外出先でも大画面で作業したいけど、重たくてかさばるモニターを持ち歩くのは大変ですよね。
そう思って私もついにモバイルモニターデビューしようかと思い、いつものようにAmazonでモバイルモニターとシンプルに検索したんですが

もう全然わかんないですね。
似たような名前で、似たようなスペックで、似たような金額のモバイルモニターが並んでいて、どれがいいのか本当によくわかんないですよね。
今回はそんな激安の中華製モバイルモニターを人柱的にいくつか買ってみたので、その中でおそらく当たりっぽいだろうモニターについて、紹介してみたいと思います。
コスパよく作業効率を上げたい方必見です!

製品仕様と特徴
まず、このモバイルモニターの何が凄いかって、その軽さと薄さです。
ただ最初に言っておきますが、製品名の重量380gは嘘です。
さらに、厚さも最薄部で4mmと言っていますが、基本的に付属カバーケースを入れて使うことになるので、その場合は10mm程度だと思ったほうがいいです。

そのほかのモバイルモニターとしてのスペックは、IPS液晶パネルを採用し、2K(2256×1504)という高解像度で、画面の美しさは折り紙付き。
ノングレアパネルだから、長時間見ていても目が疲れにくいです。
付属のカバーですが、手前に置くタイプではなく、後ろに折りたたんで立たせるような形になっています。
このタイプのメリットは手前にカバーが来ることがないので、省スペースで設置することが挙げられますが、一方でモニターを立たせる角度にあまり自由がないこと。
基本的には以下の写真の角度のみで使うことになります。

接続ポートも豊富で、miniHDMI、Type-C(2ポート)、3.5mmイヤホンジャックを備えています。
Type-C一本で映像出力と給電ができるのは、かなり便利です。

念のためですが、USB-typeCケーブルだからといって、なんでもいいわけではなく、給電もできるタイプのケーブルじゃないと動かないので注意してください。
因みに私の場合は、持ち歩き用にUGREEN製のL字ケーブルを買いました。

多機種に対応しており、ノートPC、スマホ、ゲーム機など、さまざまなデバイスで使用可能。縦表示もできるので、用途に合わせて使い分けができます。

また標準で付属する脱着式のマグネットカバーは、モニターを傷から守るだけでなく、スタンドとしても使える優れものです。

実機レビュー
実際に使ってみると、このモニターのスリムでしっかりとした作りに驚きました。
アルミ筐体が高級感を醸し出し、耐久性も申し分ありません。
実は以前モバイルモニターデビュー機として他社製の最軽量モデルを使っていたのですが、1ヶ月も立たないうちにモニターに線が入って壊れたので、もっと頑丈な本機に買い替え。
このモニターはアルミ筐体になっているので、最軽量とまではいかないものの、持ち歩きに使う分には十分軽いです。

画質については、2K解像度のおかげで映像が非常に鮮明。色再現性も高く、視野角も広いので、どの角度から見ても綺麗です。
さて、問題の重量ですが、実際に測ってみましたが、380gってどこから来たんだろうと思うぐらい、全く掠ってもないので注意してください。
ケースなしで468g、ケース有りで約742 gという感じです。基本的にケース無しで持ち歩くことはないので、常に740mlの細長い大きめのペットボトルを持ち歩くようなイメージです。
持ち運びに関しては、実際に鞄に入れてみたところ、このレベルではあれば特に問題なく、毎日の通勤にも気軽に持ち運べます。


因みに以前は、ケース込みで500g以下のモバイルモニターを使っていたんですが、新幹線や飛行機の移動で荷物をたくさん詰めたり、持ち歩いていたら、買ってから1ヶ月も立たないうちにモニターに線が入ってしまいました。
やはり軽いだけじゃダメなんです。”モバイル”モニターなんですが、多少雑に使っても壊れないぐらいのものを選ぶことをお勧めします。
接続もスムーズで、Type-Cを使った接続では、映像と給電が一括で行えるため、ケーブルの煩わしさがありません。HDMI接続も試しましたが、こちらも問題なく動作しました。
MacBookで試しましたが、最大は2256 x 1504までの解像度にまで上げられますが、ここまであげると小さすぎて見えなくなるので、個人的にはMacBook 14’と合わせて使うのであれば、1600 x 1066がおすすめです。
因みに1920 x 1280 のFHDでも使うことはできますが、13.5インチモニターだと、私には結構文字が小さくなってしまって使いづらかったです。

設置の注意点としては、縦置きで使用する際には別途スタンドが必要なこと。縦置き用のスタンドを用意しておくと便利です。


メリット・デメリット
メリット
- 軽量で持ち運びが楽。
- 高解像度で画質が良い。
- 多機種対応で接続が容易。
- 頑丈なアルミ筐体。
やはりこのモデルに関しては、値段の割に重量と、見た目、しっかりとした作りと、コスパの良い製品かなと思います。
もちろん買いてあるスペックと違うという中華製ならでは怪しさはありますが、今のところ数ヶ月使っていますが、特に問題なく使えているので、この値段とこのスペックであれば十分買いのレベルだと思います。
デメリット
- バッテリー非搭載のため、給電が必要。
- 縦置きにはスタンドが必要。
- 一部デバイスで最大解像度非対応。
このモニターはバッテリー非搭載なので、単体では動作しません。他の人のブログではバッテリー付きのモニターだと、便利的なことも買いている人もいましたが、個人的にモバイルモニターにバッテリーなんて不要です。
だってMacBookという重量感あるバッテリーを常に持ち歩いているんですから、モニター側にバッテリーなんてつけるよりも軽くしてくれたほうがいいですよね。
因みに前述しましたが、縦置きスタンドも市販のものを利用すればOKです。
結論
このモバイルモニターは、軽量性や画質、接続の利便性を重視する方にとって、非常に魅力的な製品です。
特に出張が多い方や、自宅でもスペースを有効活用したい方にはおすすめです。
購入を検討されている方は、ぜひ一度手に取ってその使い勝手を体感してみてください。
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