最近徐々に流行ってきているスマートホームですが、Appleからもついに満を持してスマートスピーカーも発売されましたし、そのおかげも合ってか”Appleホームキット”という存在も認知されてきているような気がしますね。
今回は以前の記事で紹介したBroadink社の格安IRリモコン:RM mini 3(通称:黒豆)を複数設置する場合の設定例になります。
そもそもRM mini 3って何なのよというところに関しては、以下の記事を見て頂ければと思います。またこの記事に基本のRM mini 3とHomeKitの設定も載せています。
またこのRM mini 3(黒豆ちゃん)ですが、この値段にしてなんとGoogle homeに接続ができるので、もし自宅にGoogle Homeを買ってみたけど、使いこなせずに埃をかぶっているような方がいればこちらも是非試してみてください。
複数黒豆のインストール方法
初回の単一黒豆のインストール手順については、こちらを参照して進めてみてください。ここでは複数のRM mini 3をインストールする場合の設定方法を紹介していきたいと思います。
Config.jsonの設定例
先ずは複数の黒豆のIPアドレスを調べて( こちら )おいてください。IPアドレスが二つともに判明したのであれば、家庭ルーター側の設定でIPアドレスを固定にしておくことを忘れずに。
その後、Config.jsonのファイルを以下のように編集してください。
####bridge部分は共通のため、省略
“hosts”: [
{
“address”: “192.168.XX.01”, # RM mini #1のIPアドレス
“mac”: “34:EA:34:XX:XX:XX”, # RM mini #1のMACアドレス
“isRFSupported”: true
},
{
“address”: “192.168.XX.02”, # RM mini #2のIPアドレス
“mac”: “34:EA:34:XX:XX:XX”, # RM mini #2のMACアドレス
“isRFSupported”: true
}
],
{
“platform”: “BroadlinkRM”,
“name”: “Broadlink RM”,
“hideScanFrequencyButton”: false, # 学習させ終わったらtrueする
“hideLearnButton”: false, # 学習させ終わったらtrueする
“hideWelcomeMessage”: true,
“accessories”: [
{
“name”: “Living TV On/Off”, #1階のTV
“type”: “switch”,
“host”: “192.168.XX.01”, # RM mini #1のIPアドレス
“data”:{
“on”: “__HEXCODE__”,
“off”: “__HEXCODE__”
}
},
{
“name”: “2nd Room TV On/Off”, #2階のTV
“type”: “switch”,
“host”: “192.168.XX.02”, # RM mini #2のIPアドレス
“data”:{
“on”: “__HEXCODE__”,
“off”: “__HEXCODE__”
}
}
[
}
ポイントとしては、複数の場合にはスイッチ毎にRM miniを”host”(hostsではなく)でアクセサリー(スイッチ)毎に指定しないといけません。
上の例では、“Living TV On/Off”のスイッチを黒豆1号で設定して、“2nd Room TV On/Off”を黒豆2号で操作できるように設定しています。
これで黒豆1号が1階のTVを操作できるようになり、黒豆2号が2階のTVを操作できるようになるはずです。この設定例では、電源ON/OFFのスイッチしか作っていませんが、それぞれチャンネルの設定や、ボリュームの設定などを設定すればいいですね。
最後に
黒豆RM miniは、買い方によっては2000円切るような格安で手に入れることができるので、たった5000円程度で複数の部屋に対応できるようなIRリモコンが手に入るなんて素敵ですよね。
Nature remoだと1万ちかくしますし。あちらは色々なセンサーが入っているので、一概には比較はできませんけどね。
因みに日本版LinkJapan社の白豆ちゃんも、ホームキットに繋げられるんですかね?ちょっといつか試してみたいと思います。試したらまた記事UPしますね。
では。
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