ネット界隈で評判の良いMOFT Snap-Onですが、おしゃれでコンパクトで良いという声がある一方で、使いにくいという声もあったりするので、実際のところどうなんだろうと思い、今回実際に手に入れてみました。
結論としては、「外出時のウェブ会議に使うには便利」といった感じです。
早速詳しくMOFT Snap-Onをレビューしていきたいと思います。

MOFT Snap-onの外観
それではMoft Snap-onの外観から確認していきましょう。
先ずはパッケージからですが、めちゃくちゃコンパクトな感じですね。
元々MOFTはコンパクトに折り畳んで使えることが一番の特徴ですから、その特徴がパッケージからもう既にわかりますね。

早速中身を取り出してみてみると、こんな感じになります。
MOFTの特徴でもあるこの独特なレザー感はとても好印象が持てますね。
ヴィーガンレザーと呼ばれるいわゆる合成革(別名フェイクレザー)を使っているのですが、手触り感は革に近い感じがしますね。

MOFT Snap-onのサイズは、65.5 x 95.5 mmになっており、持った感じもめちゃくちゃ薄くて、小さいです。
重さも43 グラムにですから、このサイズと重量であれば、いつでもカバンに入れておいたとしても邪魔にはならなそうですね。

MOFT Snap-onは、iPhone 12シリーズ以降(iPhone 14も対応)で使えるようになったMagsafe対応のデバイスでのみ使用できるようになっています。
iPhoneの背面にある円形部分に貼り付けるようにして使用します。
貼った感じの厚みなどは、ほとんど感じませんね。もちろんずっと貼り付けたままにするのであれば、少し持った時に気になる感じはあります。
MOFT Snap-onを使用する際には、基本的に3パターン(縦置き、フローティング、横置き)での使用することができます。
以下が縦置きで使用した場合です。
使った感じとしては、デスクに置いて使う分には、特にグラグラと不安定になることもなく、問題なく使用することができました。

以下がフローティングの場合です。
縦置きと比べると、スタンド部分にかかる負担が少し大きいのですが、iPhoneの重量ぐらいであれば、こちらも問題なく使用することができました。
ただこの状態でスマホを操作したりするのは、ボタンを少し押すぐらいであれば良いですが、ゲームのような使い方には適していません。

またもう一つの横置きもできます。
要は縦置きで貼っていたままで、横に倒すだけなのですが、簡単に横置きにすることができるので、普段自分で見るだけであれば、この置き方で十分そうです。
またこの置き方の方が比較的磁力が強く張り付いているので、3つの置き方の中では一番安定しています。
基本的にMOFTはスタンドの状態でスマホを操作するようなものではないのですが、この置き方であれば、多少の操作は可能になっています。

MOFT Snap-onのポイント
ここからはMOFT Snap-onのポイントをいくつかピックアップして解説していきたいと思います。
超コンパクト&着脱式スマホスタンド
先ずはMOFT Snap-onの一番の魅力は、超コンパクトで着脱式のスマホスタンドであることです。
最近の仕事環境であると、どこで働いていてもフリーアドレスのような状態になっているので、そういった場所でテレビ会議などがあると、相手のスクリーンを見るのも、自分のカメラONをするのにも、スタンドがないとスマホを手に持って撮影したり、自分でカメラに覗き込んだりする必要があります。
MOFT Snap-onがあれば、必要な時にカバンから出してスマホに貼るだけですぐに使えるというのが魅力です。
またSnap-onに1~3枚程度のカードを収納することも可能です。

ただ3枚入れるとなると、結構見た目はパンパンになるので、必要最低限のカードだけ入れるように使い方になると思います。
またSnap-on自体の磁力は正直そこまで強いものではないので、スマホにつけたまま使うと、どこかに引っ掛けた際にいつの間にか落ちてしまうこともありそうなので、そういう意味でも必要最低限のカードだけを入れておくような使い方になると思います。(例えば、スタバカードのような)
外出先で使うのに便利
実際に置いて正面からみてみるとこんな感じになります。 画面自体が大きくなるわけではないですが、やはり視線が上向きになり、またカメラの位置も多少上になるので、通常の平置きよりは使いやすくなりますね。

使い方としては、ウェブ会議などでカメラをONにしないといけない時や、資料を見ながら作業したい時に便利な置き方です。
MOFT Snap-onの気になるところ
ここでは、MOFT Snap-onを使ってみた感じた気になる所をピックアップして解説していきます。
磁力はそこまで強くない
MOFT Snap-onは磁力でスマホに貼り付けるようなスタンドになっています。
ただその磁力自体は、スマホに立てるのに必要最低限といった感じで、この状態で細かい作業をしたり、貼り付けたままポケットやカバンに入れて持ち歩いたりすると、確実にすぐに外れます。
またMOFT Snap-onを使用する場合には、スマホカバーにも気を付ける必要があります。
Magsafe対応のスマホカバーをつけていないと、MOFT Snap-onとiPhoneの間に障害物があるような感じになってしまい、磁力がかなり弱まってしまいます。
以下の写真は一般的なシリコンケースをつけた状態でMOFT Snap-onを貼って、上から持ち上げた状態ですが、見てわかる通り簡単に剥がれてしまっています。

今後はシリコンのスマホカバーを外した状態で、上から持ち上げてみると、今後はしっかりと持ち上げることができました。
ただし、この状態でおいても、下に少し勢いをつけて下げたりすると簡単に剥がれしまいます。

そのため、MOFT Snap-onを使う際には以下ポイントに注意しておきましょう。
- 使用する時にだけ貼り付ける
- スマホカバーはMagSafe対応のものにしておく
- Snap-on部分を持って使わない
長時間使う場合には色移り注意
最後のポイントですが、染料で染められた合皮を使っているということもあり、長時間MOFT Snap-onをスマホケースの上から貼り付けたままにしておくと、染料がケースに色移りしてしまう可能性があります。
特にシリコン/タップ、表面加工が施された本革を使っている淡い色のスマホケースでは特に色移りリスクが高いです。
基本的には使う時にだけ貼り付けるようにすれば問題ないと思いますが、使用する際には注意しましょう。
MOFT Snap-On と Xの違い
因みにMOFT Snap-Onを検討する際に、おそらくどちらにしたら良いか迷ってしまうものが、MOFT Xだと思います。
以下表で違いを比較してみました。
簡単に言えば、iPhone 12以降のMagSafe対応ならSnap-On、それ以外ならMOFT Xといった感じです。
MOFT Xの場合は、スマホケースに両面テープのようなもので固定してしまうような感じになるので、常にMOFTを使いたい人は、iPhone 12以降でもXの方が安定して使えると思います。
逆に使う時にだけ着脱して使いたい人であれば、Snap-Onがおすすめです。
まとめ
今回はMOFT Snap-onについてレビューしてみました。

- 外出先でちょっと使うのにちょうどいいコンパクトさと軽量感
- 見た目もおしゃれ
- 磁力はそこまで強くないので常時使うには不便
全体としては、確かにちょっとした時に使うぐらいであれば、コンパクトでかつ簡単に着脱できるので、外出先で使うような場合には便利でした。
ただ一方で、磁石で貼り付けるという仕組み上、磁力の限界というものがあるので、あまり過信し過ぎるとスマホを落下させるようなことも起きてしまいそうなので、使い方には注意しましょう。
それではみなさん是非参考にしてみてください。
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