このコロナ禍のおかげで、日本でも一気にホームオフィス(テレワーク)が主流になりましたね。そのせいで家でもセカンドディスプレイが欲しいという人が一気に増えたんじゃないでしょうか?
しかし自宅のスペースを考えるとなるべく省スペースでかつ、大画面なモニターが欲しいとおもっているんじゃないでしょうか?
今回はセカンドディスプレイが欲しいと思っている人にオススメなモニターBenQのGW2480を紹介していきたいと思います。
テレワークで最適なモニターサイズとは?
今年は日本のテレワーク化が一気に加速していて、みんなモニターを購入しようと思っている人も多いんじゃないかと思いますが、テレワークに最適なモニターサイズを少しだけ解説します。
【16:9比】24インチ型モニタ
先ずは一番一般的なサイズはおそらく24インチ前後になるかと思います。
このサイズのモニタは会社のオフィスでもよく使用されており、比率は16:9になっているので、通常のセカンドディスプレイとしてする分には、ほとんどがこの24インチ前後のモニタを使っておけばOKです。
因みに今回のBenq GW2480は23.8インチですが、ほぼ24インチなので、ほとんどその差を実感することはありません。
【21:9】29インチ型ウルトラワイドモニタ
その他にもオススメなのがウルトラワイドモニタと呼ばれる横長のモニタです。
このモニタは良いところはモニタの幅が広いので、Excelなどの作業の時にいちいちスクロールをしなくて良いのと、複数のアプリを1つのモニタで左右並べて使用することができることです。
どちらかというセカンドディスプレイというよりも、パソコン画面をウルトラワイドモニタに全出力させて、シングルモニタとして使うのがオススメです。
最初はちょっと使いづらいんですが、慣れると病みつきになる便利さがあります。
但し、1点注意して欲しいのが、やはりサイズです。通常のモニタよりも横長なので、最低70センチ以上のスペースが必要となるので、置き場所には注意してください。
GW2480の外観およびサイズ
先ずはモニターサイズから仕様を確認してみます。
画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | 1920 x 1080 |
寸法 | 540 x 420 x 175 mm |
重量 | 3.84 Kg |
外部ポート | ヘッドフォンジャック x 1 HDMI (v1.4) x 1 Display Port x 1 VGA x 1 |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
同封物 | HDMIケーブル(1.5m) 電源ケーブル(1.5m) |
モニターに同封されているのは、こんな感じになります。HDMIケーブルが1本ついているのと、マニュアル類が入っていました。
モニターの厚さ的には、有機ELほどは薄くはないんですが、一番厚いところで大体5cm程度になります。正直薄いという分類には入らないぐらいおそらく至極平均的な厚さかと思います。
但し、その中でも良い点はケーブルの入力する角度が使用する場所をちゃんと考えられていますね。どういうことかというと、ケーブルを挿す方向が下向きなんですよね。こういうモニターでありがちなのが、ケーブルの入力方向がモニターと直角になる場合があります。
これって折角モニターを薄くしても入力ケーブル分実際の占有スペースが増えてしまうことになるので、このケーブルが下向きに挿せるのはGoodなポイントです。
またケーブル収納についてもよく考えられており、付属のスタンドにマウントする場合には、スタンド内にケーブルをまとめて収納しておくことができ、見た目にもすっきり設置することが可能です。
今回我が家ではVESAマウントで設置してしまっているので、この収納機能は使用していませんが、利用者のことをよく考えられた機能かと思います。
機能ピックアップ
ここからはこのモニターの特徴的な機能部分をピックアップして紹介していきます。
ウルトラスリムベゼルの全画面迫力
見た目で一番その効果がわかりやすいのはこのベゼルの薄さですね。測ってみる限り、ベゼルの厚みは約5mm程度でした。
因みに数年前にスリムベゼルと言われて購入したAOCのモニターであっても、ベゼルの厚みは1cm程度なっており、この5mmというのはほぼベゼルレスに言っても過言ではないですね。オシャレな部屋に設置しても違和感のないデザインになっているかと思います。
EyeCareでブルーライトカット機能搭載
