この記事では、急速充電デバイスで有名なVOLTME様より、急速充電器 Revo 30 mini2 とPowerLink L字ケーブルを試用させて頂き、その使用感やポイントなども紹介していきます。
ACアダプタ製品は2018年頃から、「GaN(窒化ガリウム)技術」によって従来のシリコン製のものよりも圧倒的に小さく、電力効率の良い製品が多く発売されて来ています。
また、今ではすっかりおなじみのUSB-C規格は2014年に発表されましたが、こちらも最大100Wという非常に大きな電力の供給が可能なUSB Power Delievery (以下 USB PD) に対応しているため、USB-AやPCの専用電源ケーブルなど様々なケーブルを統一する規格として、ある程度定着してきたんじゃないか?と思います。
(最新版のUSB-C Power Delivery 3.1では最大240Wの出力に対応しているとか!)
私もいろいろ、周辺機器を使ってきて思うのは、USB-CのGaN充電器って
こんなん、なんぼあっても、困りませんからね。
ということです。
何より小さいし、USB-Cで電源を接続したい、というデバイスなんていくらでもあるし、これからもどんどん増えていきますからね。
それでは、さっそくレビューしていきたいと思います。
おしゃれでコンパクトな外観
先ずは外装ですが、シルバーの型押しされたデザインが特徴的ですね。
こちらが、アダプタ本体ですが、VOLTMEさんは、このオレンジの差し色が鮮やかで各製品に共通した目印になっています。 Revo 30 mini 2もUSB-C口の内部がこの色になっていて象徴的ですね。
同梱物は本体、取扱説明書、カスタマーサポート、THANK YOUカードが入っています。
重量は実測値で49g。カタログスペック50gより軽いですね。
卵Mサイズ1個が60g前後なので、それより軽いです。
サイズは3.4 x 3.8 x 3.4 cm。実測でも、ほぼ同じですね。
ちなみに大きさも卵と比較すると、わかりやすいでしょうか。非常にコンパクト。
ケーブルのほうは、1.2mと2.0mのモデルがありますが私は2.0mのほうを選択しました。重さは実測で70gとなっています。
素材はナイロンで覆われていますが、これが個人的にはとても良い感触です。
表面の目が細かくて、丈夫そうな感じがします。絡まりにくく、柔らかすぎもせず、取り回しがよいような感覚です。
VOLTME Revo 30Revo 30 mini2 とPowerLink L字ケーブルの良いところ
ここでは、個人的にRevo 30 mini2 とPowerLink L字ケーブルの気に入っているところ、良いところを紹介していきます。
ちょうどいいサイズ、ちょうどいい電力
まず、手持ちのUSB-Cアダプタを並べてみたいと思います。
20W
20W | 30W | 45W |
---|---|---|
Apple 純正20W USB-C電源アダプタ | UGREEN 30W充電器 GaN III (窒化ガリウム) | UGREEN 45W 充電器 2ポート PD GaN III (窒化ガリウム) |
Anker PowerPort III Nano (PD対応 18W USB-C 超小型急速充電器)XS | VOLTME Revo 30 mini 2 |
この中では、Apple 純正アダプタだけがシリコン製で、20Wなのに結構大きめです。
VOLTME Revo 30 mini 2は、UGREEN 30W充電器(3.26 x 3.26 x 4.07 cm)と、ほぼ同じサイズです。
ノートパソコンの消費電力は、だいたい20~30W位になるので、1つのデバイスを充電するのであれば30Wあれば十分です。
PDに対応したAnker PowerPort III Nanoはこの中で最小サイズですが、ノートPCでは少し電力足りないですね。(あとプラグが折りたためないのが悩み)
ということで、30Wの GaN III (窒化ガリウム)のUSB-C充電器がもっともよく使うし、持ち運びもしやすく使い勝手がいい、という感じです。
カラバリ豊富
あと、意外だったのは、カラーバリエーションも豊富なんですね。
他メーカでは5色展開なのに対して、VOLTME Revo 30 mini 2は、
全7色展開で、ホワイト / ブラック / ブルー / パープル / グリーン / イエロー / ピンクから選べます。
他のメーカのアダプタでは、全体的にパステル調の色合いが多いのですが、私は個人的にはVOLTMEさんのビビットな色合いのほうが好きです。
指紋が付きにくい、すべりくい
VOLTME Revo 30 mini 2が他のアダプタと違うところとしては本体の側面に、パッケージと同じ型押しされた凸凹模様があります。
これ、滑り止め的な意味もあると思うのですが、他社のに比べて、指紋や手の油が目立たないというメリットあるかと思われます。
以下の写真で違いわかりますでしょうか?
