日本で、カラー写真が主流になったのは1970年代位のようです。
最近では、AIの活用で、TV番組などでも戦前などの白黒、低解像度だった映像がカラーできれいに放送されていたりするのを見るのと、驚きますね。
また、古い映画や音楽もリマスター版として、再版されたりもしていますね。
というわけで、今回の4DDiG File Repairというソフトは、専門の業者に頼まなくても、個人でファイルの修復や、高解像度化、カラー化という機能が使えてしまうすごいツールです。
自分で、映像をリマスターするとは、すごい時代になりましたね。
それではさっそくレビューしていきたいと思います。
4DDiG File Repairとは?
4DDiG Repairは色々なことができるのですが、一言でいえば、
- 様々なファイルの修復
- 写真や映像の高解像度化
- 写真や映像のカラー化
などの最新のAIモデルを駆使した超高機能な修復ツールになるかと思います。
- 何らかの理由で破損した動画・写真・ファイル・音声を修復
- 低解像度の動画やも写真も最大8倍の高解像度に変換
- 白黒写真、動画を鮮やかに、AIでカラー化して高画質に変換
4DDiG File Repairのインストール手順
早速、ここでは4DDiG File Repairのインストールをやってみます。
サイトからダウンロードしたら、インストールボタンを押します。
インストールが始まって、2,3分で完了します。
インストールができました。右上に「今すぐ購入」というところからライセンスを適用します。
ちなみにライセンスがなくても、ファイル修復機能、高画質化機能は試すことができるので、購入前に試してから検討するのもOKです。
購入時に指定されたライセンスとメールアドレスを入力します。
正常に登録できましたね。
右上の「今すぐ購入」マークがなくなり、全ての機能が使えるようになりました。
ただ、動画修復と写真修復の高画質化とカラー化は別途、機能のダウンロードが必要なため、「ダウンロード」という所からダウンロードします。
ファイル修復と、音楽修復の画面はこの様な感じ。
4DDiG File Repairの対応形式
動画のほかにも、写真でも音楽ファイルでもドキュメントファイルでも様々なファイルの修復に対応しているので、大切な文書ファイルの修復でも試してみたいですね。
写真 | JPG、JPEG、PNG、GIF、SVG、HEIC、TIFF、TIF、CR2、NEF、ARW、PEF、ORF、RAF、SRW、CR3、RSV、DNG、CRW、ERFなど |
---|---|
動画 | MP4、MOV、AVI、M4V、MKV、3G2、3GP、MPEG、WMV、TS、MTS、M2TS、RM、RMVB、INSV、FLV、MXF、SWFなど |
音声 | MP3、AAC、M4A、WAV、FLAC、OGG、WMAなど |
ファイル | DOCX、PPTX、XLSX、PDF、暗号化されたPDF、ZIP、AI、EPUB、PSD、PSB、DOCM、PPTM、XLSM、DOTM、POTM、XLTMなど |
4DDiG File Repairで出来ること
低解像度のJPG画像/映像の解像度を上げる
こちらはぼやけた低解像度の写真を4kにアップスケールしてみました。
時間は10分ほどかかります。
拡大してみるとこんな感じです。
エンハンス後の方が写真がシャープにきれいになっているのがわかります。
高解像度化には用途に分けて以下の3つのAIモデルがあるため、それぞれ用に分けて試し見るのがいいですね。
一般モード | 全般的な画質を向上させるぼやけた写真 |
---|---|
ノイズ除去モード | 荒い写真、写真に対応したノイズ除去 |
AIポートレート専用モデル | 写真内の顔の特徴を最適化 |
4DDiG File Repairの気になるところ
ここでは、4DDiG File Repairの気になるところを見ていきます。
AIによる修復にはスキルが必要になる場合も
先ほどのファイル修復ですが、簡単に修復できる場合もあれば、ファイルの破損状態によっては、修復が難しい場合もあるようです。
その場合にも、「高度な修復」やそれでもダメな場合、サポートにファイルを送って解析をお願いすることもできるようです。
ファイル修復や動画のリマスターが専門家の手を借りずに、AIの力で個人でもできることは便利なことこの上ないのですが、ただし、そこには多少の慣れや経験も必要になってくるようです。
まだまだ最先端の分野なので、これは今後に期待していきたいですね。
白黒写真をカラー化
またはわかりやすいところで、白黒写真をカラーに変換してみたいと思います。
以下のような「白黒のオレンジ」どんな写真になるんでしょうか?
写真のカラー化の画面からインポートしてプレビューというところから画像を解析してもらいます。
4、5分でしょうか、少し待っていると、、おぉ、できました!
鮮やかで美味しそうなオレンジの色をちゃんと判別してくれました。
すべてをエクスポートというところからファイルとして取り出せば、エンハンス後の写真を保存することができます。
人物の場合はどうでしょうか?
これもすごい精度ですね、素人にはこのカラー化は難しいのではないでしょうか。
AIってすごい
建物でもそれっぽくカラー化してくれます。
この作業はなかなか楽しいですね。
ファイルの修復
最後にここでは、なんらかの理由で壊れたファイルの修復を行っていこうと思います。
動画や画像を再生したときこんな画面が出ても、すぐに諦めなくても大丈夫です。
対象の動画をインポートして修復開始を選びます。
時間は場合によりますが、今回は数秒で終わりました。
見た目には、元の動画と全く変わらないファイルに復元してくれました。
まとめ
今回は、AIによるファイル、画像や映像の修復・リマスターソフトの「4DDiG File Repair」をレビューしてきました。
写真や映像を、仕事として扱うプロユースとしても、個人として、簡単に古い写真を鮮やかに蘇らせておばあちゃんを喜ばせてあげたいといった目的でも、様々な目的に当てはまる非常に便利なソフトなのではないでしょうか。
価格は、月額5,980円(税込)から購入できますし、一度無料版で試してからでもいいですね。
それでは、皆さん是非参考にしてみてください。
JPG/JPEG画像の解像度を上げる方法
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