このモニターには普段からちょっと気になってしまうブルーライトカット機能が搭載されているので、目に優しい、疲れにくい工夫がされています。
このブルーライトカット具合なんですが、モニターの設定が調整ができます。いくつか段階で調整することが可能なんですが、写真で貼るとなかなかわかりづらいので、一番特徴的な3つだけ貼ってみます。
動くものを凝視しやすいものは、ブルーライトを軽減させて、写真など細かい描写を確認したいものは写真モードで、などの使い道ができそうですね。
マルチディスプレイポート (HDMI/Display/VGA)対応
これが購入した決め手だったんですが、このモニターはHDMI/Display/VGAが標準サポートしています。どのポート を使うかは用途次第なんですが、基本的にはHDMI/Displayポート を使うのが一般的になっているんじゃないかと思います。
モニターポート の使い分け
因みにこのモニターポート の違いをざっくりいうとこんな感じです。
種類 | 機能 | 用途 |
---|---|---|
HDMI | 映像+音声+データ | メインディスプレイ |
Display | 映像+音声 | メインディスプレイorサブ |
VGA(Dサブ) | 映像 | サブディスプレイ |
要はHDMIが一番多用途に使えるんですが、正直モニターにどこまでの機能を求めるかになっているので、どれが一番使いやすいかどうかは使い方次第といえるでしょうね。
基本的にメインディスプレイに使用するつもりならHDMIがオススメですが、それでもデータ機能はWake-upOnLAN(WOL)などに使えたり、スリープ中であってもモニターに映像データが残ったままになるなど、ちょっと+アルファの機能になるので、普段用途で使う方はDisplayポート でも良かったりしますね。
VASAマウント対応
これも気にしたいポイントですね。VESAマウントが装着できるようにもちろんなっています。サイズは100 x 100mmになっています。
装着した感じも特に浮きも出ていませんし、VESA100で設置できているので、なんとなく安定感を感じますね。懸念になりやすいケーブルの入力ポート との干渉も発生していませんし、VESAマウントするのに最適なモニターと言って良いですね。
GW2480Tとの違いはスタンド部分
このGW2480ですが、同じシリーズにGW2480Tというモデルがあります。これはディスプレイとしては全く同じなんですが、スタンド部分に違いがあります。
GW2480Tはスタンドが昇降式になっており、標準の状態でディスプレイの高さを調整できるようになっています。
しかし正直VESAマウントがあるので、モニターアームを購入して自分でつけた方がよっぽど自由度が高いです。GW2480Tは、GW2480と比べて値段も多少高くなっているので、どうせならその差額でモニタアームを買った方がお得です。
Philipsモニターの残念設計
実はこのモニターを検討する際にPhilipsモニターも検討したんですが、その際にダメだったのが、VESAマウントと入力ケーブルの干渉問題です。検討したモニター背面はこんな感じでした。VESA規格には対応しているんですが、75mmなんですよね。かつ写真をよく見ているとわかるんですが、VESAマウントとケーブルの入力する場所が近すぎるんです。
VESAマウントは50/75/100と複数種類あるんですが、モニターアームは基本的に複数対応しているものがほとんどです。つまり最大100mmのVESAマウントを装着するとどうなるかというと、もちろん下のケーブルポート に干渉してしまって、ケーブルが刺さらないというヘンテコ設計になってしまうんです。
もちろんVESA75mm 専用マウントを使えば良いんですが、そんなものなかなか出回っていない商品なので、本当にUXを考えていない残念製品ですね。(Philipsともあろう会社が・・・)
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回はBenQのGW2480モニターを紹介していきました。因みに我が家ではBestekのモニターアームに装着して使用していますが、今のところとても快適かつ省スペースで使用することができています。
Bestekのモニターアームのレビューに関してはこちらもどうぞ。
皆さんも是非セカンドモニターをGETして、快適なテレワーク環境を整えていきましょう!
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