今回はなんとAnkerのプレゼント企画に何気なく応募してみたら見事当選し、2022年8月末に新発売となったAnker 737 Chargerを頂けることになりました。
実はこういう企画で当選するのは初めてかもしれない
ということで、今回は最大120Wの高速充電が可能な737 Chargerについて、実際に自宅とコワーキングスペースとでガッツリと仕事で使ってみて気づいたポイントや気になった部分などを紹介していきたいと思います。
Anker 737 Chargerの外観
先ずは737 Chargerの外観を確認していきましょう。
カラー展開は、ブラックのみ1色展開になります。
表面はおそらくプラスチックだと思いますが、サラッとしながらもかなり高級感のある感じに仕上げられています。
サイズ感は手のひらで持つと少し大きめの印象を受けます。
スペック上のサイズは、約80 x 43 x 32mm(WxHxD)になります。
ただカバンの中に入れるのであれば、許容範囲かなと思います。
上部には、USB-Cポートが2つ、それとUSB-Aポートが1つあるような感じです。
ちょっと斜めからの写真を撮ってみましたが、こう見るとやはり少し大きめな感じがしますね。
因みによくこういった急速充電器で言われる「充電中に高熱が出る」ようなことは、少なくともパソコンとスマホを2台接続した時に使用した場合には起きませんでした。
一応温度も測ってみましたが、人肌程度の温まりで高熱で触れないということにはなってませんでした。
但し、120Wの上限で長時間充電の負荷をかけるような猛者の場合には、流石に高熱になることもあるそうですが、一般的な使い方をしているようなユーザーであれば、ほぼそんなことはないと思います。
Anker 737 Chargerのポイント
ここからはAnker 737 Chargerのポイントをピックアップして解説していきます。
最大120Wのパワフル充電器
先ずは本製品の一番の特徴とも言えるのが、最大120Wのパワフルさになります。
一般的な高速充電対応のスマホ充電器が20W程度になるので、それと比べても6倍以降の出力をサポートしているということになります。
因みに120Wが最大ということになりますが、737 Charger全体の合計で120Wということになっているので、ポート単位では出力が変わるので注意してください。
以下がポート別の最大出力になります。
因みに我が家のMacBook ProとiPhone 11 Proを同時にポートに刺した時のMBP側で計測した出力は、78Wということになっていました。
iPhone 11Proの対応最大W数が18Wになっているはずなので、78W+18W = 96Wでの同時高速充電ができていたはずですね。
因みになんで上限の120W、つまり120WからiPhoneの18Wを引いた102Wまで出ていなかったのかですが、そもそもMacBook Pro M1 Proに関して、スペック上では96Wまでのサポートになっているはずです。
しかし今回は78Wまでしか出ていなかったのは、ちょっとUSB PD側の仕様なのか、ちょっとよくわからないですね。
充電時の電池残量にも関係ありそうなので、そのうちバッテリーを使い切る寸前ぐらいから充電した時のものもアップしてみたいと思います。
圧倒的なコンパクトさ
そして次の特徴は、なんといってもそのコンパクトさになります。
以下の写真は純正の96W充電器をAnkerのNano II 65Wと並べたものになります。
純正と比べるとわかりますが、圧倒的なコンパクトさですね。
正直純正のアダプタは持ち歩く気もならないサイズ感です。
ただ逆にNano II 65Wと比べるともう少しコンパクトだったらよかったのになと思ってしまいますが、ポート3個ついて120Wサポートということを考えればそれでも十分コンパクトですね。
以下の記事でNano II 65Wについてはレビューしていますので、併せて読んでみてください。
3ポート(USB-C & USB-A)対応
そして最後のポイントはUSB-C2ポート、USB-A1ポートの合計3ポートを対応している点です。
我が家に関しては基本USB-Cにまとめようとしているのですが、やはりそれでも一部USB-Aのものが残ってしまっています。
そういう点においても、やはりUSB-Aポートを残しておくのは現時点ではある意味仕方がないとも言えそうですね。
因みに壁差しにすると流石に重そうな感じの絵面になります。
とはいえ、壁から抜け落ちるような感じにはなっていません。
Apple Watchと一緒に充電するとこんな感じになりますね。
外出先であれば、本当にこれ1つあればもう充電器には困らなそうな感じですね。
因みに、今回使用している充電ケーブルもAnkerのもので、PowerLine III Flowとい最大100Wまでサポートしているケーブルを使用しています。
100A対応しているのにも関わらず、これだけ柔軟(柔らかい)なケーブルは、他にはなく、今は持ち歩き用のケーブルは全てPowerLine III Flowにしています。
Anker 737 Chargerの気になるところ
ここでは737 Chargerを実際に使ってみて気になったところについても、解説していきたいと思います。
やはり少し重い
重さに関しては、正直もう少し頑張ってくれてもいいかなと思うところです。
もちろん純正の350ml缶ぐらいの重さと比べればいくらかマシではあるものの、それでも約200gとそれなりの重さがします。
コンパクトな筐体の中にかなり密度の濃い機構になっているのだと思いますが、ぼちぼちの重さであることはもう少しどうにかならないと感じるところです。
他モデルのモバイルチャージャーと比較
ここでは、Ankerの発売する他モデルと737 Chargerを表で比較してみたいと思います。
747 Charger | 737 Charger | 735 Charger | PowerPort III 65W | Nano II 65W | Nano II 45W | |
---|---|---|---|---|---|---|
製品画像 | ||||||
最大出力 | 150 W | 120 W | 65 W | 65 W | 65 W | 45 W |
サイズ | 約68 x 61 x 31mm | 約80 x 43 x 32mm | 約66 × 38 × 29mm | 約38 x 29 x 66mm | 約44 × 42 × 36mm | 約35 ☓ 38 ☓ 41mm |
ポート数 | 3 x USB-C 1 x USB-A | 2 x USB-C 1 x USB-A | 2 x USB-C 1 x USB-A | 2 x USB-C | 1 x USB-C | 1 x USB-C |
重さ | 約 232 g | 約 187 g | 約 132 g | 約 136 g | 約 112 g | 約 68 g |
価格 | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
ラインナップとしては、65Wのものか100W以上のものかという区分になるかと思いますが、個人的には65WというのはMacBook ProのようなPCに充電することを考えると、基本的には1デバイス用だと思っており、それ以上の出力が欲しいのであれば、急速充電をさせたいのであれば100W以上のものを選ぶ方が無難かと思っています。
もちろん急速充電が不要であれば、65Wで2デバイス以上の充電をしてしまえばいいわけですが、やはり高速充電を一度使ってしまうとその便利さになんとも変え難いものがありますね。
Anker 737 Chargerの口コミと評判
まとめ
今回はAnkerの737 Chargerについてレビューしていきました。
総評としては、「ノマドワーカーのような外出先で頻繁に仕事をするユーザーならマストバイ」と言ってよさそうなものでした。
- 最大120Wの高速充電対応
- 圧倒的コンパクト
- USB-C2ポート+USB-A1ポート
- 少し重さが気になる(約190g)
何よりもこのデバイスを使ってしまうと、Apple純正の電源アダプタが勝るところが、ほぼ何1つ無くなりますね。
実は僕もMacBook Proを購入するときに、何か使うかもしれないと思って96Wデバイスにアップグレードしていたのですが、これに関してはAnkerの電源アダプタを最初から買っておけばよかったと後悔するところです。
ともかくこのデバイスに関して+約100gの重さが気にならないのであれば、マストバイと言える製品でした。
それでは、みなさんぜひ参考にしてみてください。
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