つい先日の記事でも書いたのですが、実は使っていた3-in-1充電器がこわれました。
正しくは4-in-1充電器というモバイルバッテリーとしても使える充電器なんですが、理由はあるんですが、ともかくは壊れました。
理由を知りたい方は以下の記事を読んでみてください。
壊れたのはモバイルバッテリー部分だけではあるんですが、この充電器の場合はバッテリー部分が壊れてしまうと、スマホの充電自体ができなくなってしまうタイプなので、どうしたものか悩んでいたのですが、今回Primeデーもあったということもあり、せっかくなので書い直して見ました。
いくつか検討して見たんですが、充電器に対して私が求めるのは以下の3つ。
- コンパクトさ
-
デスクの上で設置するなら、なるべく他のものに干渉しないようにしてほしい
- 急速充電に対応
-
いくら非接触で、なんとなく格好良く見えたとしても、使いづらければ意味がない。充電時間はともかく短い方が吉。
- 安いこと
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3-in-1充電器って、どこも本当に高いんですよね。3つ充電できるんだから、3倍の値段でも払うだろと思っているメーカーもいるかもしれませんが、常に安いは正義に間違いはないです。
という観点をもとに、有名どころからピックアップして探して見た結果、今回購入を決めたのが、Anker MagGoになります。
今回はこのAnker MagGo Wireless Charging Stationについて、その使い心地など気をつけるべきポイントなども含めて紹介していきたいと思います。
Anker MagGo 3-in-1充電器の外観
先ずはいつもの通り、外観からチェックしていきたいと思います。
いつもいつも思うんですが、Ankerのパッケージングって本当によく考えられているなと思っています。
ぎゅっと詰まっている感じも、Appleらしいような感じもありつつ、基本はブラックという色を大切しているメーカーだなと思っています。
中身については、本体と、USBケーブル、そして純正のアダプタになりますね。
USBケーブルに関しては、USB-C<>C ケーブルになっており、私好みになっていますね。
USBはC一択派です。
またL字になっているのも嬉しいポイントですね。
USB-Cケーブルに関しては電源ケーブルとデータケーブルとの2つの側面があるのですが、基本電源ケーブルとして考える場合には、L字の方が圧倒的に便利ですし、何よりも見た目がすっきりとして見えます。
USBアダプタの方は、USB-Cの1ポートですね。
純正のアダプタですが、最大40W(20V/2A)の電源アダプタになっているみたいですね。
サイズ感としてはこんな感じで、思ったよりもかなり小さい、コンパクトです。
折り畳んだ状態だと、iPhoneなんかよりも全然小さいです。
裏面には、AppleWatch専用の充電端末が折りたたまれています。
使用する場合には基本的にはこんな感じで3つ同時充電するんでしょうね。
実測のサイズですが、59 x 89 x 25 mmといった感じで、やはりかなり小さいです。
重量に関しては、194.7 gとこれもかなり小さいように思えます。
今まで3-in-1充電器をおいたあった場所に設置して見ました。
Apple Watch だけ試しに充電して見ました。
次に充電台を開いて、AirPodsを充電して見ました。
そしてこの状態で、iPhone を貼り付けることで、最終系の3-in-1になるわけですね。
MagGo Wireless Charging Stationのおすすめポイント
ここからは、MagGoを実際に使ってみて感じたおすすめポイントを紹介していきたいと思います。
圧倒的にコンパクト
先ずは何よりもこのコンパクトさになります。
3-in-1充電器をタイプ別に分けるとこんな感じになると思います。
- プレートタイプ
-
3つのデバイスをプレートの上に細長で設置するタイプになります
- スタンドタイプ
-
スタンドタイプに関しては、多くはスマホをスタンドに貼り付けたり、Apple Watchを貼り付けて使用します
- ポータブルタイプ
-
最近出てきている特に持ち運びに特化したタイプの3-in-1充電器。
プレートタイプは、いわゆる横長に並べておいておくタイプで、一時期Belkinから発売されて随分と流行った記憶があります。その後、同様にBelkinをはじめとして主に欧米メーカーからスタンドタイプが相次いで発売されていきました。
一方で中華系のブランドは、もちろんプレートタイプやスタンドタイプも発売されてはいたのですが、お国柄なのか、できる限りコンパクトなタイプの充電器、ポータブルタイプの充電器がよく発売されています。
