本記事はスマホを衝撃や傷から保護してくれるだけでなく、新型コロナウイルスにも有効とされる成分の入った次世代スマホコーティングG-PACK(ジーパック)を紹介しています。
新しくスマホを買ったんだけど、保護フィルムを貼るべきなのか、どうしようかな?できれば、折角のスマホデザインの見た目のまま、きれいに使いたいんだけど・・・
スマホの保護フィルムってどうしていますか?
保護フィルムにはいくつか選択肢があり、1つは衝撃から守ってくれる昔ながらのシリコンタイプの保護フィルム、そしてもう一つはゴリラガラスなどの硬度の高いガラスを使ったガラスフィルムというものがあると思います。
ガラスフィルムの場合は、確かに硬度が高くて表面には傷がつきにくいのですが、貼り方がうまくいかずにフィルムの端から割れてしまったり、そもそも貼り方が悪くて本来の耐衝撃性を発揮できないなどのトラブルもあります。
しかし実はもう一つ、見た目もキレイでかつ耐衝撃性も優れた「スマホコーティング」という方法があるんです。
スマホコーティングとは?
スマホコーティングとは、スマホやスマートウォッチやタブレットなどの液晶画面にガラス被膜を形成する特殊な薬液をコーティングするサービスになります。
コーティング剤は、一度硬化させてしまえば、液晶画面の表面に硬度の高いガラス被膜を形成するので、画面を傷から守ることが可能になっています。
スマホの画面割れを防ぐ方法として、一般的なのは保護フィルムを使ったり、スマホケースに入れたりする方法がありますが、保護フィルムの場合はやはり多少の厚みを感じたり、フィルムの端から割れたり剥がれてしまったりと見た目が悪くなることがありますよね。
またスマホケースにしても、折角デザインの綺麗なスマホをケースに入れずに使いたいという人にとってはあまり良い方法とも言えなかったりします。
その点、スマホコーティングであれば、何も付けない状態でほとんど見た目が変わることがないのにも関わらず、スマホの液晶画面を衝撃や傷から守ることができるわけですね。
スマホが壊れたときにかかる費用はどれぐらい?
因みにもしスマホの液晶画面を割ってしまった場合にかかる費用がどれぐらいになるのかみてみましょう。
画面の修理 (AppleCare+無し) | 画面の修理 (AppleCare+有り) | |
---|---|---|
iPhone 12 Pro Max | 35,800 円 | 3,700 円 |
iPhone 12 Pro | 30,400 円 | 3,700 円 |
iPhone 12 | 30,400 円 | 3,700 円 |
iPhone 12 mini | 24,800 円 | 3,700 円 |
iPhone 11 Pro Max | 35,800 円 | 3,700 円 |
iPhone 11 Pro | 30,400 円 | 3,700 円 |
iPhone 11 | 21,800 円 | 3,700 円 |
iPhone SE (第 2 世代) | 14,500 円 | 3,700 円 |
AppleCare+に加入していない場合は、かなり高額な費用を請求されてしまうことになり、一方でAppleCare+に加入していれば、数千円で修理することが可能ですが、AppleCare+は購入から2年間しか保証してくれないんですよね。
もしAppleCare+などのスマホ保険に入らないという選択をするのであれば、できる限りスマホの液晶画面を割らないような対策を講じておく必要があるというわけですね。
G-PACK(ジーパック)なら8つの機能が含まれる
今回はそんなスマホコーティングサービスの中でも、今のコロナ時代にもぴったりな抗ウイルス成分が配合されたG-PACK(ジーパック)という次世代スマホコーティングを紹介したいと思います。
G-PACK(ジーパック)の特徴はなんといっても、単なるスマホコーティングではないことです。
硬度10Hで表面に傷がつかない
先ずはG-PACK(ジーパック)の特徴の1つ目は、「硬度10H」を実現するガラス被膜の硬さです。
そもそも硬度10Hとはなんなのかというと、日本工業標準(JIS)で規定されている「引っかき硬度(鉛筆法)」になります。鉛筆法という名前の通り、実は10Hの”H”は、普段の鉛筆でも表示があるHBなどのものと一緒なんです。
但し、普段使う濃いめの鉛筆が3B程度だとすると、10Hは相当硬いということがなんとなく想像できるかと思います。(6B 5B 4B 3B 2B B HB F H 2H 3H 4H 5H 6Hの順で硬くなる)
因みに10Hの鉛筆ってどれぐらい硬いかというと、大体ナイフの硬さ程度になるようです。
以下の動画でカッターで実際に液晶画面を引っ掻いてみても何も傷がつかないことがわかりますね。
ハンマーや鉄球で叩いても割れない耐衝撃
次に耐衝撃性ですが、G-PACK(ジーパックのガラス被膜は特殊な八方晶ガラス呼ばれる、無機ガラス(一般的なガラス)と有機ガラス(アクリルなど)の両方の特徴を持っている複合ガラスとなります。
