小さな子供がいると、授乳・おむつ替え・寝かし付け等の子供のお世話や家事に追われて、自分の時間を確保することがとても難しいですよね。
そんな中唯一ほっと一息つけるのは、子供が寝ている時間ではないでしょうか?
赤ちゃんに質の良い睡眠をたっぷり取ってもらうためには睡眠環境がとても大切で、特に遮光カーテンで部屋を真っ暗にすると良いと言われています。夜の就寝時はもちろんですが、3~4か月頃になって昼と夜の区別が付くようになってきたら、お昼寝も真っ暗な部屋でするのが良いそうですよ。
そうなってくるとリビングではなく寝室で赤ちゃんを寝かせることになりますが、目に付く場所に赤ちゃんがいないと、ちゃんと寝てるかな?と不安になってしまいますよね。
それでちょっと様子を見てみようと思って部屋に入ったら赤ちゃんが起きてしまい、せっかくのほっと一息つける時間がなくなってしまった…なんて経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方にオススメのPanasonincベビーモニターをご紹介いたします。
Panasonicベビーモニターの外観と性能
先ずはベビーモニターの外観と性能からみてみたいと思います。
壁掛けパーツも標準で付属
Panasonicベビーモニターの付属品は上の写真の通りです。
左から、取扱説明書、電池パック、モニター機、カメラ、壁掛けアダプター、ACアダプター(カメラ用&モニター機用)です。
カメラは置くだけでなく、壁に掛けるためのアダプターも付属しています。壁に掛けることができると見た目もスッキリしますし良いですよね。壁に掛けてしまえば、子供にいたずらされることもないため安心です。
この壁掛けアダプターは、壁にネジを取り付けてそれにカメラを引っかける作りになっているのですが、賃貸で壁に穴を開けられなかったりする方も多いですよね。我が家も賃貸で穴を開けられないので、3Mの剥がせる両面テープで壁に貼り付けています。今のところ落ちたりすることなく使用できていますよ。(ただメーカーが推奨している使い方ではありませんので、試される方は自己責任でお願いします。)
3.5インチの充電式モニターと見守りカメラ本体
カメラ本体はこのような形で、レンズや音センサー・温度センサー等がコンパクトにまとまっています。丸みがあってシンプルな形ですので、部屋のインテリアを邪魔しないのが良いですね。カメラはACアダプターで繋げながら使用することになりますので、電源を確保できる場所に設置する必要があります。
モニターは充電式ですので、充電しておけばキッチンやリビング等好きな場所で使用できます。
モニターのサイズは3.5インチで、画質も十分綺麗です。
カメラの置いてある部屋が明るい場合はもちろんカラーで表示されますが、暗い場合は赤外線LEDが点灯して映像が白黒で表示されます。暗い部屋でも使用できるのは必須ですよね。白黒でも赤ちゃんの様子はしっかり確認できるので安心です。
モニター機とカメラの通信可能距離は約100mです。
よってさほどの大豪邸でない限りは問題なく使用できますね。ただ壁を何枚も隔てた場所に設置している場合、少し電波が弱まることもあるかもしれません。その際は、モニター機のアンテナをこの写真のように伸ばすこともできます。
Panasonicベビーモニターのポイント【レビュー】
他のメーカーからもベビーモニターは出ていますが、Panasonic製というだけで安心感がありますよね。その他Panasonicベビーモニターのポイントは以下の通りです。
初期設定不要で箱から出してからすぐに使える
とにかく簡単です。箱から出して、①電池パックをモニター機に入れる ②カメラの電源を繋げる だけです。カメラとモニター機を接続するための設定等も必要ないので、本当に簡単に使用開始できますよ。
リモートで子守唄も再生できる
別室の赤ちゃんの様子を確認できるだけでなく、カメラのスピーカーからおやすみ音や子守歌を再生することもできます。
おやすみ音や子守歌を流したいなと思った時に手動で再生することもできますし、赤ちゃんの泣き声が続いたことなどを検知して、自動でおやすみ音や子守歌を鳴らすこともできます。
赤ちゃんは、お母さんのおなかの中にいたときの音を聞くと安心してよく眠れると言われていますよね。
我が家でも、赤ちゃんが泣いている時に胎内音を流して様子を見てみたところ、少ししたら泣き止んでそのまま寝入ってしまいました。おやすみ音効果あり!と思います。
生活音で赤ちゃんが起きてしまうのを防ぐには、ホワイトノイズも良いですよね。
ただ、このようなおやすみ音は本当は寝ている間ずっと流し続けるのが良いと言われています。赤ちゃんの眠りが少し浅くなった時に、寝入った時には聞こえていたおやすみ音が聞こえないと、不安を感じてそこで泣いて起きてしまったりするそうです。
おやすみ音や子守歌の再生時間は5分~120分まで設定可能ですので、お昼寝であればずっと流し続けることもできそうです。ただ夜の就寝時にずっと流し続けることはできないですね。
センサー検知で知らせてくれるから安心して離れられる
Panasonicベビーモニターにはセンサーがいくつか内臓されており、それらで検知をするとモニター機上部のライトと音で通知してくれます。
①動作検知:カメラに映っている範囲で動作を検知すると通知されます。映っている範囲のうち動作を検知する場所を指定することもできるようになっています。
