みなさんスマートロックって使っていますか?
思えば僕が初めてスマートロックを導入のは、某格安の有名スマートメーカーだったのですが、おそらく4〜5年前ぐらいだったと思います。それからスマートロックの快適さを覚えて、今までいろんなメーカーのスマートロックを4〜5台ぐらい試してきました。
またその中において、スマートロックでやらかしたことも結構多くあり、その原因の一つが電池切れにより閉め出しというやつですね。
実は過去2回ほど締め出されているんですが、1回目が電池切れ、そして2回目が物理的な故障です。
物理的な故障はどうしようもない部分もあるんですが、電池切れに関しては本当に気をつければどうにかなる問題だったはずなんですが、電池というのは30%を切ったあたりに一気にドカンと落ちていきます。
なので、「残り3割か〜、そろそろ替えるか」ではなく、「残り3割!?やべー!速攻電池変えなきゃ!」ぐらいの気持ちであることを理解しなきゃならないわけですね。
少し話が逸れましたが、こんな電池切れに対していつもビクビクしたくないなら、今回紹介する2系統バッテリーを使うことをお勧めしますよ。
SwitchBot ロック Pro 充電式バッテリーの外観と主な機能
それでは、早速レビューしていきたいと思います、
以前SwitchBotロックProについてはレビュー済みなんですが、その時に2系統電池だから安心!的なことを書いていたんですが、実はバッテリー自体はまだ発売されてなかったんですよね。
今年3月?ぐらいようやく発売されていたものの、いつも発売されると同時に完売になってしまってなかなか手に入れられなかったんですが、今回ようやく2台ゲットしました。
中身というとですが、まさにバッテリーですね。
A系統とB系統の2つのバッテリーと、USB-C <> Aケーブルが1本同封しています。
裏側に端子が出ており、この部分が本体側に接触することで駆動するってわけですね。
バッテリーの充電自体ですが、外側にUSB-Cのポートがあり、ここから充電するような感じですね。
因みに出荷時点ではほぼバッテリー残量0になっているので、家に届いてまずやることは充電作業になります。
充電時間自体は、細かくはチェックしていませんが、おそらく2〜3時間で終了したと思います。
あとは、こんな感じでロックProに挿入すれば完了ですね。
因みに電池冗長にするために、正確には本体側での調整(A系統からB系統への切り替え処理)が必要な感じがしますが、実際には充電バッテリーを入れただけで、本体側は以下のように2系統であることを認識しました。
バッテリー容量の違い
一部推測も含みますが、我が家で試した感じの電池持ちを表にしてみました。
ロックPro専用バッテリー | 標準付属バッテリー | エネループバッテリー | |
---|---|---|---|
電流 | 2000mAh | min 2,000mAh | |
電圧 | 3.7 V | 1.5 V | 1.2 V |
連続利用期間 | 365日 (180日 x 2) | 270 日 | 180 日 程度? |
感覚的な話ですが、標準のバッテリーは1.5Vと一般的な電池よりも電圧が強いように見えます。
但し、いろいろ調べてところ国内メーカーで1.2Vよりも大きい電圧のバッテリーを出しているところはないそうで、それはそもそも単三電池では1.5Vはスペック的には出るけども、実質の検測値を確認すると、1.2Vぐらいしか出ないということがあるそうで、標準バッテリーも1.5Vと書いていますが、実質はもっと少ないのかもしれません。
とはいえ、我が家で調べた感じだとエネループの標準充電電池をフル充電でセットしてみましたが、フルで80%という感じだったので、やはり標準付属バッテリーに関しては容量が多いのかもしれません。
一方で、今回のロックPro専用の2系統バッテリーの場合は、そもそも電圧も3.7Vとかなり強く、容量こそ2000mAhなんですが、片系でも半年以上持つので、かなり容量的には余裕がありそうです。
他社の2系統電池対応のスマートロック
因みに2系統電池に対応しているスマートロックがないか調べてみたのですが、実は結構2系統対応しているものは少数派なんですよね。
現在だとSonyが発売しているQrio Lockと前回紹介したSwitchBot ロックProの2つだけです。
SwitchBotロック + キーパッド | Qrio Lock + キーパッド | |
---|---|---|
製品画像 | ||
アプリ解錠 | ||
音声解錠 | ||
ダイヤル解錠 | ||
NFCカード解錠 | ||
スマホNFC解錠 | ||
指紋解錠 | ||
リモコン解錠 | (要リモートボタン) | (要Keyオプション) |
アレクサ連携 | ||
ドア開閉検知 | ||
外出先から解錠 (Wi-Fi経由) | (要ハブ) | (要Wi-Fiハブ) |
サムターン回転角度 | 360度 | 90度以内 |
電池持ち (稼働時間) | 約270日 (1日10回) | 約180日 (1日10回) |
電池冗長 | (冗長込で365日) | (冗長込で360日) |
微電流解錠 | ||
Matter対応 | ||
価格 | Amazon | Amazon |
両方ともに、比較的ハイエンドのスマートロックではありますが、玄関というある意味家の中で、最もミッションクリティカルなシステムであることを考えると、電池冗長ぐらいしておくほうが安心といえそうです。
まとめ|スマートロックにはやっぱり必須でしょう
今回はロックProの2系統バッテリーについてレビューしていきました。
今回このバッテリーを見つけたときに即買いしてしまいましたが、やはり間違いなかったかなと思っています。
欲をいえば、1つ約3,000円(updated時点)な訳で、若干バッテリーにしては高額かなと思うところもあります。
今回我が家の場合は玄関ドアに2つ取り付けいるので、2つで6,000円と結構な出費であることは確かです。
正直プロモデルというのであれば、基本オプションとして2系統バッテリーはサポートして欲しかったところです。
ただ金額を置いておいたとしても、2系統バッテリーは玄関の鍵を守るためにほぼ必須機能と過言はないと思います。
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