少し丸っこいデザインもかわいいし、こちらのほうが、長く使うほど愛着がわいてくる気がします。
L字ケーブルは取り回しが良すぎ
これまでL字ケーブルの存在は知っていたのですが、やはり取り回しや見た目はかなり良くなりますね。
iPad miniを横置きにした際にどうしても、通常のUSB-Cケーブルだと横に突き出て格好悪いですが、L字ケーブルならすっきりします。
充電中は緑のLEDが点灯するのでわかりやすいですね。
縦置きの場合でも、通常のケーブルだとテーブルにぶつかってしまって、iPadの角度に制限が出てしまいます。
L字ケーブルならスマートに充電できます。
が、わかりづらいかもしれませんが、私のタブレットスタンドとL字ケーブルとの相性があまりよくなく、充電はできるものの、途中までしか差込めません。
私の場合は、横置きのがよさそうですね。
しかし、断然見た目や取り回しがいいので、早く買えばよかったな、と思っています。
VOLTME Revo 30Revo 30 mini2 とPowerLink L字ケーブルの気になるポイント
ここでは、VOLTME Revo 30Revo 30 mini2 とPowerLink L字ケーブルの気になるところを見ていきたいと思います。
コスパは他メーカと変わらず
正直、30WのGaN(窒化ガリウム)充電器って、他メーカでも数年前から発売されているため、VOLTME Revo 30 mini2は後発というところになるのですが、価格は他メーカと大差がないです。
後発で、機能差もそれほどないので安いのかなと期待したのですが、あまり変わらずちょっとがっかり。。
販売時期、タイムセールとかクーポンなどによって、価格は変動するので、一概に言えないのですが、もう一歩踏み込んだ価格帯でもよかったかな、と思います。
Anker 511 Charger Nano 3 | UGREEN Nexode Mini | VOLTME Revo 30 mini 2 | |
---|---|---|---|
イメージ | |||
出力 | 30W | 30W | 30W |
サイズ | 3.6 x 2.9 x 2.9 cm | 3.26 x 3.26 x 4.07 cm | 3.4 x 3.8 x 3.4 cm |
重さ | 約40g | 47.91 g | 50 g |
カラー | ホワイト / ブラック / ブルー / パープル / グリーン | ホワイト / ブラック / ブルー / パープル / グリーン | ホワイト / ブラック / ブルー / パープル / グリーン / イエロー / ピンク |
購入先 | Amazon | Amazon | Amazon |
まとめ|
今回はVOLTME Revo 30Revo 30 mini2 とPowerLink L字ケーブルの良かったところと、気になった部分をレビューしてきました。
- おしゃれでコンパクトな外観
- ちょうどいいサイズ、ちょうどいい電源出力
- カラバリの豊富さ
- 指紋がつきにくい
- L字ケーブルは取り回しがGOOD
- コスパは他社と同等
最初にも書きましたが、30WのGaN III (窒化ガリウム)、USB-C充電器って何個あっても困らないかな、と思っています。
VOLTME Revo 30 mini2は他メーカに比べてデザインやカラバリが多い点で優れているので、見た目が気に入ったなら勿論おススメですし、クーポンなどで安くなっていれば買ってみるといいかもですね。
もしまだ、一度もGaN III (窒化ガリウム)充電器を購入していない人は是非一つは使ってみていいと思います。
ノートPCに標準添付されている、でかいアダプタいらなくなるだけでも、かなりメリットだと思います。
それでは、皆さん是非参考にしてみてください。
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