad miniを立てかけてみるとこんな感じになります。Apple製品とも相性の良い外観です。高強度のアルミ合金で無駄のないすっきりとしたデザインが好感触ですね。


JTS224 タブレッドスタンドの良いところ
それでは、タブレットスタンドの良いところを見ていきたいと思います。
入出力インターフェースが豊富!
これ一台でほとんどのデバイスに必要な入出力に対応できてしまう程、機能が非常に豊富です。
このハブとしての使い方は、2通り考えられます。


①電源入力→充電ハブ
まず、JTS224の主な機能として、充電ハブの機能があります。入力インターフェースとしてUSB-CのPower Derivery 100Wが対応しています。
これによって以下のことができます。
- ホストやUSB-Aに接続されたデバイスの充電
- バスパワー/セルフパワーの給電方式(ただしセルフパワー推奨)


ほとんどのiPadは最大でも30W充電まで(12.9インチは最大45W)、MacBookの場合も14インチ以下のサイズは100W以下の最大充電となっています*。
つまり充電ハブとしての100Wの電源入力は、複数デバイスの給電でも、たっぷりな容量と言えると思います。
また、バスパワーでは、PD給電入力がなくてもiPad miniなどホストからの給電も使える事は使えます。しかし、通常は、ホストも含めて、PD充電からのセルフパワー充電が推奨との事です。
②USB-Cホスト接続→ホストへデータの入出力など
次にタブレットをホストとして接続してみます。これで以下の機能が使えます。
- ホストに、様々な入出力デバイスを接続
- SD/microSDカードの読み書き
- USB周辺機器の接続
- USBメモリ、HDDの接続
- HDMIでのモニター出力
- イヤフォンなど音声出力


HDMIは、4k60Hzにも対応しています。
これだけの自由度があればデスクの上でのハブとして活用機会が無限に生まれそうですね。
因みにこの接続をiPad Proで使用すれば、このスタンド接続の状態で、外部ディスプレイをミラーリングではなく拡張画面として使えるのに加えて、ステージマネージャ機能についても使用可能です。
今回試しているのはiPad miniなので残念ながら試すことができなかったのですが、以下の対応モデルであれば、ステージマネージャ&拡張ディスプレイに対応可能です。
- 11インチ iPad Pro(第3世代以降)
- 12.9インチ iPad Pro(第5世代以降)
- iPad Air(第5世代以降)
角度調整が柔軟
次に、タブレットスタンドとしての機能ですが、
必要十分な角度に調整できます。ヒンジがかなりしっかりしているのでどの角度でもしっかり支えてくれます。
色んな角度にしてみました。


台座部分より前に押し出す感じではタブレットも安定して、手元で操作する場合などに便利そうです。
一方台座部分の上で立てかける場合には、デスクスペースも省スペースになりますし、少し離れたポジションから動画視聴したりするのによさそうです。
タブレットスタンドとしては基本的な機能ですが、自由に角度調整ができるのは便利です。
また、ストッパーの間にケーブルを差し込めるので、タブレットを縦にしても充電できるようになっています。


JTS224のタブレットスタンドの気になるところ
タブレットの高さは出せない
リモート会議で顔オンで話す場合には、タブレットを目線の高さ近くに引き上げたい時があります。
そんな時、このJTS224タブレットスタンドの場合は、高さを出す事ができないのが、ちょっと残念でした。畳んだ時のコンパクトさがあるのでそれは仕方ない所もあります。



まぁ、、本などの上に載せて、高さを出せば、解決ですね(笑)


まとめ|
今回は JTS224タブレットスタンドをレビューしてきました。
良かったポイントと気になった部分をまとめるとこのようになります。


- 高強度のアルミ合金でスマートな外観
- 入出力インターフェースが豊富!
- 角度調整が柔軟
- 高さは出せない
タブレットスタンドにドッキングステーションって正直、どうなんだろうと思っていましたが、意外にも色んな活用の幅が考えられる面白い製品でしたね。
今後も使っていくうちに新たなアイディアが生まれてきそうな気がします。
それでは、皆さん是非参考にしてみてください。
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