モニターライトといえば、真っ先に名前が挙がるのが「BenQ ScreenBar」ですよね。
おそらくこの記事に辿り着いたあなたはBenQが欲しいんだけど、価格も高いし、どうにかもっとコスパの良いモニターライトがないかなと思っているんじゃないかと思います。
そこで登場するのが、コストパフォーマンスに優れた「Quntis モニターライトバー」です。
ただ値段が安いばかりで、どうせ写真だけ使いやすそうに見えて実際には使いにくいんじゃない?なんてこともあると思います。
本記事では、実際にQuntisモニターライトバーを実際に使ってみて、その使用感や感想、スペックの解説、そしてBenQ ScreenBarとの比較を行い、どちらが自分に合うか考えてみたいと思います。
Quntisとは?
Quntisは、2015年に設立された電子アクセサリーメーカーで、高品質で信頼性の高い充電器、ケーブル、スマートホームデバイスなどを提供しています。技術が生活をより簡単に、便利にするべきだという理念のもと、ユーザーのニーズを第一に考えた製品開発を行っています。
ウェブ上の評判も良く、多くのユーザーから価格と品質のバランスが優れていると評価されています。また、カスタマーサービスも丁寧で、問題があった場合の対応が迅速であると口コミで報告されています。
特にモニターライトについては、コスパ良いことがよく知られており、BenQはちょっと高いけどこっちならと思って購入されるユーザーが多いようです。
Quntisモニターライトバーを使ってみた
それでは早速開けていきたいと思います。
本体以外の同封物については、USBケーブルとスペーサーになります。
六角レンチも同封していたのですが、特に何に使うのかよくわからなかったのですが、どうやらレンチでカバーを外してから取り付けることができたらしいです。
ただ私はそのままパチっと嵌めてしまいました。ただこわれるかもしれないので、皆さんはレンチを使ったほうが良いと思います。
ということでこんな感じでカバーを取り付ければ基本的な取り付けは完了となります。
電源については、裏からUSB-Cケーブルを差し込むような形になっています。
本体に付属するボタンは、右から調光・調色・自動調光・電源の4つになります。
今回レビューしてみたのは、40cmの一番スタンダードなタイプになります。
Quntisのライトバーについては他にも曲面ディスプレイに対応した45cmのものと、リモコンに対応した51cmのモデルなどいくつか種類があります。
モニターへの固定方式ですが、基本的にはモニターの上に載せるような形で設置します。
そのため、モニターにある程度厚みがないとしっかりのせらせないのですが、有機LEDのような薄型モニターのためのスペーサーが付属しています。
薄いモニタの場合にはこんな感じでスペーサーをつけることで、安定して取り付けられるようになっています。
こんな感じでしっかりと挟めればかなり安定して取り付けはできます。
Quntis モニターライトの特徴
長時間のデスクワークでは、目の疲れを軽減するための工夫が重要ですよね。
いくら部屋が明るくてもやはり手元が明るいかどうかは作業効率に大きく影響すると思っています。
Quntisのモニターライトバーは、モニターの上部に設置し、直下のデスクエリアを均等に照らしてくれるので、手元の書類やキーボードがしっかりと見えます。
いくつかQuntisモニターライトの特徴をピックアップしてみたいと思います。
設置の簡単さ
Quntisモニターライトバーの設置は非常に簡単です。モニター上部にクリップで固定するだけで、工具は一切不要です。
薄型モニターにも対応しており、安定感も十分です。
クリップ部分は、内部にバネが入っているので、置くというよりもパチっと挟むような形になっています。
モニターの上に設置ができたらあとは裏側から配線するだけで設置完了になります。
照明の質と調整機能
光の質も十分で、目に優しい設計になっています。
明るさや色温度を調整できるため、自分好みの光環境を簡単に作ることが可能です。特に夜間作業や、部屋の照明を落としてPC作業をする場合に重宝します。
目の疲れを軽減するという意味では、これはBenQ ScreenBarと同様に役立つ製品です。
LEDによる均一な光は目に優しく、長時間の使用でも疲れを感じにくいです。
色温度の調整範囲も広く、作業内容や時間帯に合わせて最適な光環境を作れます。
明るさの調整も滑らかで、極端に暗すぎたり明るすぎたりすることなく、ちょうど良い明るさを見つけやすいです。
明るさと調色の段階については4段階になっているので、普段の使用に関してはこれで十分ですね。
