「デスクライトは興味があるけどモニタライトっているのかな」
「テレワークや勉強でパソコンを使う時間が増えて、目の疲れや集中力の低下が気になる」
「集中して作業するのにデスクライトは必要だけど、中々いいのがないな…。」
そんなふうに悩んでいる方、いませんか?
今回紹介したいのが、ダブル光源で、様々なシーンに活用することが可能なQuntis LED クランプ式デスクライト。
手頃な価格なのに、しっかり明るくて目にもやさしく、初めての人でも扱いやすいのが魅力です。この記事では、Quntis LED クランプ式デスクライトを実際に使ってみた感想を交えながら、
「設置は簡単?」「本当に目に優しい?」「机の上で邪魔にならない?」といったポイントを中心に、初心者でも安心して選べる理由をわかりやすく紹介していきます!

Quntis とは?
Quntisは、2015年に設立された電子アクセサリーメーカーで、高品質で信頼性の高い充電器、ケーブル、スマートホームデバイスなどを提供しています。技術が生活をより簡単に、便利にするべきだという理念のもと、ユーザーのニーズを第一に考えた製品開発を行っています。
ウェブ上の評判も良く、多くのユーザーから価格と品質のバランスが優れていると評価されています。また、カスタマーサービスも丁寧で、問題があった場合の対応が迅速であると口コミで報告されています。
特にモニターライトについては、コスパ良いことがよく知られており、BenQはちょっと高いけどこっちならと思って購入されるユーザーが多いようです。
Quntis デスクライトを使ってみた
それでは早速開けていきたいと思います。

”TRANSFORMABLE DESK LAMP”と記載がありますが、”TRANSFORMABLE(=変形可能)”ってことですね。日本語名では単に”LEDデスクライト”と表記されているのでこの記事では”LEDデスクライト”と表記します。
本体以外の同封物については、電源アダプターと取扱説明書になります。

早速デスクに設置してみました。
横幅80㎝のデスクライトは34インチの曲面モニタにちょうど良い長さでした。

ただ、モニタアームを使っている場合だと、真ん中にスタンドが来てしまうところは若干気になりますね。左右の明るさは揃えたかったので、仕方がないのですが。
ただ使ってみて気づきましたが、たまには、デジタルデトックスとしてモニタを横にどけて、読書や勉強という使い方にもいいですね。


本体のスペックは以下のようになっています。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | Quntis デスクライト(型番:LI-HY-0209-BK) |
サイズ(長さ x 高さ x 幅) | 800 x 660 x 54 mm |
設置方式 | クランプ式(工具不要)(75㎜まで対応) |
消費電力 | 15W |
入力 | 12V 1000mA |
CRI(演色性) | >95RA |
CCT(色温度) | 4段階(3000K-4000K-5000K-6500K) |
明るさ調整 | 3段階(0%-30%-60%-100%) |
操作方法 | 左右のデスクライト本体付属のタッチスイッチ |
ライトまでの高さは垂直に伸ばせば最大80cm位まであります。作業上の高さ45~66㎝位となっています。


このライトの特徴は、なんといってもダブル光源でライトを折りたたんだり開いたりできることです。


角度は約190度まで開きます。

スタンドからデスクライトの部分は、自由に折り曲げられる素材になっていてお好きな角度に固定することができます。

電源については、USBには非対応で電源アダプタケーブルを差し込む形になります。

本体に付属するボタンは、左右それぞれ独立していて、調光・調色・電源のオンオフが行えます。

スイッチの操作は最初の頃は慣れるまでは若干難しいかもしれません。
- 1回軽く触れると、点灯/色温度を調整
1回タッチ→前回の色温度で点灯→1回タッチ→色温度が4段階で変化
3000K-4000K-5000K-6500K
- 2回素早くタッチして、明るさを調節
1回タッチ→前回の明るさで点灯→2回タッチ→明るさが4段階で変化
10%-30%-60%-100%
- 1.5秒~2秒長押しで消灯

それぞれ独立したスイッチがあるので、今日は片方だけ照らせたらいいやって時とか、2つの明かりだとまぶしすぎる時などに消せるのは便利ですね。
実際に使って感じたメリット
ダブル光源なので使い方色々!
通常のモニターライトは「画面の手前だけを照らす」構造がほとんどですが、このモデルは何といっても「変形可能」なんですね。
それぞれのライトで独立した明るさを実現できるのが最も大きい特徴ですね。
これが何に役立つのかというと
集中して手元作業をしたい場合とリラックスモードの使い分け

二人での作業時

曲面ディスプレイに合わせた適切な角度に変形

左右の光は独立してON/OFFや明るさ調整が可能なので、
たとえば「手元だけ明るく」「壁だけ照らして集中空間を演出」といった使い方も自由自在。
気分や時間帯、作業内容に合わせて1台で“光の表情”を切り替えられるのが、このダブル光源タイプならではの魅力です。
色温度・明るさの調整が超細かい
このライトのすごいところは、色温度と明るさをそれぞれ4段階で調整可能なこと。
昼白色(5000K前後)で集中モード、電球色(3000K前後)でリラックス、作業内容や時間帯に合わせて切り替えられます。
明るさ
Quntisデスクランプの光源の最大明るさは1500Luxです。基本的には、500~700Luxが目安「一つ光源の場合」。学習や読書などには600~1,000Lux、細かい作業には1,000~1,500Luxがおすすめです。通常シーンで、手元が明るすぎるとかえって疲れてしまうので、注意が必要です。

