近頃のスマホはバッテリー容量が増えてきたというハード的な進化に加えて、働き方の変化においてリモートワークが当たり前になってきてるので、毎日のバッテリー残量にそこまでシビアに考えることは減りましたが、逆にバッテリータイプのモバイルデバイスが逆に増えてきた印象です。
今まではスマホの残量だけを気にしてればよかったかもしれませんが、今はアクションカメラ、ポータブル扇風機、時計などありとあらゆる持ち物のバッテリー残量を気にする必要になった時代とも言えます。
とはいえ、大容量のバッテリーを常に持ち歩くというのも、重さの関係で面倒ですし、手頃で持ち運びのしやすいモバイルバッテリーというのが最近の流行りとも言えそうです。
今回はそんな、手頃でコンパクトなモバイルバッテリーであるUGREENのNexodeシリーズ、5000mAh Power Bank Built-in USB-Cコネクタについてレビューしていきたいと思います。
UGREENとは?どこの国のメーカー?
UGREENは、2012年に中国の深圳から始まった会社で、元々はもう少し大型のバッテリーをメインでやっていたように思えます。
近年になって、台湾のCOMPUTEXなどの大きな展示会にもどんどん露出してきており、特にコンシューマー向けのモバイルバッテリー、充電器などの分野において、日本での展開を大きく進めているようです。
正直今までモバイルバッテリー、充電器といえば、Anker一強な感じでしたが、ここにきて日本国内でのUGREENの株が上がってきていると感じているのはおそらく僕だけじゃないはずです。
Nexode Power Bank Built-in USB-Cコネクタの外観
それでは、早速外観からみていきましょう。
このモバイルバッテリーのポイントはなんと言っても、このコネクタですね。
同じようにコンパクトなバッテリーは多くありますが、コネクタがあるので、充電の際にいちいちケーブルを出さなくても良いというのが売りです。
また最大20Wの急速充電にも対応しています。
また裏?下側には、残業をチェックできるLEDモニタもあります。
これはそんなにいるかなと思ったんですが、あればあると結構便利です。充電している時にみるみる内に数字が増えていくのがみていて面白いです。
上部についているコネクタについては、USB-Cコネクタになっており、ここについては、常に上に向かって伸びているため、普段はゴム製のキャップにしまってあります。
このキャップのテンションが結構強めなので、使う時にかなり後ろにベタっと倒して使われるような形になるかと思います。
またこのモバイルバッテリーについては、後ろにスタンドがついているので、スタンドを立てることで、スマホなどを横に向けたまま充電することが可能です。
むしろ上に向けて縦に置くことも同様に可能になっています。
サイズ感ですが、こんな感じで手のひらにすっぽり収まるぐらいかなりコンパクトです。
重量は、実測で111.0 g なので結構軽いですね。
Nexode Power Bank Built-in USB-Cコネクタの使い方
ケーブルで充電する
基本的な使い方は、まずはちょっとこのモバイルバッテリーからしたら、少しイレギュラーかもしれませんが、今手元にあるスマホが全てLightningポートのスマホしかないので、このモバイルバッテリーを100%活かす使い方ができるのですが、まずはこんな感じでいつものようにケーブルで充電することはできますね。
チェッカーで測ってみたところ、充電圧は10Wでしたが、20Wを出すには、おそらく何か計測器を使わないとチェックできないのかもしれませんね。
パススルー充電もできる
またこのデバイスは、パススルー充電にも対応しており、モバイルバッテリーに充電ケーブルを差し込むことで、充電しながら、その先のデバイスにも充電できるということが可能です。
コネクタを使えばケーブル要らず
もちろん本来の使い方であるケーブル不要で直接使用する使い方も可能です。
とはいえ、自宅にあった手頃なものを探したところポータブルファンがあったので、そこに刺して使ってみました。
使ってみると、実はむしろこれが一番正しい使い方なんじゃないかと思うぐらいジャストフィットです。
ポータブルファンというのは、バッテリーが正直そこまでなく、強で使い続けると1時間ぐらいで止まってしまうんですが、このようにバッテリー直結で使えば、かなり長い時間利用できそうな感じがしますね。
むしろこれが一番の正解かもしれません。
UGREEN Nexode Power Bank Built-in USB-Cコネクタで気になった点
使っていて、唯一気になったというか、好みの問題ですが、このコネクタですね。
これがこのデバイスの特徴とも言えるんですが、これが好きになれるかどうかでこのデバイスが有用かどうかの意見が分かれるところになります。
カバンにしまうときにコネクタが邪魔
これは本当にそもそもですね。
良くも悪くもこのコネクタは常に出ている状態なので、引っかかるなと感じる人も一定数いると思います。
ただコネクタがあるおかげ充電ケーブルが無くなってると思うと、これもこういうものかなと思えるかと思います。
iPhoneだと15からじゃないと直結できない
あとはUSB-Cコネクタなので、そもそもiPhoneですら最新のものじゃないとUSB-Cじゃないんですよね。
なので、現状だと僕の場合は直結できないので、活用しきれてないなと思う部分があります。
じゃ、一方でLightingならよかったのかというと、それもそれで違うかなと思うので、ここは自分自身のデバイスのアップグレードをしていくしかないですね。
とはいえ今回はポータブルファンに使うという最適解を自分の中で見つけたのでひとまず良いかなと思っています。
まとめ
ということで、今回はUGREENのNexode Power Bank Built-in USB-C コネクタ 50o00mAhについてレビューしていきました。
- コンパクトで、デバイスに直結できる
- パススルー充電が便利
- コスパが良い
- 残量が一目でわかりやすい
- USB-Cコネクタは用途を選ぶ
正直モバイルバッテリーは、一個は持っておくと結構便利なので、何かした持ってはおきたいですが、なんだかんだ使うときと使わないときがあるので、常に持ち歩くとなるとなるべく軽いものを選びたいですよね。
そういう意味ではこのモバイルバッテリーは、軽くて、コンパクトで、ケーブルもないということで、元々バッテリー容量が少ないとわかっている場合には、これを一つカバンに忍ばせておくというのも良いんじゃないかと思います。
ぜひみなさんお試しあれ。
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