新生活に向けて、心機一転スマホも新しくしようと思っているあなた。
もしかして前回の契約で、携帯ショップで店員に言われるがままに高額な保証に入ったままになっていたりしませんか?
AppleならやっぱAppleCare+でしょと思っているかもしれませんが、AppleCare+は最も高額な保証の1つです。

確かに何も考えずに保証してくれるからと思っているかもしれませんが、逆に言えば本来使う必要のないサービスも色々含んでいるからこそのサービス内容なんです。
今回はそんな機種変更のタイミングで、携帯プラン、保証を見直そうとしている方に、選び方のポイントやオススメのスマホ保険を紹介していきたいと思います。
年々高額化していくiPhoneの端末価格と修理費用
先ずは、iPhoneの端末価格の推移をNTTドコモでの販売価格で確認しても、iPhone 12が発売されたのが、2020年ですからたったの3年で約5万円、約40%近くも値上がりしているという驚愕の事実ですね。
そもそも円安の影響だけで考えても3割増ぐらいなんですから、あとは物価上昇の影響も考慮すればこれぐらいは普通かもしれませんね。
さらに修理費用についても同様に確認してみましょう。
(AppleCare+保証対象外) | その他の修理 | 画面の修理 | バッテリー交換料金 |
---|---|---|---|
iPhone 16 Pro Max | 123,800 円 | 56,800 円 | 19,400 円 |
iPhone 16 Pro | 105,800 円 | 50,800 円 | 19,400 円 |
iPhone 16 Plus | 96,800 円 | 50,800 円 | 19,400 円 |
iPhone 16 | 87,800 円 | 42,800 円 | 19,400 円 |
iPhone 15 Pro Max | 114,800 円 | 56,800 円 | 15,800 円 |
iPhone 15 Pro | 105,800 円 | 50,800 円 | 15,800 円 |
iPhone 15 Plus | 96,800 円 | 50,800 円 | 15,800 円 |
iPhone 15 | 87,800 円 | 42,800 円 | 15,800 円 |
iPhone 14 Pro Max | 107,800 円 | 56,800 円 | 15,800 円 |
iPhone 14 Pro | 99,800 円 | 50,800 円 | 15,800 円 |
iPhone 14 Plus | 92,400 円 | 50,800 円 | 15,800 円 |
iPhone 14 | 83,800 円 | 42,800 円 | 15,800 円 |
iPhone SE (第3世代) | 44,000 円 | 19,400 円 | 11,200 円 |
修理費用については、iPhone 14からしか確認していませんが、大体本体価格の3分の1程度が修理費用としてかかってきていますね。
これだけ高額だと、修理費用だけで新しいAndroidのスマホが買えそうな気がします。
スマホ保険の必要性
これだけ端末費用・修理費用が高くなっているのですから、もうスマホは冷蔵庫や洗濯機などの生活家電に近い価格帯になっているといえます。
というよりも、冷蔵庫・洗濯機よりも高いですね。
そうなってくると、毎日ポケットから出して、持ち歩いて、片手で持って、ベッドに投げるスマホに関して、保証がないという状況は果たしていいのかと思う部分もあるわけです。
昔は「スマホ保険なんて、少額過ぎて保険をかける必要性なんてない」という記事をたくさん見かけましたが、今はどうでしょうか?
確かにスマホが5〜7万円で買える時代は保険をかけるメリットが薄かったかもしれませんが、1台15万近くなっている今ではスマホ保険という必要性が昔よりも高くなっている気がします。
機種変更の時に保証を見直しする際のポイント
新しい端末に買える機種変更の時には、是非一緒にスマホの保証も見直しましょう。
見直しする時のポイントをまとめました。
新しい機種端末と既存保証があっているか?
新しい機種端末は、当たり前ですが、本体価格や修理費用が以前のものとは異なるはずです。