演色性
演色性は「光源がどれだけ自然な色に見せてくれるか」という性質のことです。「Ra(平均演色評価数)」という数値で表され、
自然光(太陽光での見え方)を「演色性Ra=100」として、
Ra | 演色性のレベル | 用途例 |
---|---|---|
Ra 80未満 | 低い(色が不自然) | 倉庫・工場・一部の安価な照明 |
Ra 80以上 | 一般的(家庭照明レベル) | リビング、オフィス、教室など |
Ra 90以上 | 高演色(色が自然に見える) | 写真撮影、デザイン、医療用など |
Quntisデスクライトは自然光「演色性Ra=100」に近いライティングを再現してくれ、演色性Ra>95」は、絵や写真などの色がより鮮やかに見えるのが魅力です。
照明均一性
照明均一性とは、「照らされた範囲で光の明るさにムラがないかどうか」を示す指標です。
例えばデスクにライトを当てたとき、手元は明るいけど、端のノートは暗い…モニターの片側だけギラつく…こういった状態は、照明均一性が低いと言えます。逆に、どこを見ても同じくらい明るい状態=照明均一性が高いです。
照明均一性は、最小照度 ÷ 平均照度 で求めます。
均一性 = 1.0 に近いほどムラがない(理想)となっており、0.7以上あれば、オフィス照明として良好とされます。Quntisデスクライトは0.9以上となっており、デスク全体を広く均一に明るくしてくれますね。

光が柔らかくて、ギラつきやまぶしさは感じません。目に優しいのも嬉しいポイント。
クランプ式でデスクが広々
このライトは、デスクの天板に挟み込む「クランプ式」。デスクに据え置くタイプのスタンド式に比べ、デスク面を無駄なく使えますね。 ノートやキーボードを広げても邪魔にならず、扱いやすいです。
クランプの強度もしっかりしていて、設置もとても簡単。工具いらずで、誰でもすぐに取り付けられます。デスクを広々と使えるのが一番のメリットです。
デスクを広々と使える
スタンド式のライトはどうしても土台が場所をとってしまい、ノートやキーボードを広げると窮屈になりがちです。
クランプ式なら机の端に固定するため、デスク上がスッキリし、作業スペースを最大限に活用できます。
見た目がシンプルで、ケーブルも整理しやすい
土台がないぶんごちゃつかず、配線も机の背面に沿わせてまとめやすいので、作業環境をきれいに保てます。
デスクの景観を重視する人にも向いています。
アームの自由度が高く、光の当て方を自在に調整
本を読むときは手元に近づけ、パソコン作業のときはモニターの上から全体を照らすなど、用途に合わせて位置を調整できるのが便利です。
しっかり固定で地震やペットのイタズラでも倒れにくい
スタンド式は不意にぶつけたりすると倒れるリスクがありますが、クランプ式はがっちり固定されているため、安定性は抜群です。
気になった点・デメリット
一方で少し気になった点もありました。
タッチボタンがやや操作しづらい
本体の操作はそれぞれ左右にあるボタンを操作することになるので、左右に広げている場合は、それぞれのスイッチが単純に遠いです。また、長押しで電源OFFとなるため、消灯の際の若干の待ち時間が煩わしいです。
手元にリモコンスイッチがあるタイプだと本体に触れることなく、操作できるので完璧だったなと思います。
タッチ式なので、意図せず明るさや色調を変更してしまうこともやや、あります。この点は少し改善の方法がないかな、と思いましたがこのコスパでは仕方ないですかね。
慣れれば操作に問題はありませんが、暗い部屋での切り替え時にやや戸惑うかも。
本体はやや傷がつきやすい
照明なので近くで見ることはあまりないので、気にならないといえば気にならないのですが、若干プラスチック製というところで細かい傷がついてしまうところは仕方ないかな、と思いました。


この辺はもう少し高級感のある素材で作ってほしかったな、というのが正直なところではあります。
コンセント必須(USB給電不可)
このモデルはACアダプター接続のみ対応で、USB給電には非対応です。
デスク周りにコンセントの空きがないと、タップの増設が必要になる可能性があります。
最近のUSB機器に慣れていると、ちょっと不便に感じる人もいるかもしれません。
他のデスクライトと比較してどう?
BenQの「BenQ ScreenBar」などと比べると、Quntisのこのモデルは圧倒的にコスパが良いです。
1万円以下でここまで調光機能が充実し、クランプ式で取り回しも良いライトはなかなかありません。
また、似たような価格帯の中国製ノーブランド品と比べても、作りがしっかりしていて安心感があります。
特に、クランプの安定感やアームの自由度は、同価格帯の中でも頭ひとつ抜けています。
特徴 | Quntis デスクライト | BenQ ScreenBar |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
価格 | 約5,000円前後 | 約15,000円前後 |
明るさ | >1500ルクス | >900ルクス |
色温度調整 | 手動調整 (3000K~6500K) | 手動調整可能 (2700K~6500K) |
給電方式 | 電源アダプタ | USB給電 |
設置方式 | クランプ式 | クリップ式 |
デザイン | シンプルだがややプラスチック感あり | 高級感のあるメタル仕上げ |
購入先 | Amazon | Amazon |
まとめ|作業環境が劇的に快適に!導入して損なしのデスクライト

- ダブル光源で使い方色々
- 色温度・明るさの調整OK
- クランプ式なので使いやすい
- タッチ操作は操作しづらいかも
- 本体はやや傷つきやすい
- コンセント必須(USB非対応)
Quntis LED デスクライトは、モニタ作業や手元作業を切り替えたい人・目の疲れを軽減したい人にとって最高の相棒になります。
機能はシンプルながら必要十分で、クランプ式の使いやすさ、明るさの均一さ、調整のしやすさなど、日常の作業を本当に快適にしてくれる一台です。
正直、この価格でこのクオリティはかなりコスパが高いです。
長時間のPC作業に悩んでいる方、部屋の照明が暗くて集中できない方は、ぜひ検討してみてください!
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