以下では、CES 2025で新製品を発表した主要ガジェットメーカーのニュースをまとめてみました。
なかなか直接現地には行けませんが、年初めの世界有数の家電見本市ですから、どのメーカーも新製品を続々と出してきましたね。
基本的にはアメリカで発売開始されるものがほとんどなので、日本市場に入ってくるのは少し遅れてだと思いますが、今から待ち切れませんね。
Anker
Anker Prime Charging Docking Station 14-in-1 160W

Ankerの新型ドッキングステーション「Anker Prime Charging Docking Station 14-in-1 160W」は、最大160Wの充電に対応しながらHDMIやUSBなど多彩なポートを備え、ノートPCやスマートフォンなどを一括で接続・給電できるのが特徴です。
- CES 2025 Innovation Awards – Anker Prime Charging Docking Station 14-in-1 160W
- Anker公式サイト CES 2025特設ページ
eufy(Ankerグループ)関連新製品

Ankerグループ傘下のeufyからは、以下のスマートホーム・家電製品が発表されました。
- eufy Robot Vacuum 3-in-1 e20
ロボット掃除機と水拭き機能に加え、ハンディクリーナーとしても利用可能な3-in-1モデル。清掃の効率化と手軽さが大きく向上しています。 - eufy Video Smart Lock S3 Pro
スマートロックとカメラが一体化したドアロック。訪問者の映像確認と遠隔施錠などが可能で、セキュリティを強化しつつ利便性も高める設計が特徴。
Aqara
Aqaraはスマートホーム向けの新ソリューションを複数発表しました。センサーやカメラ、ゲートウェイ等の最新モデルが、さらに直感的かつシームレスに連携できるよう進化。ホームオートメーションの利便性を高める新機能が注目を集めています。

MOFT

ノートPCやタブレット用スタンドで知られるMOFTは、Gizmodoの報道によると、検索性を向上させる新たな発想を取り入れた「スマートスタンド」シリーズを発表。位置情報やワイヤレスタグなどの活用により、デスク周りの整理をより簡単に行えるよう設計されているとのことです。
こちらは公式からの発表がないのですが、どうやらAirTag連携/搭載のスマホスタンドのようです。
Narwal
お掃除ロボット市場で注目度の高いNarwalは、以下の新製品を発表しました。
- Narwal Flow Mop Cleaning Robot Vacuum
自動モップ洗浄・乾燥機能を備えたハイスペックなロボット掃除機「Flow」は、掃除からモップのメンテナンスまでをほぼ完全に自動化。水拭き掃除の効率を飛躍的に高めると期待されています。 - Narwal Freo Z Ultra(※CES Innovation Awardsに掲載)
「Freo」シリーズの新モデルとみられ、よりパワフルな吸引性能と高度なマッピング技術を搭載。硬い床からカーペットまで幅広い床材に対応し、モッピングもさらに強化されています。
- Narwal公式 – CES 2025特設ページ
- Digital Trends – Narwal Flow Mop Cleaning Robot Vacuum CES 2025
- CES 2025 Innovation Awards – Freo Z Ultra
WEB上では、いくつかのブロガーにNarwalはよくわからないメーカーだから信用できないなんて書かれたりしますが、個人的には今までNarwalの製品を3種類近く使ってきて、また他メーカーも触ってきている僕としては、十分信用に値するというか、他のメーカーよりも性能が圧倒的に高いと思っています。
今回発表されたのは、Narwal Flowですが、今までのFreoシリーズから新しくFlowという名前に変わったみたいですね。
因みにFreoシリーズの最新作、Freo Z Ultraについては今回CES 2025 Innovation Awardも受賞しています。

Flowシリーズでは、モップの形状が一気に変わりました。
回転デュアルモップ形状から、ローラータイプに変わっています。これはSwitchBot S10とも同じ方向性ですね。

この特徴としては、汚れた水をどうするかという部分で、今まではモップに汚れを溜めて、都度ベースステーションで洗浄するということになっていましたが、ローラータイプの場合は、汚れをそのまま後方の汚水タンクに格納するという形になっています。
まさにSwitchBot S10と同じコンセプトになりますね。
日本での発売についても楽しみです。
Satechi

Satechiは、多数のUSB-C対応アクセサリやAppleデバイス向け充電ソリューションなど、新製品を一挙に発表。急速充電に対応した新型GaNチャージャーやデスクまわりをスッキリさせるスタンド・ハブなどを展開し、モダンなデザイン性と機能性で多くの来場者の注目を集めました。
メカニカルキーボードについては、スリムタイプについては今までも販売されていましたが、今回はテンキーのついたモデルが新発売ということですね。
米国市場では、2025年春から市場投入のようです。
ちなみにスリムタイプについては、私も今愛用しています。

TP-Link

TP-Linkは最新のWi-Fi 7対応メッシュシステム「BE11000 Outdoor and Indoor Mesh Wi-Fi 7 System」を発表しました。
屋外・屋内問わずシームレスかつ超高速なネットワークを実現し、大容量・低レイテンシの次世代通信を見据えた製品として大きな話題になっています。
iPhone 16を含む最新のガジェットについては、続々とWi-Fi 7対応になってきているので、いよいよWi-Fi 7を使える環境が増えてきましたね。
今年はついにWi-Fi 7の飛躍の年になるのでしょうか?
まとめ
今年のCES 2025は、スマートホーム関連からパソコン周辺機器まで幅広い分野で進化が見られました。
AnkerやAqara、Narwalといったメーカーは、既存の技術をさらにブラッシュアップしながら新しい価値を提案。
MOFTやSatechiは日常を快適にするアクセサリを強化し、TP-Linkはネットワークの次世代化を推進しています。
今後これらの新製品が私たちの生活にどのような変化をもたらすのか、引き続き注目が集まりそうです。
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