SIMフリーのスマホを買ってはみたけれど、何かあった時に心配。何か良い方法はないだろう?
そんな風に考えている人はスマホ保険という選択肢も良いかもしれません。
今回は人気のSIMフリーのスマホ、Google Pixel、OPPO Renoでも加入できるスマホ保険について、その修理費用と保証手段について解説してみたいと思います。
人気のSIMフリー端末の修理費用
先ずは人気のSIMフリー端末が実際に故障してしまった場合に、どの程度の修理費用がかかるのか確認してみましょう。
当サイトのアクセス数が多い2つのSIMフリー端末、Google PixelとOPPO Renoの修理費用を調べてみました。
SIMフリー端末の場合は、そもそもどこで修理してもらうことができるのかを調べる必要があります。Appleの場合はどこで購入したとしても、Appleの正規修理サービスを受けることができますが、OPPOやGoogleのようなSIMフリー端末の場合は、メーカー直販でしか正規サービスを受けることができなかったりします。
それ以外だと購入した家電量販店や携帯販売会社経由のサポートになりますので注意してください。
Google Pixel(ピクセル)の修理費用
Google Pixelは正規修理サービスは、Googleが認定した修理サービスプロバイダでしか受けることができません。
Google Pixel 5a (5G)の修理料金は以下のようになっています。
Google Pixel 5a 修理部分 | 修理料金 (税込) |
---|---|
画面修理 | 17,380 円 |
背面パネル | 15,180 円 |
カメラ修理 | 15,180 円 |
バッテリー交換 | 11,880 円 |
基盤交換 | 43,780 円 |
その他パーツ交換 | 11,880 円 |
基盤交換の値段が結構高いですし、そもそも基盤が壊れた時には画面修理やその他パーツの修理もすることが考えられますので、その場合は5万以上かかることになります。
因みに新品の本体価格が5万弱ですので、Google Pixelが基盤まで壊れた時には直すよりも新品を買った方が無難かもしれません。
Google Preferred Careは日本では適用外
Googleでは米国、カナダ、プエルトリコ限定で、Appleと同じようなメーカー延長保証サービスを提供しています。保証内容も2年間、免責99ドルと同じようなサービスなのですが、こちらは日本では提供されていません。
OPPO Renoの修理費用
OPPOの場合は、そもそも端末価格も4万前後とかなり安いので、修理費用も本体価格の5割だったとしても2万円とAppleやGoogleなどの端末と比べると随分安いです。
公式の修理費用は以下の通りになります。
OPPO Reno5 A 交換部品 | 参考修理価格(税込) |
---|---|
スクリーンアセンブリ | 14,000 円 |
バッテリー | 6,500 円 |
バッテリーカバー | 6,000 円 |
マザーボード(6G 128G) | 23,000 円 |
リア広角カメラ(8M) | 5,500 円 |
リアモノカメラ(2M) | 5,500 円 |
リアメインカメラ(64M) | 8,500 円 |
背面マクロカメラ(2M) | 5,500 円 |
フロントカメラ (16M) | 6,000 円 |
因みにOPPO Care(オッポケア)という正規の画面割れ保証サービスもありますが、こちらはあくまでも対象は画面割れのみで、しかも期間内に1度だけしか保証してくれません。
OPPOでは端末購入から7日間以内であれば、OPPO Careというサービスに加入が可能です。保証内容は、画面破損1回限り、無償にて修理してくれるというもので、180日もしくは365日のいづれか選ぶことができます。
OPPO Care 対象機種 | 180日プラン | 365日プラン |
---|---|---|
OPPO Reno5 A | 3,500 円 | 6,000 円 |
SIMフリー端末が壊れた時はどうする?
それでは、SIMフリー端末が壊れた時の対応について考えてみましょう。
1年間以内の自然故障ならメーカー保証が使えるかも
先ずは正規代理店で購入した場合には、必ずメーカーの正規ハードウェア保証が入っているはずです。
但し、この保証はあくまでも自然故障のみで、不注意による落下や、水濡れなどの過失故障に関しては保証対象外になります。
ただ通常の使い方をしている限りにおいて、何か部品が取れてしまった、ボタンが押せなくなったなどの症状は購入から1年間であればメーカー保証が使えるかもしれません。
支払い時のクレジットカードのショッピングプロテクション保険があるかも
その他には、支払いに使ったクレジットカードの補償の中で、ショッピングプロテクションが加入している場合には、購入後90日/180日以内などの制限はありますが、クレジットカードで保証してくれる可能性があります。
年会費0円のようなクレジットカードではなかなか入っていないことがほとんどですが、AMEXが保証が手厚いので、念のためどのカードで支払ったか確認しても良いでしょう。
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SIMフリー端末の保証手段
それではSIMフリー端末が壊れた時には、新品で購入するしか方法がないのかというと、実はそうでもありません。
SIMフリーでもお得に入れるスマホ保険がいくつかありますので、その中でもオススメの保険をいくつか紹介していきます。
携行品をまとめて保証するならセゾンカードの携行品保険
個人的に一番コスパがよくてオススメなのが、このセゾンカードの携行品保険になります。
そもそも携行品保険ってなんなの?と思う人も多いと思いますが、「携行品=常に持ち歩く家財」を補償する保険になります。つまりスマホだけでなく、携行する全てのパソコンやタブレット、さらには財布やバッグなどなど、全ての携行品がセゾンカードであれば月300円で保証できてしまいます。
通常は携行品保険というものは、医療保険や個人賠償保険などと一緒に契約する、いわゆる付帯保険/特約保険の扱いが多いのですが、このセゾンカードのお買い物安心パックYは、なんと携行品保険だけを単体で契約することができます。
また携行品保険だけを見れば、正直セゾンカード以外にもたくさんあるんですが、そのほとんどがスマホや時計などのモバイルデバイスは補償対象外になっていることがほとんどです。
3台まとめて保証するならモバイル保険
一つ目は、モバイル保険になります。
いわゆる損保系の保険になるんですが、保証対象はスマホやタブレット、パソコンなどのモバイルデバイスに特化させた感じになっており、最大3台までまとめて保証して月700円という保証になっています。
月700円と聞くと少し高いのでは?と思うかもしれませんが、3台で700円ですから、実質的には1台あたり月233円で補償が付けられるようなイメージです。
最近はスマホだけでなく、ウェアラブルデバイス、パソコンと複数のデバイスを持ち歩くことが普通になってきていますので、これら全てを月700円でカバーできると思えばお得な保険と言えますね。
まとめ
今回はSIMフリー端末の保証方法について書いていきました。
正直SIMフリーで端末を買うような人は、保険を入っておらず、壊れたら諦めて新しいものを買うという人が多いとは思いますが、実際に修理しようとすると結構な金額になります。
そのためデバイス個別に保険をかけるような方法は、コスパも悪いですし、あまりオススメできません。
もし入るのであれば、今回紹介したような掛け金を安く、保証を大きくつけられるような方法が良いですね。
皆さんも是非参考にしてみてください。
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