皆さんは、モバイルWiFiって最近使っていますでしょうか?海外での利用やタブレット、ノートPCを外出先で繋ぐ際には、使ったことあるって人が多いのではないでしょうか。
最近では、スマホのテザリングが、どの機種でも使えるようになったことや、Softbank Airなどの工事不要のホームルータも一般的になってきたので、中々使う機会は減ってきた印象です。
ただ、今回のギガチャージWiFiは、「契約書なしで使いたいだけ」、「月額費用0ゼロ円」ということで、今までになかった、非常に面白い料金プランになっています。
たとえば、グループでアウトドアに行く際に共用で接続できる端末や会社支給のPCでの接続手段など、、これはこれで今までにない便利な利用シーンがありそうな予感がします。
面白いモバイルWiFiサービスのギガチャージWiFi、早速レビューしていきたいと思います。
ギガチャージWiFiとは?
まずは、ギガチャージWiFiって何?っていうところですが、以下の特徴があります。
すぐに使える。契約書なし!
まずは、端末付きプランを購入することですが、これさえ購入すれば、手元にWiFiルータが到着したら、すぐに使えます。
面倒な本人確認や、SIMの開通手続き、もちろん通信工事も一切不要です。
端末は、下記のモデル、1機種のみとなっています。
- サイズ:126mm x 66mm x 12.6mm
- 重さ:148g ・LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/9/12/13/17/18/19/20/25/26/28/66
- LTE TDD:B34/38/39/40/41(194M)
- WCDMA:バンド:B1/2/4/5/6/8/9/19
- GSM:850/900/1800/1900
- 上り最大速度:150Mbps
- 下り最大速度:50Mbps
- SIMスロット:1Nano SIM
- 同時接続台数:最大10台(推奨5台)
- USBポート:Type-C(充電用)
- 最大稼働時間:12時間
- 入力電力:5V/2A
実際の端末がこちらですが、AirPods Proと比較したサイズ感はこんな感じです。
QRコードをスマホで読み取るだけで接続できるので、簡単にすぐに使えます。
下側にはUSB-Cの充電ポート、上側には電源ボタンと、SIMの差し込み口があるだけです。
使いたいだけ。月額費用なし!
ギガチャージWiFiが特に面白いのは、この使いたいだけチャージできるプランではないでしょうか。チャージしたパケットの利用期限が365日と、長期間で月額費用もないので、使わなければ、維持費用は0”ゼロ”ですね。
国内でも海外でも。返却の必要なし!
さらに海外用のパケットをチャージすれば、そのまま海外でも使えるので、とってもシンプルです。もちろん返却の必要もないし、設定不要で、国内での接続環境をそのまま海外に持っていけるので、とってもスムースな通信手段ですね。
ギガチャージWiFiと他社の比較
月額不要の通信サービスだと、大手の通信会社auが運営する「povo2.0」や「ワイハWiFi」といったサービスがあります。ここではそれぞれの機能や特徴を比較してみましょう。
povo2.0 | ワイハWiFi | ギガチャージWiFi | |
---|---|---|---|
月額費用 | なし | なし | なし |
本人確認・契約書 | 必要 | 不要 | 不要 |
チャージ縛り | 180日以内にチャージが必要 | 使いたい時だけ | 使いたい時だけ |
最小チャージ金額 | 330円/日/制限なし | (※)900円/月/3GB | ◎980円/年/1GB |
チャージしたパケットの有効期間 | 180日以上有効なプランは1万円以上 | 1日~180日30日 | 1年 |
追加チャージ | 390円/7日/1GB 990円/30日/3GB 2,700円/30日/20GB 6,490円/90日/60GB 12,980円/180日/150GB | 追加1GBあたり+250円 15~70GBは3,980円/月 | 1GB 980円 10GB 1,980円 30GB 3,780円 50GB 5,200円 60GB 5,480円 100GB 6,580円 |
年間費用 年間100GB使用した場合 | ¥33,000 (990円チャージを34回) または ¥26,321 (12,980円を2回) | ¥29,200 (月額2,400円/9GB) | ¥6,580 |
どうでしょう?
年間100GB消費する場合を想定すると、圧倒的にギガチャージWiFiが安いですね。
しかもその他の2つでは、チャージしたパケットの有効期間が30日~180日と短く、「繰り越し」ができないため、使わない期間があると、余ったパケットが無駄になってしまいます。
モバイルWiFiルータや0円運用のための2台目端末を想定すると、コンスタントにパケットを消費するかどうかは、正直わからないのではないでしょうか。
そういった観点でもパケットの有効期間が長い(365日)ということはかなりのメリットです。
もう少し細かい単位で月額のパケット消費を想定して年間費用を比較してみます。
年間費用 | povo2.0 | ワイハWiFi | ギガチャージWiFi |
---|---|---|---|
月1GB(年間12GB)消費 | ¥12,045 | ¥10,950 | ¥3,940 |
月3GB(年間36GB)消費 | ¥12,045 | ¥10,950 | ¥5,480 |
月5GB(年間60GB)消費 | ¥24,090 | ¥17,033 | ¥5,480 |
というわけで、使っても使わなくてもかなりコスパが良いことがわかります。
もちろん、全く使わなければ1年間は有効なので、しばらく眠らせておくこともOKです。
ギガチャージWiFiはこんな方におすすめ
ギガチャージWiFiは圧倒的にコスパがいいので、1台持って置くと、かなり便利ですが、
特にお勧めしたいのは、こんな場面ではないでしょうか?
- 5~10人くらいのグループで通信費を使う場合
- 固定の回線が引けない場所(屋外や場所が都度変動する場合)
- 災害用の予備WiFiとして
個人で使う場合も勿論いいと思いますが、特に、モバイルWiFiルータであることを踏まえると、グループの共用通信として、使うのにとてもいいソリューションではないでしょうか。
契約も簡単で、清算の仕方もわかりやすいので最適であるように思います。
ギガチャージWiFiの気になるところ
端末代が高い
初期費用が27,800円からと、最初のイニシャルコストが中々、掛かってしまいます。。
端末代がかかるのはどの通信キャリアでも同じことなのですが、端末が選択できたりもう少し安いと導入のハードルが下がるかな、というところです。
5Gには対応していない
最近では、国内も5Gカバー率は90%を超え、東南アジアでも5Gが使えるところは増えてきています。
通信最大速度は150Mbpsとなっており、国内主要3キャリアに対応しているため、通信が弱い地域は少ないと思われるものの、やはり5Gには対応していてほしかったな、というところです。
ちなみに我が家で接続してみた所は16Mbps 程とまぁまぁの速度ではあります。
YouTubeを見る分には全然問題ないでしょうが、複数人で接続していると、少し苦しくなってくるかもな、という印象です。
まとめ
今回は月額費用0円で、使いたい分だけチャージして使えるギガチャージWiFiをレビューしました。
非常にコスパが良く、通信速度や固定回線程の通信量を望まない場合などは特に、色々な用途で使えるのではないかと思います。
それでは、皆さん是非参考にしてみてください。
こちらのクーポンコードを利用して端末購入頂きますと500円/台オフとなります。
※チャージでの利用は不可です。