日本もそうですが、やはり部屋の広さが関係あるんでしょうね。部屋が比較的にコンパクトなアジアでは、大きなものよりも、コンパクトなタイプが好まれる気がします。
急速充電に対応
そしてこのMagGoですが、なんと高速無線充電規格、Qi2に対応しています。
今までApple純正のMagSafe充電器のみが独自規格として15W給電を対応していたのですが、共通無線充電規格であるQi2からは、15W給電がサポートされることになっています。
何より安い
Qi2対応の3-in-1充電器のメーカーは、現在確認できる限りでは、AnkerかBelkinの2つのメーカーが主力になっています。
高価格帯と低価格帯で2分化されているのですが、正直個人的には高価格帯を選ぶメリットはあまりないかなと思っています。
性能としてみれば、どちらも充電性能は同じなので、あとは見た目的な部分になります。
特に充電器なので、基本的には置きっぱなしになるわけですから、あとは自分の好みの見た目がどれかという感じですね。
とはいえ、Anker MagGoに関しては、他の充電器と比べて特にポータブルであることに特化しているデバイスとも言えるのでそういう意味では、多用途に使えるのにこの値段というのはやはりコスパが良いと言えそうです。
他社のQi2対応の3-in-1充電器との比較
以下に比較表を作成して見ました。
Anker MagGo Charging Station | Belkin Qi2 3-in-1ワイヤレス 充電スタンド | Belkin 3 in 1 Qi2 ワイヤレス充電ステーション | Belkin 3 in 1 Qi2 ワイヤレス充電パッド | Anker 3-in-1 Cube with MagSafe | |
---|---|---|---|---|---|
製品画像 | |||||
iPhone充電 | 15W | 15 W | 15 W | 15 W | 15 W |
AirPods充電 | 5W | 5 W | 5 W | 5 W | 5 W |
AppleWatch充電 | 5W | 7.5 W | 5 W | 5 W | 5 W |
価格 | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
コメント | 高性能&コンパクト&コスパ 2024年で買うならこれがBEST | 唯一のAppleWatch 7.5W給電 | 高速充電対応の3in1だが、サイズ感がイマイチ | コンパクトさでは便利だが、スマホは寝かせるスタイル | 高速充電対応の3in1でコンパクトさが売り。 |
MagGo Wireless Charging Stationの気になるところ
1週間程度使い続けてみましたが、使っているところで気づいた気になるところをいくつかシェアしていきたいと思います。
USB電源アダプタの出力には30W以上のものを選ばないと充電できない
このデバイスは3-in-1充電器になるためですが、電源アダプタには結構シビアです。
15 + 5 + 5 Wになるので、最大で30Wの給電が必要になります。なので、iPhone純正のアダプタは20Wになっているので、Apple標準純正アダプタだとこのデバイスは使えません。
ただ以前CIO Nova Portduo 65Wの1つにこれを指してみたのですが、このデバイスは2ポートで65Wになっているので、使い方によっては片方ポートが20Wになってしまうので、安定充電という意味は使いづらいかもしれません。
このデバイスは標準で40W給電できるアダプタがついてきているので、特に変なことはせずに、標準アダプタを使うのが良さそうです。
まとめ
今回はAnker MagGoのワイヤレス充電についてレビューしてみました。
- コンパクト|薄さ2.5cm
- 高性能|Qi2対応の15W急速充電対応
- 安い!|3-in-1の中では圧倒的なコスパ
- 30W以上の充電器じゃないと充電できない
このデバイスは、「買い」で間違いないです。
コンパクト・性能・コスパという意味で、間違いなく2024年でベストバイになる充電器だと思います。
今まで3-in-1充電器といえば、Belkinがよく使われており、Ankerの充電器に関しては、安いものか、もしくはCubeの高価格帯のものだけでしたが、今回の充電器はまさに欲しかったレンジの充電器が出てきたなという印象です。
ぜひみなさんも検討してみてください!
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