キャリア保証のような補償上限額がないような保険の場合には気にしなくて良いのかもしれませんが、スマホ保険のようなものであると、補償上限額というのはかなり重要なポイントです。
また中古もしくはキャリアからの購入ではないものを保証対象として登録する際には、新品と違って端末登録に条件が必要だったり、店舗スタッフによる目視の点検が必要だったりと面倒な点も出ています。
最悪の場合には、中古端末は保証外と言われてしまう可能性もあります。
保証範囲の見直し
次は保証範囲の見直しですね。
保険は必要最低限であるべきというのは、基本的な原則ですよね。
今までの保険の保証範囲を見直して、本当に自分に必要なものだけが含まれているか、他の保険・例えば火災保険などと保証の重複がないか、金額があっているかなどを確認しましょう。
主なスマホ保険の種類
ここでは、スマホ保険を見直す際にどんな保証の方法があるかを紹介していきます。
メーカー保証
先ずは、メーカー保証があります。
基本的にAppleを始め、GoogleやGalaxyなどのデバイスに関しては、購入から1年間のメーカー保証が付帯しています。
自然故障および通常利用内での故障・破損であれば、無償で修理を受けることがあります。
ただし、ユーザーの過失による落下、水没、画面割れ、盗難、紛失などに関してメーカー保証の対象外になります。
キャリア保証
キャリア保証は、NTTドコモ・au・ソフトバンクなど で提供している保証(保険)になります。
結局は裏側ではメーカーが受けていることになりますが、これらの保証の良いところとしては、普段使っている携帯ショップでの受付ができたり、携帯の通信料金と合算して請求ができるというメリットがあります。
保証される内容は同じにはなるのですが、とはいえそれぞれのキャリア独自で若干料金が異なってくるので注意が必要です。
キャリア | 名称 | 月額保険料 | 免責額 | 備考 |
---|---|---|---|---|
NTTドコモ | smartあんしん補償月額コース | 825円~1,100円 | 5,500円~12,100円 | 1年に2回まで |
au | 故障紛失サポート (with Cloud) | 1,309〜1,573円 | 3,300円〜8,800円 | 1年間に3回まで |
スマホ保険など
その他にも保険会社などが独自で提供するスマホ向けの少額短期保険などもあり、こちらについては様々保険会社から多くのプランが出ています。
保険料、保証内容ともにかなりばらつきがありますが、基本的にキャリア保証と比べても圧倒的にコスパの良いものになっています。
保険と聞くと、「いらないもの」「無駄もの」というイメージが多いかもしれませんが、Galaxyのような修理代金が最大17万円にもなるのであれば、保険対象の家電の1つになってきたと考えてもいいかもしれません。
スマホ保険には、クレジットカード付帯保証や、加入型の保険など、さまざまな保証方法があります。自分に合った保証方法を選ぶことが大切です。


当サイトオススメのスマホ保険
モバイル保険なら3台まとめて月700円

スマホ保険としては、いろいろな保険がありますが、その中でも当サイトオススメなのは、モバイル保険になります。
この保険のポイントは月700円で最大3台まで同時に補償できるというところです。
月700円と聞いてしまうと、そんなに安くない?と思ってしまうかもしれませんが、イヤホン以外にもスマホやパソコン、ウェラブルデバイスなどを含めて最大3台まで1つの契約でカバーできてしまうので、実質的には1台あたり230円程度の負担で済むと考えると、コスパはなかなか良いですね。

iPhoneやGalaxyのような修理費用が高額になる可能性も高いので、基本的には主端末として登録しておき、その他のウェラブルデバイスなどの修理費用が安い端末を副端末として登録しておくことがオススメです。
まとめ
iPhoneというと日本で最もよく使われている端末ですが、最も高額なスマホの1つでもあります。
携帯ショップで言われるがままに入ったままのキャリア保証にまだ加入しているようであれば、機種変更の時にこそ、そういった余計な固定費を削減するチャンスです。
ぜひこの機会に、本当に必要なものと要らないものをよく整理していきましょう。
それでは是非参考にしてみてください。