ここでは普段皆さんが毎日使っているインターネットについて、そもそもなんで繋がるの?どう言う仕組みなの?っていうところを書いて行きます。
先ずはWikiってみますね。
インターネット(英: internet)は、インターネット・プロトコル・スイートを使用し、複数のコンピュータネットワークを相互接続した、グローバルな情報通信網のことである。貼り付け元
わからなくもないんですが、ちょっとわかり辛くないですかね?
よくインターネットとは『ネットワークのネットワーク』だとか、禅問答のような回答もあったり。そもそもインターネットという言葉自体が、インター=〜の間、ネット=ネットワークというものですから、どれも間違ってないんです。
でも流石にイメージしづらいと思うので、一般的に自宅でインターネットをする場合と、スマホでインターネットをするケースで考えてみましょう。
自宅でインターネットできる仕組み
パソコンがインターネットに接続するには、以下の順序で進んでいきます。
- ルーターとプロバイダサーバ間で接続認証を実施する (フレッツ光 PPPoE通信)
- パソコンにIPアドレス(住所のようなもの)に割り当てられる
- パソコンがURL(simple-was-best.com)をクリックする
- URLのIPアドレスを調べにいく
- IPアドレスに向けてページリクエストを投げる
- サーバから応答が帰ってくる
これを一つの図にしたものがこんな感じです。

あとは概念的に理解すればいいと思うんですが、プロバイダがインターネット接続のための入り口、URLは人間が理解しやすいように作ったあだ名のようなものです。ただあだ名だけでは、具体的な住所がわからないので、住所引きの機能がDNSというものです。
なんとなくわかりますか?もし私がインターネットとは?を記述するのであれば、
「スイッチ、ルーター、サーバで構成される通信ネットワークの複合体」
というかもしれません。
結局わかりづらいかもしれませんね。つまりはインターネットとは概念でしかなく、具体的なものがあるわけではないんですよ。ただ色んな機器が自分勝手なネットワークになってしまうと、それは繋がるネットワークにはならないので、みんなで共通のルールで通信しましょうと決めたわけですね。
そしてそのルールに従って様々な補足的な機能群が生れ、DNSサーバであったり、DHCPサーバであったり、NTPサーバ、CAサーバetcと書き始めたら、キリがないぐらいたくさんの機能が盛り込まれたわけですね。
細かいことを言い出すときりがなくなってしまうので纏めますが、一般的にインターネット(WEBページを閲覧する)ってなんだろうと思うときには、IPアドレスを持った機器と、情報を持ったサーバとの通信と思ってもらえば十分です。
スマホでインターネットできる仕組み
スマートフォンでインターネット接続する場合には、また少し手順が変わりますが、根本的なところは一緒です。最初のプロバイダとの接続部分が変わるだけです。
- スマホでLTEにキャンプオン(エリアにはいる)
- スマホが設定されたAPN(Access Point Name)のサーバにアクセスする
- コアサーバ(PGW)から、IPアドレスが付与される
- スマホでURL(simple-was-best.com)をクリックする
以降は同じです

少し言い方や、動きが違いますが、要はIPアドレスを誰から貰うか、どうかの違いですね。
因みにスマートフォンで正しくインターネットができる状態になったかどうかを確認するには、アンテナの右に以下のマークが見えるかが一番簡単な方法ですね。ここに何もマークが見えない場合は、電話のみが出来る状態です。

もう一つの方法は、ちょっと難しいかもしれませんが、以下のようなアプリを使って詳細な状態を見ることも可能です。

Webページが見れるとは共通言語のやりとり
ここまで主にどうやって端末がインターネットで出れるのか書きましたが、IPアドレスを取得後には、サーバとクライアント間の通信になります。
ここを説明するには、色んなケースがありすぎるので、簡単に書きますが、共通の言語を使ってデータをやり取りすることで、ページそのものをやり取りせずに、お互いにデータを見ることができます。
少し長くなりましたね。ちょっとここの章では、なんとも説明し切れないのでまた別の機会に。
では。
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