本記事はアップルウォッチを壊してしまった人向けの修理方法と今後の対策について解説しています。
基本的にアップルウォッチは強化ガラスに覆われているので、通常の使い方をして要る分にはほとんど壊れないんですが、落としたり、ぶつけたり、1点に力が集中した時などに画面が割れてしまいます。
ということで、今回Apple Watchの修理方法と費用についてまとめみました。
Apple Watch (アップルウォッチ)の画面割れ
Apple Watchの壊してしまう主な原因はWebで調べてみたところ以下のような感じです。
- 落とした
- 角にぶつけた
- 踏んだ
- バッテリーが膨張して画面が外れた
- 何もしてないのに気づいたら割れてた
最後の原因に関しては、???という感じですが、調べた限りでは意外にもいるみたいです。おそらく壊してしまう原因は腕時計特有のもので、腕振って歩いている際に壁などのぶつけてしまうことによるものです。
自転車やバイクなど、乗り物に乗っている時にApple Watchをつけている側の腕で着地してしまったりする時にも画面割れは起きてしまいます。その他、珍しいケースではサバゲー中にBB弾がアップルウォッチに被弾して割れたなんてケースも。
また意外にも多いのが、バッテリーの膨張による画面割れ(外れ)です。バッテリーを長期間使っていくと、バッテリー自体が膨張してしまうことがあるのですが、アップルウォッチのように筐体がかなり小さい場合にはそのまま液晶パネルを破壊してしまうこともあるみたいです。
Apple Watch (アップルウォッチ)の修理方法
アップルウォッチを修理する方法は、Apple Storeなどの正規修理店に依頼する方法と、非正規修理屋さんにお願いする方法の2つがあります。
しかし結論から言ってしまえば、「Apple Watchの修理は正規店でお願いする」もしくは「新しいもの書い直す」という2択です。
そもそもApple Watchの修理費用というものは、めちゃくちゃ高額で、新品本体価格の6〜7割近くになります。この金額は非正規の修理店でもあまり変わらないので、実質的に非正規の修理屋にアップルウォッチの修理を依頼する必要があまりありません。
また金額がそもそも高額なので、2〜3年以上使用している古いアップルウォッチの場合には、修理というよりもむしろ新しいモデルを書い直す人の方が多いです。
因みに修理DIYサイトとして世界的に有名なiFixitでApple Watchの修理方法を調べてみると、一応自力で修理することも可能なようです。但し、スマホよりは難易度は高い(特殊な工具が必要)ようなので、自分でやる場合には注意してください。
Apple Watch (アップルウォッチ)の修理費用
アップルウォッチの修理をAppleにお願いした時の費用は以下のような感じです。
モデル | 保証対象外修理サービス料金 |
---|---|
Apple Watch Ultra (セルラー) (チタン) | 75,800 円 |
Apple Watch Series 8 (GPS) (アルミ) | 45,800 円 |
Apple Watch Series 7 (GPS) (アルミ) | 45,800 円 |
Apple Watch SE (GPS ) (アルミ) | 31,400 円 |
正直修理費用が高すぎませんかね?
元々の新品の本体価格が7万ちょっとなので、修理費用が5万弱って、もう新しいモデルが出てるなら、ほぼ買い直した方がいいと思っちゃいますよね。
因みに、AppleCare+に加入している時と、全く加入していない時で、金額を比べてみると以下のような感じになります。
AppleCare+修理 | 保証外修理 | |
---|---|---|
AppleCare+ for Apple Watch Series 8 | 10,800 円 | 0 円 |
AppleCare+ サービス料 | 9,200 円 | 0 円 |
修理サービス料金 | 0 円 | 45,800 円 |
もちろんAppleCar+に加入していた方が安いんですが、個人的に残念なのが例えAppleCare+に入っていたとしても、毎回の修理に9,200円(モデルによって変わる)かかるということ。
一回単体で見ればもちろん安いんですが、この差額1万ちょいのリスク費用を高いとみるか、安いとみるかですね。
画面割れのApple Watch (アップルウォッチ)は下取りできる?
さて、そんな割れてしまったApple Watchですが、修理するという選択肢以外にこのままジャンク品として売り切ってしまうという手もあるにはあります。
結論から言うと、画面割れを起こしてしまったアップルウォッチの買取はかなり厳しいです。
IPhoneと違ってApple Watchの画面交換を自分で実施することがなかなか難易度が高いですし、スマホと比べて筐体が小さい中にセンサーなどが多数含まれているために、一度壊れてしまうと液晶以外にも破損が出てしまっているケースが多く、そういった手間もあってか、買取価値もかなり低くくなってしまっています。
主な下取り/買取の方法は以下になります。
- Apple Storeでの下取り(Apple Trade In)
- 買取専門店での買取
- ヤフオク/メルカリなどによる個人売買
しかしApple Storeおよびソフマップなどの買取専門店は基本的に破損していたり、機能不良があるものに関しては買取をしてくれないことがほとんどです。
以下はソフマップでの買取基準になりますが、この中で破損があるものに関して一律で買取不可となっています。
- データの初期化ができない
- バッテリーが膨張している
- 端子不良で充電できない
- 技適未承認の海外製品
- セキュリティ解除していない
- ソフトウェアが改造されている
- 破損・改造跡があるもの
- スイッチ類が故障、破損している
またApple Storeでの下取りプログラムApple Trade Inに関しても、破損や機能不良があるものに関しては下取り不可となってしまったり、ほぼタダ同然での金額(数百円)の金額でしか下取りしてくれません。
そうなると残りはヤフオク・メルカリなどの個人間売買のみです。
買取金額に関しては、破損状態によって変動しますが、過去の売買履歴を確認するところによると、3000〜8000円程度になります。
アップルウォッチの保証ならこれがオススメ
正直アップルウォッチが壊れた時には、多分修理しないでそのまま新しいモデルを買う人が多いと思います。
ただ例え書い直すにしても原資が必要なわけで、そんな時に個人的にオススメなのが、こちらの2つの保険です。
3台まとめて保証するならモバイル保険
一つ目は、モバイル保険になります。
いわゆる損保系の保険になるんですが、保証対象はスマホやタブレット、パソコンなどのモバイルデバイスに特化させた感じになっており、最大3台までまとめて保証して月700円という保証になっています。
Appleユーザーであれば、iPhone持って、iPadで仕事して、アップルウォッチで運動してなんて生活は普通にあり得るので、これら全てで月700円と思えば、AppleCare+よりはお得と言えます。
携行品をまとめて保証するならセゾンカードの携行品保険
この保険のスゴイところは、補償範囲の広さです。
通常のAppleCare+や損保系の保険だと、デバイス単体だけを補償してくれるものがほとんどですが、この保険の場合は、「携行品=外出時に持ち歩いているもの全て」を補償してくれるんです。
そのため、月300円だけで、スマホもタブレットもアップルウォッチもパソコン、さらにはカメラやサングラスなどなど、めちゃくちゃ広く補償してくれるんです。
まとめ(あとがき)
今回はアップルウォッチを壊してしまった人向けに修理方法と費用について解説しました。
自分が壊すわけがないと思っていても、不慮の事故というものはあるわけで、どうしようもないんですよね。
特にアップルウォッチの場合は、修理費用がべらぼうに高いので、出来るだけ大事に使っていきたいものです。
では、みなさんご参考あれ。
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