せっかく部屋の天井に電源があるのだから、どうにかスペースを有効活用しておきたいものです。
そんな時にオススメなのがスピーカー付き照明(電球スピーカー)かもしれません。
今回はそんなスピーカー付き照明について、選び方や注意点、またオススメの各メーカーの製品を紹介していきます。
スピーカー付き照明とは?
スピーカー付き照明(別名:電球スピーカー)とは、その名の通り照明のなかにスピーカーの機能が組み込まれた2in1の照明になります。
照明というのは、基本的には部屋のほぼ真ん中の天井の設置するもので、ここから音楽を再生することが部屋のどこにいても同じような音楽が楽しめるという利点がありますね。
またシーリングライトを照明以外の用途で使うもう一つのメリットとしては、電源ケーブルを別で準備することなく、天井のコンセントから直接電源を取ることができるというのも大きなメリットになります。
スピーカー付き照明の選び方と注意点
それではここからスピーカー付き照明の選び方を解説していきます。
タイプで選ぶ(電球 or シーリング)
先ずは照明のタイプから選びましょう。
電球タイプなのか、シーリングライトタイプなのか?
それぞれどういう照明器具を自宅に取り付けているか(取り付けたいか)によって、選ぶことになります。
もし今後もシーリングライト(一般的な天井照明)を使い続けたいのであれば、シーリングライトタイプの方が、見た目もすっきりと使えるかと思います。
一方で、現在ペンダントライトを使っている人で、電球だけ取り替えたいという人であれば電球タイプのスピーカー付き照明を使うのがオススメです。

但し、お持ちのペンダントライトにスピーカー付き電球を取り付ける前に必ず確認して欲しいことが1点あります。それは、電球の高さがペンダントライトに取り付けることができるものになっているかです。
ペンダントライトの電球取り付け部が、開放されているようなものであれば、多少飛び出る程度で済みますが、もし何かカバーがついているようなタイプだと、取り付け自体ができない可能性があります。
そのため、ペンダントライトに取り付けようと思っている人は必ず何センチまでの電球が入るかを事前に確認しておきましょう。
また口径は基本的にE26のタイプしか販売されていません。E17のような小さいタイプの照明の場合にはスピーカー付き電球は取り付けることができないので注意しておきましょう。
スマートスピーカー対応で選ぶ
次のポイントとしては、スマートスピーカー対応かどうか、また対応している場合には、どのスマートスピーカーで使えるかになります。
以下の表で簡単に各スマートスピーカーの強みと弱みを比較してみました。
項目 | Google Assistant | Amazon アレクサ | Apple HomePod |
---|---|---|---|
強み | 自然言語での検索が強い | Amazonでショッピングができる 海外での対応製品が豊富 | Apple製品との連携 |
弱み | 対応製品が少ない | アシスタントIQが低い | アシスタントIQが低い |
照明を操作するだけであれば、正直どのスマートスピーカも使用感は変わらないかと思います。
しかしスマートスピーカのように常に自宅に置いてあるようなものなのであれば、他の使い方でも心地よく使いたいものです。
因みに今現在Apple Homepod(Homekit)で直接操作できる照明はありませんが、Nature Remoのような赤外線リモコンと組み合わせることで間接的に照明をApple Homepodから操作することは可能です。
▼Nature Remoに関しては以下の記事で詳しくレビューしています。
https://simple-was-best.com/nature-remo-review/
スピーカー付き照明の種類
ここからは現在販売されているスピーカー付き照明についていくつかピックアップして紹介していきます。
電球スピーカータイプ
先ずは電球タイプから紹介していきます。
【アイリスオーヤマ】LDF11L-G-4S シンプル&お手頃
先ずはお手頃な家電を販売しているアイリスオーヤマのスピーカー付き電球になります。
この製品の魅力はなんといってもその値段の安さですね。1つあたり3千円程度なので、一般的なLED電球よりは高いですが、それでも十分に安いです。
接続はBluetoothになります。使い方は通常のBluetoothスピーカーと同様に、単純にスマホなどから音声を飛ばして再生するだけのシンプルな機能になります。
因みに調光調色機能はありません。