この複合ガラスになっているおかげで、表面はガラスのように硬く傷がつきにくく、一方でアクリルのような柔らかく衝撃を吸収してくれる性質を併せ持ち、スマホの液晶画面を衝撃から強力に保護することが可能になっています。
以下の動画では実際にG-PACK(ジーパック)加工したスマホにハンマーでバシバシ叩いているのですが、スマホの液晶には一切割れなどが起きていないことがわかりますね。
ガラス被膜を直接形成するので気泡ゼロ
保護フィルムの場合は、スマホの上からフィルムを貼ることになるので、貼る角度が少しでもずれてしまったり、微細なホコリが入ってしまうと、それだけで保護フィルムとスマホの間に気泡が入ってしまい、見た目もとても悪いんですよね。
スマホコーティングの場合は、薬液が直接スマホの液晶画面の上に密着してガラス被膜を形成することになるので、貼り間違いが起こることもないですし、もちろん気泡も入ることはありません。
さらにスマホの液晶画面の端のギリギリまでガラス被膜を作ることが可能なので、どんな形状の液晶画面にもコーティングすることが可能です。
目に優しいブルーライトカット
G-PACK(ジーパック)のスマホコーティングはブルーライトが25%カットされるガラス被膜を形成します。
成長過程にある子供は、大人以上にブルーライトの影響が大きく、目に負担がかかると言われています。子供にスマホで動画を見せている時など、ブルーライトの影響で目が悪くならないか不安になりますよね。そんな時にブルーライトカットされているスマホであれば、もう少し安心して見せてあげられるかもしれません。
またブルーライトカットで気になるのは、フィルムの色なんですよね。
あまりにもブルーライトカットが強いと、液晶の色が少し黄色味がかった感じになってしまうんですが、G-PACK(ジーパック)の場合は25%カットになっているので、クリアで自然な見た目のガラス被膜が形成されます。
新型コロナにも効果のある成分で抗菌&抗ウイルスコーティング
今のこのコロナ禍の時代において、コロナウイルスの感染は常に不安になっているかと思います。特に子供がよく触ることのあるスマホに万が一ウイルスが付着してしまっていたらどうしようという気持ちにもなりますよね。
G-PACK(ジーパック)のスマホコーティングでは新型コロナウイルスを不活性化してくれるという成分が入っています。
一般的にコロナウイルスによる殺菌/消毒というと、アルコールによるものを想像するかもしれませんが、経済産業省ならびにNITE(ナイト)「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」が新型コロナウイルスに有効な界面活性剤があるということを公表しています。
界面活性剤というと、洗剤や石鹸なども使われている成分なんですが、今回の発表によると例えば塩化ベンザルコニウム(ベンザルコニウム塩化物)0.05%では1分で約10,000個のウイルスをほぼ完全に不活化させたと北里大学による検証試験で判定されています。
その他にも以下の界面活性剤が新型コロナウイルスに有効であると判定されています。
- 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
- アルキルグリコシド(0.1%以上)
- アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
- 塩化ベンザルコニウム(ベンザルコニウム塩化物)(0.05%以上)
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
- 塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
- 塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%)
- 純石けん分(脂肪酸カリウム(0.24%以上))
- 純石けん分(脂肪酸ナトリウム(0.22%以上))
G-PACK(ジーパック)のガラス被膜には、塩化ベンザルコニウムを0.05%配合されたものを使用しています。この塩化ベンザルコニウムの消毒効果が、スマホの表面に付着した新型コロナウイルスを不活性化をしてくれるというわけです。
スマホコーティングできるデバイスは?
スマホコーティングという名前のG-PACK(ジーパック)ですが、表面がガラスのものであれば、ほとんどのものでコーティング施工することが可能になっています。
以下は一例ですが、スマホ以外もコーティングができるようです。
- 任天堂スイッチなどのゲーム機
- パソコン画面
- カーナビの液晶画面
- 眼鏡
- 鏡
- 時計など
基本的に表面がガラスであれば、施工はできるようなので、詳しくは対応店舗に問い合わせてみると良いですね。
G-PACK(ジーパック)ができるお店はどこか?
