突然ですが、みなさん運動ってしていますか?
よく毎年の会社の健康診断の問診票に、「あなたは週に30分以上の運動を何回していますか?」って質問になんて答えようか悩んでしまうぐらい、僕は運動していません。
リモートワークになってからというもの、ほとんど家の中だけで1日が完結してしまいますし、そもそも打合せも全てリモートで済んでしまうので、家の中というよりもほぼ自分のデスクの前からほとんど動いていない気がします。
なかなか運動しなきゃなと思っても、ジムに行くのも面倒だし、自分でYoutubeをみて毎日運動するのも、なかなか続かないのが正直なところですよね。
今回は、そんな”なかなか続けられない運動習慣”を改善してくれるガジェット?、Smart 5min.(スマートファイブミニッツ)について、発売前に先行レビューをさせていただきました。
製品/サービスの詳細は記事内で紹介するとして、実際に使ってみた印象としては、

まだテスト段階ではありますが、運動習慣という意味では面白いサービスかな
という感じです。
それでは、早速レビューしていきたいと思います。
Smart 5min.(スマートファイブミニッツ)の外観
それでは、早速外観から確認していきたいと思います。
今回は、販売前のテスト版ということで、正式に販売されるバンドとは品質、サイズなどが異なる可能性があることがあります。
内容物は、心拍数計、バンド、充電器(USBーA)という感じです。
バンドカラーはおそらく正式版だとイエロー・ブラック・ピンクの3色展開になるそうですが、今回はテスト機なので、青色になっています。


心拍数計とバンドは分離できるようになっており、取り付け位置を調整することができます。
バンドには、ロゴのようなものが入っていますが、Smart 5min.のロゴなのかな?


本体の裏側には、計測端子が確認できます。
詳しい仕様はわからないのですが、おそらく静脈で計測するようなタイプの計測センサだと思います。


充電する場合には、計測器をバンドから外しても良いですし、バンドにつけたまま充電することもできました。


バンド自体の材質は、今回はテスト版になるので、実際の製品版とは違うのかもしれないので、なんとも言えませんが、少なくともテスト版のバンドに関しては、いわゆる”パチンバンド”、”パッチンブレス”、”巻き付きバンド”と呼ばれるバンドを腕に軽く振って当てると、くるりと巻きつく感じのバンドになっています。
表面は、サラサラとしているので、昔お祭りやスポーツ大会などでつけていたような安っぽい感じではなく、スポーツ用のバンドっていう感じがします。


腕につけた感じはこんな感じです。
計測機の分だけ少し嵩張るような感じになるので、綺麗に腕に巻きつけるには、計測機の位置を多少微調整が必要そうです。


Smart 5min. のポイント|長続きできない運動習慣を改善するためのツール
ここでは、Smart 5min.(スマートファイブミニッツ)の製品のポイントいくつかピックアップして紹介していきます。
心拍数をみんなで共有しながら運動する
これが一番の特徴ですね。
Smart 5min.は、一応専用の心拍計バンドという感じですが、ガジェットというよりもむしろ「運動習慣サービス」という感じですね。
サービス自体は、「オンラインエクササイズ」というカテゴリかと思います。


サービスの特徴としては、今までYoutube動画などで、一人だけでやっていてなかなか継続できない自宅でのエクササイズだったわけですが、専用バンドとアプリを立ち上げると、5分おきにエクササイズが配信され、同じタイミングで参加したユーザーと一緒に運動をするということができます。
自分の心拍数や他のユーザーの心拍数を「ヒート」と呼ばれる「心拍ゾーン」で表示することで、運動の一体感を感じながら、運動習慣を作ることができるというのが、1番のポイントですね。
入会料や月額利用費は0円!デバイスの費用だけ
またオンラインエクササイズと聞くと、いろいろな会社がマネタイズしようとして、月額XXX円みたいなものもあると思いますが、Smart 5min.の場合は、専用デバイスを購入するだけで、あとは専用アプリは使い放題、オンラインエクササイズもやりたい放題というのも面白いですね。
おそらく月額費を、初期費として払っているようなものかもしれませんが、1台当たり1万円程度だと考えると妥当なラインかなと思います。
つけていることを感じさせないバンドは運動にピッタリ


スポーツバンドのような肌触りとスタイリッシュなデザイン、それでいて軽量です。
重さは実測値で、29.9 g なので、一般的な腕時計よりもかなり軽いですし、Apple Watch(約 40 g)よりも多少軽い感じですね。
腕への取り付け方は、計測器あたりを腕に叩くような感じで取り付けるとスマートにつけることができます。
因みに心拍機部分は、バンドの真ん中よりも多少端(5分の2ぐらい?)に取り付けるのが良いです。
最初真ん中に取り付けたら、下の写真のようにバンドがうまくフィットしませんでした。
腕の太さによって、最適な位置は変わるので、何回か調整してみると良いです。


