現代のスマートホーム環境において、空気清浄機は単なる家電製品の枠を超え、居住空間の健康と快適性を向上させるためのツールとして、今や必需品ですよね。
ただ、空気清浄機って、狭い日本の住宅では置き場所に困りますよね。
この問題への解決策として、以前より割と意欲的に取り組んでいたのは、羽のない扇風機でお馴染みDysonのPure Coolシリーズだと思っています。(我が家にもあります)
この機種は、扇風機+空気清浄機+デザイン+IoT家電というコンセプトで、インテリアに常設したくなる空気清浄機という立ち位置で一定の支持を得ていると思いますが、iPhoneとの連携という面では、専用のDysonアプリで操作する必要があり、他のスマート家電とも連携ができないため、今一歩というところがありました。
また、微妙にバランスが悪いので、小さな子供がいる家庭だとリビングにあると引き倒されるなんてリスクもあったりします。
今回、スマート家電メーカーSwitchBotから、このジャンルの空気清浄機の新製品を使わせていただく機会を頂きましたので、その特徴や利点、他の空気清浄機との違い、スマート機能の使い勝手などを徹底レビューしていきたいと思います。
SwitchBot 空気清浄機 のコンセプト
先ほど述べた空気清浄機の置き場所に困る問題への解決策としてSwitchBotの答えは、空気清浄機能+間接照明+アロマディフューザーの機能を統合した「1台3役」の多機能家電とすることで、生活空間に自然に溶け込む「ステルス家電」というトレンドへの対応ではないでしょうか。
SwitchBot 空気清浄機の主な特徴
多機能性とデザインの融合

防水テーブル機能
防水の円形の天板(約25cm×25cm)は、マグカップ、スマホなどを置くのにちょうど良いスペースで、リビングや寝室のサイドテーブルとしても使用できます。
我が家の子供も猫がわり(?)に乗ってみましたが、一応壊れていません(非推奨)
間接照明・ムードライト機能
本体下部の間接照明は、空気の質を視覚的に示すだけでなく、10色から選択可能なムードライトとしても利用でき、明るさ調整も可能です。
アロマ機能
ほんのりとした香りを空間全体に広げるアロマ機能も備わっており、リラックス空間にこだわれます。
円柱デザイン
最近のデザイン空気清浄機のトレンドですが、円柱形デザインの採用により、従来の箱物家電とは一線を画すデザイン性を訴求しています。
これらのデザインと多機能性のおかげで、部屋の隅に隠さずに、リビングや寝室といった生活空間の中心に「見せる」ように置かれやすくなっています。
因みにSwitchBotからはQi充電対応のサイドテーブル付きの製品も一緒に販売されていますが、本製品はテーブル無しのものになっています。
ただ個人的にはテーブル無しタイプのものであっても、ちょっとものを置くには十分なスペースがあると思っているので、実質的にテーブル付きの空気清浄機とも言えると思っています。

強力な空気浄化能力と適用畳数
適用畳数と浄化能力:
最大25畳(理論上の最大値)までいけるから、広いリビングでも使えるようですが、実用上、花粉やほこり、匂いなどを早くきれいにしたいといったところでは、8畳から12畳くらいの部屋で使うのがベストのようです。
よくある「最大適用畳数」と「実用的な推奨面積」のズレがここにもあるって感じですね。
高性能フィルター:
採用されているフィルターは、高性能なHEPAフィルターで必要十分ではないでしょうか。この機種の特徴として、ペットの毛やニオイに特化したフィルターもあって、ペットオーナーにとって、ニオイとか抜け毛、アレルギー対策にすごく魅力的なポイントだと思います。
スマート連携と操作性
- アプリ連携: SwitchiBotのスマートフォンアプリから電源のオン/オフ、部屋の空気質表示、風量調整(3段階)、照明設定などが遠隔で可能。
- ハブ連携による音声操作: SwitchBot Hubと連携することで、siriでの音声での操作も可能となります 。
- 空気質表示ライト: 本体に搭載された4色のライト(青、緑、オレンジ、赤)で空気の質を視覚的に表示し、現在の空気の状態を一目で把握可能 。また、このライトは間接照明としても使用可能。
スマート連携により、例えば、外出先からの操作や起床時の自動運転などが利用できたりします。
良い点
意外と使えるテーブル
25cmのすっきりとしたテーブルですが、小物を置く程度であれば問題なく使用できます。
空気清浄機の上にものを置けるって、実は相当便利なのではないかと思ったりします。
例えば、間接照明を上においても雰囲気いいですよね。