②音声検知:カメラにはマイクが内蔵されており、音声を検知すると通知されます。全ての音を検知させることもできますし、赤ちゃんの声のみを検知させることもできます。また検知の感度も設定が可能です。
③温度検知:設定した温度の上限値・下限値を超えると通知されます。モニター機の左上に部屋の温度が表示されていますので、わざわざ部屋まで確認しに行く必要がありません。
Wi-Fiとの無線干渉は「ほぼ」無いから長距離接続も可能
またこの製品の特徴は、接続に使用している無線部分がWi-Fiではないことです。
Wi-Fiは2.4/5GHzを通常しているのですが、実はこの周波数は干渉が起きやすいんです。そもそものWi-Fiルーターがマンション内に多いということもありますし、ワイヤレスイヤホンのBluetoothやマウスの接続も全て2.4Ghzを使っています。
更には電子レンジなどの生活家電でも2.4GHzを使っているので、ともかくWi-Fiというのは干渉に弱い無線なんです。
一方このPanasonicベビーモニターで使用しているのは「DECT」と呼ばれるいわゆる一昔前のコードレス電話で使われていたり、もしくは「PHS」などのデジタル電話でつかわれていた無線規格になります。周波数は1.9GHzを使用しているため、Wi-Fiと比べると干渉がより少ない(ほぼない)と言えるんですね。
ネットワークカメラではないので盗聴防止の効果も
さらにこういった見守りカメラの中にはWi-Fiからインターネットに接続して、外出先からも確認できるみたいな機能があるものもあるんですが、Panasonicベビーモニターは、3.5インチの専用モニターでしかみることはできません。
しかしそれが逆にWi-Fiなどの外部ネットワークに一切プライベートな映像を流していないという安心感もあるんですよね。
ネットワークカメラであれば、もちろん便利だとは思うんですが、映像遅延が大きかったり、盗聴される危険性も0ではないと思ったりすると、やはりこういった専用モニターでのみ視聴可能の方が安全だったりもします。
Panasonicベビーモニターで出来ないこと
ここからはPanasonicベビーモニターで出来ないことを書いていこうと思います。
スマホアプリから見れない&外出先から見れない
カメラの映像はあくまでも専用のモニター機を使用し、スマホやPC等他のデバイスでは確認できません。よって外出先から家の様子を確認する、といった使い方はできないですね。
ネットワークカメラでないことによる盗聴防止効果を取るのか、ネットワークカメラにしてスマホ等で確認できるようにするのか、どちらに重きを置くかで選ぶ製品が変わってきます。
録画は出来ない
モニター機で映像を確認することができますが、録画はできません。
上述の通り動作や音を検知すると通知してくれるので、個人的には録画の必要性はあまり感じていませんが、夜寝ている間の様子を後で確認したいという方もいらっしゃるかもしれません。そのような方はPanasonic以外の製品が良さそうです。
Panasonicベビーモニターの口コミと評判
二階の寝室と一階のリビング間で使用。たまに反応にディレイがあるが、モニター機能としては不便を感じない。ズームすれば呼吸も見ることができる。
反応感度は調整でき、問題なし。音楽は少し音悪いですが種類も多く、再生時間を選べるので良いと思います。
箱から出したまま使えるので、設定が面倒な方にはオススメできる。
一番有名なメーカーのものを買うか迷っていたけれど、我が家にはこちらで充分でした。少しお安く済んでラッキー!
(Amazonレビュー
僕の寝ている寝室に、モニター置いて、和室にカメラおいて子供を寝かせていますが、布団が顔にかかっていないか、泣いていないか、変に寝返りしていないか、色々気になって仕方なかったですが、これ買ってから嫁がゆっくり僕の寝室で映画見れるようになりました。絶対的にこれは夫婦生活を楽しく送るために必要なアイテムですね。赤ちゃん気になって仕方ないのが母親ですから、その不安を取り除いてあげられるので、旦那としてはこれはすぐに買ってあげるべきです。
(Amazonレビュー
トリビュート ベビーモニターと比べて何がポイント?
おそらくPanaconicベビーモニターを検討している人のほとんどはトリビュートのベビーモニターも一緒に検討しているんじゃないでしょうか。
この2つの違いはスペックだけでみるとあまりないのが正直なところです。
トリビュートとPanasonicを比べた場合にやはり感じたのは以下のようなポイントだと思います。
壁掛けパーツがトリビュートにはない(但し三脚には立てれる)
Panasonicブランドの安心感(株式会社トリビュートとは何者?)
ネットワークカメラじゃないから安心(トリビュートはWi-Fi接続)
結局は見た目の好みもあるかもしれませんが、今回は僕はPanasonicを選びましたよ。
個人的にはトリビュートの芸能人を最前面にだした商法がどうかなー?
まとめ
今回はPanasonicベビーモニターをご紹介いたしました。
- 初期設定不要で使える
- Wi-Fiとの干渉はほぼない
- 画質が粗い
とにかく使い方が簡単で、通知やおやすみ音等機能面も十分ですのでとても満足しています。流行りのねんトレをしている方にも重宝しそうですね。
子育て中はなかなか自分の時間を取れないものですが、ベビーモニターを使って少しでもほっと一息つける時間を作ってみてはいかがでしょうか。
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