Smart 5min. を使って実際に運動してみた
それでは、実際にSmart 5min.を使ってみたいと思います。
今回はテストアプリで使っているので、実際の製品版とはフローが変わるかもしれないので、あくまでも参考程度に見てください。
アプリを立ち上げると、アカウント作成を求められます。
アカウント作成後、スマートバンドをスマホに連動させてから、運動がスタートです。




スマートバンドが接続できたら、運動開始できるようになります。
※製品版では、コンテンツも見た目も変わる可能性があります。


あとは、この状態で運動開始するだけになります。


運動中には、左下に自分の心拍数、右下には同じタイミングで一緒に運動しているユーザーたちの心拍数レベルを確認するこができます。


実際の動画はこんな感じになります。
テスト版では配信されていたコンテンツは1種類のみになるのですが、以下のようないわゆるジムやフィットネスで実施されるようなエアロビクスと筋トレにも近い内容です。





5分間やると、結構じんわりと汗をかくので、確かにこれだけでも十分運動になると思います。
Youtubeでのエクササイズとの違い
個人的には、以前もYoutuberのエクササイズとかも見ていたので、それと比較してSmart 5min.を評価してみました。
Smart 5min. | Youtube動画 | |
---|---|---|
手軽さ | ||
心拍数計そく | 専用バンド | アップルウォッチなど |
他ユーザーとの一体感 | ||
広告の有無 | なし | あり |
Youtube動画も、たとえばApple Watchで心拍数を図りながら運動すれば、心拍数も取れるとは思いますが、やはり運動習慣という意味ではそれ単体だけでは難しいのかなという感じです。
またやはりYoutube Premiumに入っていない限り、広告なども入ってくるので、集中してエクササイズができないというデメリットもあると思います。
一方、Smart 5min.は専用バンドと専用アプリを使って、他のユーザーと一緒に運動を続けられるというのが、1番の違いなのかなと思います。
Smart 5min. の気になるところ(テスト版アプリでの)
ここからは、Smart 5min.を使ってみて、ちょっと気になったところを書いていきます。
但し、何度言うようで申し訳ないですが、今回はあくまでもテスト版のバンドとアプリなので、製品版では改善されている可能性もあるので、注意ください。
単体で動作させてヘルスケアアプリにも連動させたくなる
テスト版のSmart 5min.では、バンドとアプリだけになり、特に運動履歴なども表示がされていませんでした。
おそらく運動履歴などは、製品版のアプリで使えるようになってくるのだと思いますが、イチAppleユーザーとしては、是非ヘルスケアアプリにも統合させてもらいたいなと言うようには思えます。
さらに、確かにアプリを毎回立ち上げて、エクササイズも良いのですが、たまにバンドだけをつけて外に5〜10分だけジョギングなんてこともしたくなる気がします。
そう言うことにも対応できるようになってくれれば、もっと面白いなと感じた次第です。
心拍数だけよりもアバターなどの一体感も欲しいかも
また他のユーザーの心拍数レベルを「ヒート」マップのような感じで見れるのも面白いのですが、ユーザーとの一体感という意味では、若干無機質に感じることもあるかなと思いました。
これは人それぞれかもしれませんが、個人的にはアバターが心拍数に応じて変化するなんてことがあっても面白いのかなと思いました。
他の人の運動習慣状況も見たいかも
これは、製品版ではみれるのかもしれませんが、少なくともテスト版では自分の運動履歴も見えない感じでした。
たとえば、フォローしているユーザーの毎日運動習慣状況や、達成率(体重だと生々しいが目標までの%などはいいかも)などが見えると、友達同士競い合うじゃないですが、運動を続けられる1つのモチベーションになるかもしれませんね。
まとめ
今回は、毎朝5分の運動習慣、Smart 5min.(スマートファイブミニッツ)について、レビューしていきました。


- 心拍数をみんなで共有しながら毎日5分運動
- 月額費は0円
- 専用バンドだから楽々
- 専用アプリ以外では使えないかも
- ユーザーとの一体感はもう少し改良できそうな部分もあり
今回はガジェットというよりも、サービスのような感じもしますが、一方で月額0円なので専用バンドさえ買って仕舞えば、今後ずっとアプリで運動できると考えれば、なかなか面白いかなと感じました。



5分とはいえ、毎日やれば確かに痩せそう笑
今回はテスト版ということもありますので、まだまだ改良の余地はありそうですし、さらに同社製品のBest Buy家電にも選ばれたスマートマットとの連携なんかも、おそらくあると思いますし、今後が楽しみなデバイスだと思います。
ヘルスケアというのは、まさにみんなが求めているカテゴリですし、なかなかうまく継続できないのが運動習慣というものです。
こういうガジェットというか、テックなものを使って、無理なく楽しく運動が続けれれば、毎日のリモートワークでたるんだ身体を鍛え直せるかもしれませんね。
Smart 5min. は近日中にMakuakeから販売される予定です。
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