テーブルの上にモバイル機器充電用のタイプCポートととかあると、さらに使い勝手的に化けそうな気はしますね。
SwitchBotエコシステムとのシームレスな連携

言わずもがなですが、Switchibotアプリで、スケジュールや他スマート家電との協調動作を仕込むことができます。
hub2を持っていれば、Matter経由でHomeアプリでオンオフをすることも可能です。
例えば、外出時は勝手に切れるようにしておき、帰宅時にオンにすることでフィルター寿命を伸ばすような運転をしたり、深夜は静かに運転する設定にできたりします。
気になる点
オートモードのままだと、間接照明として使いにくいムードランプ
惜しいというか、今一歩というところなんですが、ムードランプが、オートか、常時点灯のどちらかしかできないことが少し微妙です。
というのも、オートにすると、暗い時にオン、反対に周囲の明るさがある場合はオフとなっています。
間接照明の一部として夜間光らせ続けたいような時、部屋の照明がついていると、勝手にムードランプもオフになるんです。



オートモードでは、部屋が明るいときに空気清浄機のライトが点灯し、暗くなると睡眠の妨げにならないように、自動的にライトが暗くなる仕様です。
そのため、【間接照明の一部として夜間光らせ続けたいような時】、「オートメーション」を使って設定するようにしてください。


他類似製品との比較
同じ系統の空気清浄機として、以下のような特徴をもつ機種をピックアップして比較してみました。
少し前は何機種か該当しましたが、現行品で候補に上がるのは、Dyson Purifier Cool™くらいではないでしょうか。
日本国内で入手可能なApple HomeKitまたはSiriでの音声操作に対応した家庭用スマート空気清浄機
空気清浄機 主要モデル比較表
| 項目 | SwitchBot 空気清浄機 | Dyson Purifier Cool™ Gen1(TP10) |
|---|---|---|
| 製品イメージ | ![]() | ![]() |
| 価格(自動更新) | 22,045 円 | 40,699 円 |
| HomeKit/Siri対応 | Siriショートカット ※ハブ経由でMatterによる一部機能Homekit連携対応 | Siriショートカット |
| 大きさ (H x W x D) | 49.0 x 25.0 x 25.0cm | 105 x 22 x 22cm |
| 重さ | 4.4kg (本体) | 4.73kg |
| フィルター性能 | 25畳/11分 (ペット特化5層構造) | 11畳(30分) / 33畳(60分) |
| 動作音 (最小-最大) | 20-52dB | 27.9-48.9dB |
| フィルタ交換目安 | 4,382 時間 | 4,382 時間 |
| 付加機能 | テーブル/ムードライト/アロマ/ペットモード/イオン発生 | 扇風機 |
| 消費電力 (最大) | 40W | 50W |
| 購入先 | 公式サイト | Amazon |
こう見ると、基本性能はどちらも大差ないようですね。
但し、DysonはSwitchBotの価格を見ると2倍近くすることを考えると、SwitchBotのコスパの良さは際立っていますね。
どちらも特徴的な機種ですので、扇風機がわりに使いたいならDyson、ペットを飼っているとか、すでにSwitchiBotエコシステムを使っているなどの理由があれば、アプリの利便性でSwitchBot一択ということになりそうです。
まとめ

- 多機能とデザイン性
- 強力な空気清浄機能
- 意外と使える防水テーブル
- 間接照明としては使いづらい
SwitchBot空気清浄機は、サイドテーブルや間接照明にもなるので、狭い部屋を有効活用したい人や、部屋の雰囲気に合う家電を探している人にはすごく魅力的な選択肢だと思います。
空気清浄能力は、25畳対応で吸引力も高く、ペットのニオイなんかもちゃんと消してくれるので、基本的な性能は十分。
市場にはパナソニックとかダイソンみたいな空気清浄機能が売りの製品もあるけど、これは「ライフスタイル家電」として独自のポジションを確立している感じです。
こんな人におすすめ
SwitchBot 空気清浄機 はこんな人におすすめだと思います。
- デザインと多機能性を重視するなら: リビングや寝室のインテリアに馴染むおしゃれな空気清浄機を探しており、サイドテーブル、間接照明といった付加機能にも魅力を感じる方には、非常に満足度の高い製品となるでしょう。
- ペットを飼っている家庭に最適: 特にペットのニオイや毛の対策を重視する方には、その高い脱臭能力とペット特化機能が強力な味方となります。
- スマートホーム連携を求めるなら: SwitchBotのエコシステムを既に利用している、またはスマートホームの導入を検討している方には、シームレスな連携が大きなメリットとなります。
この製品は、とにかく空気清浄機能が一番!って人よりは、デザインや多機能性、あとはペットを飼ってる人みたいな特定のニーズがある人にすごく合うと思います。
それでは、参考にしてください。





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