この記事ではソフトバンクモバイルの格安プランLINEMO(ラインモ)について紹介しています。
また名称も発表当時はSoftbank on LINEでしたが、その後「LINEMO(ラインモ)」が正式名称になりました。
大手3社偶然にもほとんど似たようなプランになっていますが、LINEMO(ラインモ)の特徴はLINEの通信量に関しては無制限であること。
それでは早速ソフトバンクのオンライン専用ブランドLINEMO(ラインモ)について解説していきたいと思います。
LINEMO(ラインモ)ってどんなプラン?
ここではラインモの料金について、特徴をいくつかピックアップしていきます。
選べる2プラン(20GB/3GB)
項目 | ミニプラン | スマホプラン |
---|---|---|
データ量 | 3GB | 20GB |
基本料金 | 990円 | 2,748円 |
データ量超過後 の通信速度 | 300 kbps | 1 Mbps |
LINEスタンプ Pバック | 対象外 | 対象 |
ラインモでは、普段あまりデータを使わない人向けのミニプランというが特徴です。
ミニプランであっても後述のLINEギガフリーは対象なので、普段がLINEしかほとんど使わないという人であれば、月990円のミニプランで十分かもしれませんね。
もちろんガッツリデータを使いたいという人であれば、スマホプランの20GBを選べますしね。
注意しておきたいのは、通話料金に関しては別途かけ放題オプションを購入しないと、従量課金になってしまいます。全く通話を使わない人であれば、LINEだけで十分かもしれませんが、5分通話オプションぐらいは個人的にはつけておいてもいいかもしれないと思っています。
LINEの通信はギガノーカウントなのでLINEトーク/LINE通話は無制限
そして衝撃的だったのが今や日本での利用率が80%以上のLINEサービスに関しては、通信量が一切かからないということです。
- LINE トーク
- LINE 通話
LINEの通信量がかからないということは、通常のチャットメッセージだけでなく、友人とのテレビ電話や、フリーランスの方であればビジネス用途のテレビ会議などでLINEを使用することもあると思いますが、こういった通信量が一切かからないというのは魅力かもしれません。
eSIM対応なので、物理SIMカード不要
eSIM対応をついにメインキャリアで打ち出してきましたね。
イーシムとは何かについては以下で解説しています。
https://simple-was-best.com/dual-esim-2019-01/
eSIM対応とのことですから、SIMカードを挿入する必要がなくなるわけです。つまりもしLINEMO(ラインモ)を申し込みたいと思った場合には、アプリから即日申し込みができるということですね。
さらには複数回線を1つの端末で使用したいという方にはeSIMでの利用というのはとても便利だと思いますね。
申し込みはLINEアプリから可能
また申し込み方法についてはオンラインとのことですが、なんと使用するアプリはLINEだということです。
LINEであれば、おそらくほとんどの方が既にインストール済みですので、追加で余計な申し込みアプリをインストールする必要になくなるのはとても便利で楽で良いですね。
また前述のeSIM対応の通り、SIMカードなどの入れ替えは不要になるわけですから、LINEアプリだけで回線契約できるというのは魅力的な点になるかと思います。
新規契約およびMNP事務手数料も無料
またこちらも大手4社と同じく契約事務手数料が無料ということになりました。
元々契約事務手数料自体が、ソフトバンクショップの路面店での収益源になっていたものなので、要は申し込みが完全オンラインになったことに伴って、こういった事務手数料が無料となったわけですね。
LINEMO(ラインモ)とドコモのahamo(アハモ)とRakuten UN-LIMIT V
値段とサービスが似ている3つのサービスについて比較表を作成してみました。
項目 | LINEMO(ラインモ) | ahamo(アハモ) | au povo(ポヴォ) |
---|---|---|---|
料金 | 2,748円(スマホプラン) 990円(ミニプラン) | 2,970円 | 2,700円 |
データ通信量 | 月20GB or 3GB | 月20GB | 月20GB |
通信エリア カバー率 | ◎(99%以上) | ◎(99%以上) | ◎(99%以上) |
データ超過時の 通信速度 | 1Mbps or 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
通話かけ放題 | +550円 (5分かけ放題オプション) | 1回5分以内 | +550円 (5分かけ放題オプション) |
