パナソニックのハイグレードスチームオーブンレンジが新しくなりましたね。我が家でもビストロは前年度モデルのNE-BS1500を使っていますが、今の所なんの不満もなく使えていますが、新しいモデルが出たということが一体何が変わったのかという部分を確認してみたいと思います。
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NE-BS1600と前年モデルNE-BS1500の比較表(Panasonic公式)
ここから分かるのは大きな変更点としては以下の3つになりそうですね。
- とろみセンシングの追加 → ワンボウル中華レシピの追加
- 発酵温度の上限追加 → 甘酒レシピの追加
- チャイルドロック機構の追加
それぞれどんな機能になっているか見てみましょう。
とろみセンシング
もともとビストロには、高精度の温度センサーのみが追加されていましたので、今回新たにセンサーが追加されたのかとも思ったのですが、商品の特徴欄をそうではないみたいです。どうやら元々付いていたセンサーの向きを変えることで、食品の温度をより正確に測れるようになったということみたいです。
とろみや、肉・魚の温度を確実に検知するために、センサーを下向きに移動。0.1秒ごとの高精度で、細かく温度を見守ります。
正直言えば、これができるならもう少し早くやってほしかったとも言えますが、ともかくこれによって、中華料理などで使う片栗粉のとろみを検知することができるようになったようです。
そのため、NE-BS1500ではワンボウル〜系レシピはパスタのみでしたが、今回の新しいモデルでは、「ワンボウル中華」がレシピに追加になりました。
正直言えば、レシピだけの問題であれば、後からソフト改修で追加してくれるんじゃないかと期待もしましたが、物理的な改善が入っているので、ワンボウル中華に関しては、NE-BS1500ではできない機能ですね。但し、基本概念としては温めるということではあるので、手動できるのかなと思ったんですが、1600のレシピを見ると、料理集番号での設定しか出来ないのでやはりこれは1600独自の昨日というわけですね。
発酵温度が〜45度から〜60度
ヨーグルトや甘酒が手作りできる「発酵」機能が追加されたということなんですが、今までの発酵機能の上限は45度まででした。これは基本的にはパンの発酵温度を基本にしているので、40度が上限であったという風に考えられます。
しかし45度が上限であると、発酵温度が高い食材、ヨーグルトや甘酒、塩麹などのレシピが出来なかったのですが、今回から可能になるわけですね。
しかし個人的にはこの機能に関してはあまり惹かれていません。そもそもヨーグルトや甘酒の発酵時間ってどれぐらいなのかというと、基本的に6時間程度になているんですよ。ではオーブンレンジを6時間使いっぱなしにすることができるのかというと、余程の深夜や外出中じゃない限り、この機能を使うことはないと思っています。
もし発酵機能に特化したいのであれば、専用の発酵器を使う方が現実的だと個人的には思っています。
チャイルドロック機構の追加
ボタンや画面に触れても操作を受け付けないようにロックするチャイルドロックが搭載されましたね。
これは設定の便利ツールの画面からチャイルドロックを掛けておいて、小さい子供が操作してしまうことを防ぐ機能なんですが、、これもまた中途半端というか、要らないというか、使わない機能になりそうですね。
そもそも我が家でも感じるオーブンの危険性は蓋が空いた状態で、小さい子供が取っ手を掴むことが一番怖いと思っています。そもそもオーブンはキッチンに置かれて、比較的高い位置に置かれるのが一般的だと思うので、画面を操作できるような大きな子供に関してはそもそもこのようなチャイルドロックが必要だったのかと少し疑問に思うところです。
まとめ:コスパを求めるならNE-BS1500で十分
今回は新しく発売されたパナソニックビストロNE-BS1600と前年度モデルからのアップデートを中心に確認してみました。相対的に見たところ、前年度モデルとの比較をしても、今回のモデルは大幅なアップデートという風にはなっていませんね。
やはり目玉はワンボウルレシピの充実というところではあると思います。ワンボウルパスタに関しては、我が家でも週に数回は必ず使用するレシピにはなっているので、とても助かっているのですが、その他のワンボウルレシピはあまり使っていません。
今回の追加されたワンボウル中華レシピをどこまで評価するかが今回のモデルを購入するかの分かれ目になりそうですね。
個人的にはパナソニックの家電は全てIoT対応するという話も聞いていたので、今回のモデルから例えばインターネットからのレシピの自動追加や、パナソニックビストロのウェブレシピ集、キッチンポットとの連携が出来たりしたら嬉しいなと思っていたのですが、実現しなかったですね。また次モデルに期待しておきます。
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