G-PACK(ジーパック)は保護フィルムのように自分で施工できるものではなく、G-PACK(ジーパック)施工対応の店舗で直接端末を渡して施工してもらう必要があります。
施工の方法は以下の3つがあります。
- 直接店舗で施工してもらう
- スマホを郵送して施工してもらう
- 施工業者に自宅まで出張してもらって施工してもらう
店舗で施工してもらう方法と、郵送はなんとなく想像できるんですが、都内近郊や大阪付近であれば、なんと施工業者が直接自宅にやってきて、コーティングしてくれるそうです。
作業時間はスマホであれば約10分程度なので、近くに店舗がある人であれば、お昼休みなどでさっと加工してもらうなんてこともできそうですよね。
G-PACK(ジーパック)の対応店舗一覧はこちらで確認することができます。
スマホコーティングをする前に知っておくべきポイント
ここからは実際にスマホコーティングを施工する前に知っておきたいポイントをまとめました。
絶対に割れないわけではない
G-PACK(ジーパック)以外のスマホコーティングでも同じことが言えますが、いくら硬度10Hや耐衝撃に優れたと言えども、これらはあくまでも試験環境(ハンマーテスト、引っ掻き傷)下での結果になります。
また長く使用していると、気づかないうちに微細な傷が出てきてしまったりもします。こういった微細な傷は、ガラス割れを誘発する原因にもなります。
メーカーとしては定期的コーティングを推奨しており、また重ね塗りも全く問題ないそうです。厚塗りすると、今度は折角の触り心地や見た目が悪くなるんじゃないかと不安にもなりますが、そもそもガラス被膜は0.000002ミリと極薄なので、例え2−3回重ね塗りしても、ほぼ気になることはなさそうです。
防水処理になっているわけではない
スマホコーティングと聞くと、なんとなくスマホ全体を満遍なくコーティングしてくれて、防水効果もあるんじゃないかと思ってしまうかもしれませんが、スマホコーティングはあくまでも液晶画面部分だけをコーティングするものになっているので、スピーカーの部分や充電端子部分は一切コーティングされていません。
コーティングされることによる、液晶画面の防汚機能や撥水性は出ることになりますが、防水になっているわけではないので注意してください。
全てのウイルスに効果があるわけではない
経済産業省およびNITEで発表された界面活性剤による抗ウイルスの試験結果はあくまでも、新型コロナウイルスに対してのみの試験結果になります。
ウイルスと一言で言っても、いろいろな種類が存在しており、今回の塩化ベンザルコニウムの消毒効果がどんなウイルスにも効果があるわけではありません。
結核菌等の菌や一部のウイルスには効果が無いと言われているので、注意してください。
一度コーティングしてしまうと剥がすことはできない
スマホコーティングは、スマホの液晶画面に直接ガラス被膜を形成することで、密着性が高く剥がれないコーティングを実現しています。
その代わりに、一度ガラス被膜を形成してしまったものに関しては、スマホの液晶画面とガラス被膜が癒着しているような状態になってしまっているので、コーティング被膜を剥がすようなことはできません。
特にスマホコーティングはスマホの表面にガラス被膜を化学反応で定着させるような処理が行われているため、過去にG-PACK(ジーパック)以外の他社製品のスマホガラスコーティングをしているような場合には、成分の異なるコーティング剤を重ねた場合にはうまくガラス被膜が形成されないなどのトラブルも起こる可能性があるので、店舗によっては施工を断られる可能性があります。
なので、スマホコーティングを施工する場合には、安易に100均などの粗悪なコーティング剤を使用せずに必ずしっかりとしたスマホコーティングをすることをオススメします。
純正の保証対象外になる可能性がある
そして最後に気をつけておきたいポイントは、スマホコーティングがされたスマホが万が一壊れてしまった場合に、AppleCare+などの純正の修理対応にお願いすると、加工品として修理を受け付けてもらえなくなるリスクがあります。
実際に対応してくれるかどうかに関しては、Apple修理の店舗判断になるので、万が一スマホコーティングをしたスマホを壊してしまった、画面を割ってしまった場合には、一度店舗で相談してみると良いでしょう。
但し元々AppleCareなどの純正保証に入っていない場合や、スマホ保険などの別の保証手段を契約している人であれば、これも対して大きな問題ではないかもしれませんね。
まとめ
今回は新型コロナにも有効な次世代スマホコーティングG-PACK(ジーパック)を紹介してみました。
スマホは1日の中で一番触れる時間が多いと言われている一方で、あまり消毒を小まめにやっている人も少ないんじゃないでしょうか。
特に小さな子供がスマホで動画をみることなどは、もう我が家でも日常風景になりつつあるので、こういった抗ウイルスでかつ、子供が落として割りやすい液晶画面を保護してくれるスマホコーティングというのは面白い選択肢かと思います。
では、皆さんも是非ご参考あれ。
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