【ソニー 】LST-SE300 屋外でも使える多機能防水スピーカー

次に紹介するのはソニーのスピーカー付き照明になります。
この照明のすごいのはその多機能さです。
- 明るさ32段階調光
- ステレオモード搭載
- 防水仕様
- カラー192色調光
- タイマー機能
- Bluetooth(aptX対応)
- NFC ワンタッチ接続機能
- リモコン付き/アプリリモコン機能
スマホのアプリもしくはリモコンからの操作になりますが、明るさ・色の調節はもちろんのことタイマー機能もあります。
さらには防水機能(IPX4相当)もあるので、なんと屋外の照明としても使用することが可能です。
また2台の電球と同時に接続して使用すればなんと、ステレオ再生をすることができるので、映画などを見るような場合にも臨場感を高めて鑑賞することができそうですね。

シーリングライトスピーカータイプ
次はシーリングライトタイプのものを紹介していきます。
【ソニー】マルチファンクションライト2 センサー搭載の多機能モデル
まず1つ目は、ソニーのスピーカー付きシーリングライトになります。
こちらの特徴としては以下になります。
- スマートスピーカー対応(Google・アレクサ)
- 複合センサー搭載(温度、湿度、明るさ、人感)
- 赤外線リモコン搭載(オプション)
こちらも電球タイプと同じくかなりの多機能になっています。特にスマートスピーカーからの操作ができるようになっているのは便利ですね。
また赤外線センサーに関しても、天井から操作できれば、障害物なしにテレビやエアコンが操作できるというメリットもありそうです。

【パナソニック】HH-CD0898A 角型タイプの照明
こちらはパナソニックから販売されているスピーカー付きシーリングライトになります。
この照明は形が少し特徴的ですよね。通常のシーリングライト は丸型が多いのですが、こちらは角形になります。
なんでこの形になっているかというと、照明の両端にスピーカーが1つずつ付いているので、これ1台でステレオ再生することができるというのがこの照明の主なメリットになります。

ポップインアラジン 異色のシーリングタイプのプロジェクター
そして最後に紹介するのが、ポップインアラジンというシーリングライト になります。
こちらはなんとプロジェクターx照明xスピーカーという、3in1の機能が搭載されたものになっています。
特にプロジェクター機能がとても目玉の機能になっており、シーリングライトというのは基本的に部屋の真ん中に設置するものなので、これをプロジェクタにしてしまうというのはとても設置場所的にも相性が良いんです。
普通にプロジェクターを設置しようとすると、置く場所を新たに作らなくてはならなかったり、配線を考えたりするなど、かなり面倒なことになりますが、ポップインアラジンは既設のシーリングライトと置き換えるだけで使えるのでとても便利な商品になっています。
またスマートスピーカー対応には一応なっているのですが、独自のアシスタントを使っているので他の家電を操作したりあまり汎用的にはならなそうです。但し、照明機能に関して赤外線リモコンを使えば操作できるようなので、別途赤外線リモコンを準備すれば照明だけは操作が可能です。

スピーカー付き照明の比較表
今回紹介した製品を以下の表にまとめました。
アイリスオーヤマが一番サポートしている機能が少ないと思うかもしれませんが、その分値段が格安なので、設置場所と使用用途に応じて使うのが良いかと思います。
個人的に注目はSony電球スピーカーかpopIn Aladdin2
今回はいくつか紹介してきましたが、個人的な注目のアイテムは、以下になります。
▼電球タイプならSonyのアウトドアでも使える防水の電球スピーカー

これなら防水で使うことができるので、お風呂場の照明をこの電球スピーカーに取り付ければ、お風呂に入りながら優雅に音楽を聴くことができるかと思っています。
またキャンプにこれとソケットだけ持っていけば照明+スピーカーとしても使えるので、かなり便利に使えそうです。
▼シーリングライトならプロジェクタが入ったポップインアラジン2

シーリングライトであれば、多少値段は貼りますが、やはりこのポップインアラジンになりますね。
自宅で映画などを見るのであればやはり大画面で見たいと思うのでいつかはプロジェクタを置いてみたいという気持ちもあったのですが、やはり1番のネックは設置場所なんですよね。このポップインアラジンであれば、シーリングライトの取り付け位置にプロジェクタを設置できるというのが一番便利なポイントかと思います。
まとめ
今回はスピーカー付き照明について、オススメの製品をピックアップして紹介していきました。
照明にスピーカーをつけることの1番のメリットはやはり設置場所の節約かもしれませんね。あとは部屋の真ん中に設置することになるので、部屋のどこにいても同じように音が聞こえるというのは、便利かもしれません。
皆さんもぜひ自宅のリラックス空間のため、参考にしてみてください。
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