Quntis モニターライトバーのスペック
次に、Quntisモニターライトバーの具体的なスペックを見ていきましょう。
イメージ | |
---|---|
長さ | 40 cm |
自動調光 | |
モニターの厚さ | 0.7cm~3.5cm |
色温度 | 3000-6500K「4種類或無段階」 |
リモコン | |
価格 | Amazon |
機能的にはモニターライトとして十分使用に値する性能を持っているので、特にコスパを重視して選ぶ方にとって、最適なんじゃないかと思います。
BenQ ScreenBar(モニターライト)との比較
ここからは特にBenQのScreenBarとの比較をしてみたいと思います。
QuntisモニターライトバーとBenQ ScreenBarを比較する際に考慮すべきポイントは、価格と機能、そしてデザインです。以下に、主な違いを比較表としてまとめました。
特徴 | Quntis モニターライトバー | BenQ ScreenBar |
---|---|---|
イメージ | ||
価格 | 約5,000円前後 | 約15,000円前後 |
明るさ | >900ルクス | >900ルクス |
色温度調整 | 手動調整 (3000K~6500K) | 手動調整可能 (2700K~6500K) |
給電方式 | USB給電 | USB給電 |
設置方式 | クリップ式 | クリップ式(より堅牢) |
デザイン | シンプルだがややプラスチック感あり | 高級感のあるメタル仕上げ |
BenQ ScreenBarの自動調光機能や高級感のあるデザインは、やはり高価格帯ならではの魅力です。
しかし、基本的な照明性能においては、Quntisも十分に機能を果たしています。特に価格を考慮すると、Quntisの方が圧倒的にコスパが良いと言えます。
ただし、BenQと比べると質感やデザインの高級感はやや劣る印象を受けましたが、使用感そのものに大きな不満はありません。
ただ強いて言うのであれば、モニターによってはクリップの部分が基本的に挟むような構成になっているので、PCモニターの場合、裏側が丸みを帯びたデザインが多いので、クリップがうまく挟めないことが多いです。
BenQの場合は、その対策としてバランスを取るための重しがかなりしっかりしていて、前方で少しでも引っかかっていれば十分しっかりと安定します。
Quntisの場合はこの重しが少しコンパクトになっているため、裏側が半円状のモニターの場合には少し操作をするときにグラつきを感じます。
モニターライトを購入を検討する際のアドバイス|いらないよりはあったほうがいい
モニターライトの購入を検討する際は、以下の点を確認してみてください
- 使用するモニターのサイズに適合しているか
- 必要な機能(色温度調整、明るさ調整など)が備わっているか
- 設置方法が自分のデスク環境に合っているか
- 予算に見合うかどうか
モニターライトは、省スペースで明るさを確保するのには最適な手段だと思っていますが、モニターによっては設置できないこともあるので、購入前には最低でも自分のモニターに取り付けられるかどうかは確認が必要です。
とはいえ、個人的にはデスクライトとしてはこれ以上の最適解はないと思っているので、もし何かデスクライトが欲しいと思っている人はぜひ検討してみると良いと思います。
まとめ|Quntisモニターライトバーのメリットとデメリット
最後にQuntisモニターライトバーについてまとめておきます。
- コストパフォーマンスが非常に高い
- 設置が簡単
- 色温度と明るさの調整範囲が広い
- USB給電で便利
- モニターによってはぐらつきを感じる
- 長期使用での耐久性は未知数
全体的な所感としては、Quntis モニターライトバーは、BenQ ScreenBarと比較しても、特にコストパフォーマンスの面でも十分使用に値するモニターライトかと思います。
照明の質、明るさや色温度の調整機能は十分で、目の疲れを軽減し、快適な作業環境を提供してくれます。
もちろん、BenQのデザインの高級感には及びませんが、価格差を考慮すれば、十分に満足できる製品です。
「高品質なデザインにこだわりたい」という方にはBenQ ScreenBarも良いと思いますが、「とにかくコスパ重視で使えればOK!」という方には、Quntisモニターライトバーは非常に良い選択肢だと感じました。
みなさん是非参考にしてみてください。
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