5G通信対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
3G通信対応 | 無し | 無し | 不明 |
事務手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
海外利用 | × | 海外82の国で20GB範囲内で利用可能 | × |
キャリア メール | オプション | オプション | オプション |
eSIM対応 | ○ | ○ | ○ |
申し込み | オンライン | オンライン | オンライン |
その他 | LINE通信無料 | – | – |
ほとんど3社揃っている感じが否めないですが、ラインモの特徴はやはりLINEデータフリーということですね。
LINEMO(ラインモ)で出来ないこと
ここからはLINEMO(ラインモ)で出来ないことを纏めていきます。
申し込みはオンラインのみ(店舗での申し込み不可)
やはりオンラインショップからだけの申し込みにソフトバンクもなってきましたね。
実際このコロナ禍において、リアルショップでの販売が減って来ていることによって、自分でスマホの設定ができるような世代にとってはリアルショップは待ち時間が長いで、無駄な時間と出費が出るだけのものになってしまっていましたね。
なので、オンライン専用で値段を安くしてくれるのであれば、むしろ歓迎すべきところかと思います。
キャリアメールはオプションで継続可能
別途オプションになりますが、「メールアドレス持ち運び」サービスを契約することで、キャリアメールも継続可能です。
https://simple-was-best.com/softbank-on-line-mail/
おうち割光セット/みんな家族割は適用対象外
LINEMO(ラインモ)の場合は、元々かなりシンプルな料金体系になっているかつ、元々一人暮らしなどのお一人様利用であることがメインになっているので、以下のような割引が出来ません。
- おうち割 光セット
- みんな家族割
気になるのは光回線セット割引がなくなるわけですから、今現在ソフトバンク光にしている方に取っては、もう使用するメリットがなくなるわけですね。
https://simple-was-best.com/ahamo-docomo-hikari/
さらに今までつけていた家族割適用して安く利用できていたユーザーにとっては、ラインモに乗り換えることによって値段が上がってしまう可能性があります。
アメリカ放題は対象外
ソフトバンクの料金プランでサポートしている「アメリカ放題」について、残念ながらLINEMO(ラインモ)は対象外になります。
ドコモではahamoでの20GBを海外での利用でも利用できるというのが、1つの大きな魅力の1つでしたが、ラインモでは海外通信は対象外です。
その他のサービスはどうなの?
そのほかのサービスを見てみましょう。
- みんな家族割はSoftbank/Y!モバイル/LINEMO(ラインモ)ででブランド跨ぐことが可能?
-
元々ラインモではみんな家族割は適用外ですが、同時にSoftbank / Y!モバイルなどのブランドを跨いでの家族割の適用は出来ません。
- LINEMO(ラインモ)でテザリングはできるの?
-
LINEMO(ラインモ)では、テザリングも追加料金なしで使うことができます。
20GBもあるわけですから、外出時のパソコン通信用に是非使いたいですよね。
- LINEMO(ラインモ)でケータイ補償は申し込める?
-
ラインモでは、従来の端末補償サービスは申し込みもできませんし、ラインモにプラン変更してしまうと、自動的に解約することになってしまいます。
そのためLINEMO(ラインモ)での端末補償を付けたい場合には、外部のスマホ保険のようなものに加入する必要があります。
https://simple-was-best.com/mobile-insurance-descriptions/
https://simple-was-best.com/saison-hoken/
まとめ
- 完全オンライン専用のLINEMO(ラインモ)月額2,980円で20GBデータ、5分通話無料
- 店舗での利用は出来なくなったが、デジタル世代であれば問題ない
- LINEトークとLINE通話が無制限で使えるのは魅力的
今回はソフトバンクの新料金プラン「LINEMO(ラインモ)」について解説していきました。
本当に料金体系がシンプルになって、余計な条件や割引がついて「¥xxxxx」という、料金プランの解説だけで1つの本がかけそうな複雑なプランがなくなって本当によかったですね。
それでは、みなさん是非参考にしてみてください。
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