SwitchBotからのスマートプラグ製品「プラグミニ」についてレビューしていきたいと思います。
スマートプラグとは、電源ケーブルとコンセントの間に取り付けることで、電力使用量を計測したり、遠隔やスケジュールでオンオフを操作できるようデバイスになります。
これによって、貸しオフィスなどで夜中の間に電源を切ったり、SwitchBotの各種センサーと連携させて家電を自動化させたりすることができます。
SwitchBotには以前のモデルに”SwitchBotプラグ“もあるのですが、以前のモデルから何が変わったのか中心に解説していきたいと思います。


SwitchBotとは?
SwitchBotとは中国深圳発のスマートホームメーカーのシリーズブランド名称になります。
日本ではSWITCHBOT株式会社という会社が運営しています。
SwitchBotは、指ロボットから始まったスマートデバイスメーカーですが、今では照明、加湿器、カーテン、鍵、各種センサーなど家中のありとあらゆるものをスマートデバイス化でき、値段もお手頃でかつ操作性もとても便利なデバイスを取り扱っています。

家電を操作するアプリがSwitchBotに全てまとめられるので、とても便利です!
以下の記事にてSwitchBotシリーズの全デバイスの製品レビューまとめています。


SwitchBotプラグミニの外観
先ずは外観から確認していきましょう。
外箱は以前のモデルと比べて大分小さくなった印象を受けますね。


製品に関する規格関連の情報は、プラグの下にまとめて記載されています。
ちゃんと技適もPSEも取れていますね。


サイズ感はコンパクトになっているのかは良くわかりませんが、他メーカーのスマートプラグと比べれば比較的に小ぶりになっていると思います。


カラー展開はホワイト(白)のみで、素材はプラスチックですが、ザラザラとした高級感のある質感になっています。
SwitchBot「プラグミニ」と「プラグ」の違い
今回発売されるSwitchBotプラグミニには、旧モデルに”SwitchBotプラグ”というものがあります。
今回は旧モデルから何が変わったのかを中心に確認していきたいと思います。
以下にプラグミニとの比較表を作成してみました。
比較項目 | プラグミニ | プラグ |
---|---|---|
商品画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
サイズ (高さ x 幅 x 奥行) | 36 x 70 x 36mm | 36 x 70 x 38mm |
重さ | 約64.7g | 約64g |
LEDライト | 点サイズ | 丸型サイズ(約1cm) |
接続方式 | Bluetooth Wi-Fi 2.4GHz | Wi-Fi 2.4GHz |
それでは、ここから使ってみて私が気づいた良くなった点について、いくつかピックアップして紹介していきます。
サイズが少しだけコンパクトになった
先ずはサイズからなんですが、結論から言っておくと、ミニという名前の割には「コンパクトにはなってない」です。



“ミニ”とは一体?
以下は写真を並べてみましたが、サイズ感はほぼ一緒で唯一奥行きだけが2mmだけ小さくなっています。


では、この2mmがどれだけ便利なのかというと、正直そこまで大きなメリットは感じませんでした。
ただ写真で見てわかるようにプラグの上部分が若干狭くなったおかげで、壁面のコンセントに差した場合に、隣のコンセントに干渉しにくくなったことは確かです。
LEDが控えめになって目立たなくなった
個人的気に入っている改良ポイントは、以前のモデルにあった前面のLEDになります。
LEDの用途はプラグ状態を表示する用途なのですが、以前のモデルの場合は、同期ボタンと兼用されているためLEDも同様に大きくなっていました。
プラグミニの場合は状態だけをLEDで表示し、同期するためのボタンは正面からみて右側になりました。



以前のモデルはLEDライトが煌々としてましたね
そしてLEDライトは正面の右下に針の穴みたいなサイズになり、ほとんど目立たなくなりました。




因みにLEDライトは、設定でも常時オフにすることもできるので、LEDでオンオフ状態を確認する必要がないのであれば、常時オフにしておくことも可能です。
差し込み口がスムーズになった
そして、前回の僕の持っていたプラグだけだったのかもしれませんが、旧モデルの場合コンセントのプラグの差し込み口がめちゃくちゃ硬くなっていました。
なので、旧モデルの場合は抜き差しするときにかなり力を込める必要がありました。
今回のSwitchBotプラグミニでは、この差し込み口の硬さが全く気にならなくなりました。
Bluetooth対応になり接続性が安定
最後にこれが一番の改良点になるのですが、プラグミニではWi-Fi接続に加えてBluetooth接続が可能になりました。
これによりWi-Fiの接続が不安定になってしまったときにでも、スマホとBluetoothで直接操作が継続することができます。



意外とこれが一番地味に便利になっているかもしれない
さらにはWi-Fiルーターを変更してしまう時や、引越し、一時的にプラグミニの設置場所を変えたい時などでも、スマホだけで操作が可能になりました。
SwitchBotプラグミニをセットアップしてみよう
ここからはセットアップをしてきましょう。
基本的な設定は、旧モデルの「SwitchBotプラグ」と一緒なので、こちらも一緒に参考にしてみてください。


先ずはSwitchBotアプリをインストールしましょう。まだアプリをインストールしていない人は以下からインストールできます。
最初にアプリを立ち上げる場合には、先ずはSwitchBotアカウントを作成する必要がありますので、作っていきましょう。


アカウントが作成できたら、早速デバイスをアプリに追加して行きましょう。
デバイスの電源が入っている状態で、アプリを立ち上げれば、あとは数クリックでデバイスの追加ができます。
プラグミニにはUS版とJP版がアプリ上に2つ表示されているので、もし最初に検出したものがUS版だった際にはJP版を選択するようにしましょう。


あとはWi-Fiを接続してデバイスに名前つければ、これで設定は全て完了になります。


今買うならどっちがオススメ?
それでは今から購入するのであれば、どちらを買えば良いかですが、今回使ってみて感じたことは、SwitchBotプラグミニは明らかにプラグモデルの上位機種に位置します。
サイズや使い方に関してはほぼ同じになっており、その上でBluetooth接続が対応になっています。
値段に関しても2024年10月21日時点で全く同じになっているので、今から旧モデルのプラグを買うメリットはありません。
今から購入するのであれば、SwitchBotプラグミニを買いましょう。


まとめ
如何でしたでしょうか?
今回はSwitchBotシリーズの新製品、SwitchBotプラグミニを旧モデルからの違いを中心に紹介していきました。


- Bluetooth & Wi-Fi接続で安定性がGOOD
- LEDランプが目立たない
- 高圧電流や火災の危険性のある家電には使えない
因みにスマートプラグはとても便利な反面、高電圧な家電や扇風機などの使用時には注意が必要だったりします。(無人時のオンオフによる火災や思わぬ怪我など)
遠隔での使用の際には十分注意して使うようにしましょうね。


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