今回はSwitchBotシリーズから、スマートプラグ(Wi-Fiプラグ)をレビューしてみたいと思います。
以前もMerossシリーズのプラグを使ってみたことがあったのですが、使用感としては同じようなものです。
但し、SwitchBotプラグの場合は、シリーズの機器と連携させて使えることが1番のメリットかもしれません。
それでは早速レビューしていきたいと思います。
SwitchBot(スイッチボット)とは?
スイッチボットとは、中国発のスマートホームデバイスを手掛けるSwitchBot社が販売するシリーズ名称になります。
創業当時は、SwitchBot(スイッチボット)という指ロボットデバイスを販売していましたが、現在ではカーテンや加湿器、スマートリモコン、センサーまで家中の家電を操作できるぐらい、多くの種類のスマートデバイスを販売しています。
SwitchBotプラグでできること
それではスイッチボットのスマートプラグでできることについて、簡単に紹介していきます。
遠隔で操作できる
先ずは何よりも遠隔操作が可能ということですね。
単体ですと、スマートプラグとスマホアプリはWi-Fi経由で繋がっていますが、別売のハブミニと一緒に使うことで、外出先からも操作することが可能です。
単純にオンオフするだけでなく、アプリからオートメーション(自動化)設定することで、時刻スケジューリングできたり、温湿度センサー・人感センサーと連携して、動作させることも可能です。
スマートスピーカーから操作できる
通常スマートプラグを操作する際にはアプリを使うことが一般的になりますが、GoogleアシスタントやAmazonアレクサなどのスマートスピーカーからの操作も可能です。
設定には別売のハブミニを使用する必要がありますが、スマートリモコンと合わせて使うことでさらに便利に使用することができるので、是非こちらも合わせて使うことがおすすめです。
消費電力をモニターすることができる
また電源プラグをスマートプラグに挿すことになるので、アプリで消費電力量をチェックすることもできます。
家の中で消費電力量の多いエアコンやオイルヒーターなどに接続すれば、電力量をアプリで見える化することができるので、小まめな節電を心がけることができますね。
SwitchBotプラグを試してみよう
では、早速SwitchBotプラグを試してみましょう。
外観をチェック
箱の中身は、プラグと取扱説明書が入っているだけのとてもシンプルな包装です。
サイズは76.0 x 38.0 x 46.6mmです。
iPhone SEと並べて撮ってみたサイズ感は以下のような感じです。
サイズ的にはWi-Fiスマートプラグとしてはこんなものかなという印象ですが、プラグ単体だけで見ればやはり少し大きいですね。
壁に挿す場合は特に問題はないのですが、マルチ電源タップに接続するような場合は、隣接のコンセントを塞いでしまって使えなくなることはありそうです。
セットアップしてみよう
ここからはセットアップをしてきましょう。
先ずはSwitchBotアプリをインストールしましょう。まだアプリをインストールしていない人は以下からインストールできます。
SwitchBot
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最初にアプリを立ち上げる場合には、先ずはSwitchBotアカウントを作成する必要がありますので、作っていきましょう。
アカウントが作成できたら、早速アプリにプラグを追加していきます。
SwitchBotシリーズは、基本的にBluetoothで接続することが多いのですが、プラグだけはWi-Fi接続になっています。
プラグのアイコンをクリックして、プラグのWi-Fi SSIDに接続し直す手間がありますが、接続自体は特に問題なくスムーズにすることができました。
Wi-Fiプラグ側にも自宅のWi-Fiパスワードを入力してあげれば、これで登録完了です。
動作チェック
それでは早速動作させてみます。
動作としては結構スムーズですね。そもそもアプリのボタンが若干押しづらいというのはありますが、オンオフだけであれば、そこまでストレスなく操作することができます。
SwitchBotプラグで気になるところ
ここからはSwitchBotプラグを使ってみて、気になる点をいくつか紹介します。
スマートプラグだけで操作できる家電とできない家電がある
あくまでも操作できるのは「電流もしくは電源」のみになるので、単純に電源オンオフで操作できないような家電(例えば別途スイッチで操作するもの)では、動作させることはできないので注意しましょう。
また大型のエアコンは200V機器の場合、そもそもプラグ形状が特殊な形になっているので、そういった場合にはこのスマートプラグには使用できないので注意してください。
家電によっては使用場所などに注意する必要がある
パッケージや商品説明に扇風機や、コーヒーマシンなどに使うようなイメージ写真がありますが、実は一方で説明書には、そういった熱を帯びる家電の火災や、扇風機の羽のようなものが突然動くことによる怪我が起こるようなものは、使用しないように記載があります。
※危険源の接続禁止
以下の器具には接続頂けません。ご使用する前に、必ず電気製品の電力をご確認ください。
電気ストーブ、電熱器具、扇風機など、遠隔操作により、火災・感電・事故・障害などの原因となるおそれがある機器です。
USBやサービスコンセント等のアウトレットが存在し、遠隔操作した場合に接続の安全が確認できない機器です。
いずれにせよ、使用場所には少し注意して扱うか、もしくは消費電力だけを確認する機械として割り切るのも良いかもしれませんね。
差込口が異様に固い
これは僕の買ったデバイスだけかもしれませんが、差込口が異様に固いです。
個体差があるのかもしれないので、あくまでも”僕の場合は”ということですが、電源プラグを刺そうと思って押してみると全然びくともしませんでした。
初回は結構力を入れて差し込めば何とか入るといった感じです。
LEDが目立つ
これは個人的には一番地味に気になる部分です。
スイッチボットプラグでは、正面にLEDが搭載されており、操作が正しくできたかどうかが一目でわかるようになっているのですが、若干明かりが強い印象があります。
明かりが結構強いので、暗闇の中だとかなり目立ちます。
アプリで明るさを調整できればいいのですが、それも今のところできないので、出来るだけ目立たない場所で使う方が良さそうです。
まとめ
今回はSwitchBotプラグについて、使用感をレビューしてみました。
- 消費電力モニターが可能
- SwitchBot/アレクサとの連携
- 使用できない家電がある
- LEDが目立つ
正直普通の家庭内で使う場合には、場所・家電を選ぶなと言った印象ですが、おそらく法人利用(例えば店舗内機器の自動消灯)の方がより活躍の幅がありそうが気がしました。
また消費電力が見えるので、毎日電力をチェックして節電意識を高めてみるのも面白いかもしれませんね。
皆さんもぜひお試しください。
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