今年はようやくCOVID-19も収束に向かっていますが、今後もハイブリットワークが続くという方も多いと思いのではないでしょうか。
そうなると、やはり自宅の仕事環境をできるだけ快適にしていきたいですよね。
今回は、Flexispotさんからとても意外で、新発想の商品を提供いただいたのでレビューしていきたいと思います。なんと、フィットネスチェアにオフィスチェアの機能が加わった製品が発売されました。
そうです、足元ではエアロバイクで運動しつつ、デスクの上では電話会議なんていうことができてしまうのです。
在宅ワークも相まって、運動不足に悩む方にうってつけになりそうですね。それでは、早速レビューしていきたいと思います。
FlexiSpot社とは
Flexispotといえば、電動昇降デスクなどが有名ではないでしょうか。もうすでに使っている方も多いかもしれません。
実は私も使っていて、スタンディングデスクとしても使えることが非常に便利です。また、FlexiSpotでは、これまでにもフィットネスバイクという分野でいくつかの製品が発売されています。
知らなかったなー。。
FlexiSpot V6の外観
さっそく完成形から見ていきましょう。
今回私が使用しているのは、グレーのタイプです。見ての通り、ところどころにオレンジがアクセントカラーになっています。
全体的にゲーミングチェアのようなカラーリングでもありますが、そこまで主張せずとても良いバランスだと感じます。
カラーはホワイトも選択でき、こちらはもっと自然になじむカラーリングとなっています。
オフィスに収まる大きさ
大きさは、通常のエアロバイクのイメージよりはだいぶ小さいですが、オフィスチェアよりは少し大きくなります。
一般的なオフィスチェアは縦横65cm位になると思うので、横幅は変わらないですが、前後が約1m程あるので、その分少し大きくなります。
正直、私の書斎も約2.5畳程と、かなり狭いスペースなので、エアロバイク、、置けるかな、、、。という心配があったのですが、置いてみると、結構余裕があります。今までのオフィスチェアと両方おいても、ギリギリいけるかな、というところです。
もちろん、こんなホテルみたいなワークスペースに置けたら、より素敵なんですけどねー。
国際的デザインアワードのIDA2022も受賞しており、デザイン性も折り紙付きですね。
梱包サイズは、結構大きいし、40kgと重いです。大人でも入れそうなくらいあるダンボールで到着するので、少し注意が必要です。
組立は、簡単で、私は30分くらいで一人で組立てできました。
- 本体
- クッション
- アームレスト x 2
- バックレスト
- ヘッドレスト
- アクセサリーキット
日本語のわかりやすい説明書と、六角レンチも付いているのですぐに組み立てることができます。単三電池×2は付属していませんので、ご用意を。
シートにアームレストを取り付ける時には①の短いネジと②の長いネジがありますが、②の方は少し斜めから取り付ける必要があります。ネジ穴が斜めになっているので迷うこともないと思いますが。
説明書通りに、アームレストを取り付けたクッションを本体に取り付けて、バックレスト、ヘッドレストを取り付ければ完成です。
FlexiSpot V6の座り心地
オフィスチェアとしても優秀
これまでもオフィスで使えそうなエアロバイクという製品はあったと思います。
しかしながら、今回の製品はオフィスチェアとしても必要十分な機能を備えていて、普通のオフィスチェアとしても優秀なところが、これまでのフィットネスチェアとは一線を画していると思います。
上の写真の通り、十分ですよね。私が今使っている安物のオフィスチェアはランバーサポート(脊椎サポート)ついてなかったりするので、この点は非常にうれしいです。
これだけの機能が付いたオフィスチェアであれば、普通に数万円~10万以上はすると思うので、エアロバイクもついて、と考えると結構コスパ良いのでは、と思います。
大事なクッション部分も結構厚めで、柔らかく、包み込まれるようです。ここは、運動することも考えると安心な感じです。
デスクの高さは注意が必要
そして、これは大事なポイントだと思いますが、普段はデスクの高さを88cm位で使っていますが、FlexiSpot V6の場合、ペダルに足を置くとデスクに足がぶつかってしまいます。
(キャスターの部分に足を置いている分には、普通のオフィスチェアと変わらないので、問題になることはないです。)
これだとエアロバイクとして漕ぎながら仕事をすることはできません。
そんな時は、昇降デスクの方の高さを上げます。
スタンディングデスクでは120cm位迄上げますが、その中間の105cm位で使うと仕事もエアロバイクもやりやすいです。
昇降デスクであれば、自由に高さを変えられるので、好みの状態にできるのですが、昇降デスクではない普通のデスクの場合、高さに注意が必要です。
その場合にも座面を前後に移動できたり、シートの高さを調整できるので、エアロバイクを使いたい場合は少しデスクから距離を離せば問題にならなそうです。
FlexiSpot V6のエアロバイク機能
仕事をしながら、カロリー消費できる
バランスボールに乗りながら、仕事をしているという人はいるかもしれません。
ただバランスボールの場合は上下の動きなど、グラグラ揺れるので、簡単にできる仕事ならまだしも多少業務の効率は落ちてしまいそうですよね。
その点FlexiSpot V6は体の上半身と下半身がまったく別の動きができるので、問題になりません。
というか、先ほどからこの記事もエアロバイクを漕ぎながら、書いていますが、頭の方もクリアになり、仕事がはかどる気すらします。
エアロバイクにはディスプレイがありますが、気づいたら時速15kmで5kmも走っていたようです。
ディスプレイには、他にタイマー(継続時間)、スピード、距離、カロリー、ODO(積算距離計)、RPM(回転数)なども表示されます。
8段階の負荷調整機能も付いているので、気分に合わせて負荷を変えることができます。
実際にエアロバイクを漕いでいる動画がこちらになります。
音もとても静かで、仕事や電話会議の邪魔をしません。
Flexispot V6の気になるところ
ここではFlexispot V6の気になるところを上げておこうと思います。
座面は横に回転できない
書斎が狭いことの唯一のメリットかわかりませんが、周りの棚にある物が取りやすいことがあります。F
lexiSpot V6の場合、横への回転機能がありません。
我が家の場合は、左後ろ側に目薬だったり、耳かきだったりコスメ系が置いてあります。そのため、ぐっと腰をひねって取るか、後ろに椅子を引いて取りに行くことになります。
ただ、腰の事を考えるとたまにゆっくりとひねってストレッチをするのは逆にいいかもしれません。
キャスターも非常にスムーズに動いてくれるので、移動もスムーズです。
クッションは少し熱がこもる
地が厚くて、クッション性能としては申し分なく、運動をする上では、ふかふかしている方が安心できます。
ただ、長い時間エアロバイクを漕いでいると、座面に熱がこもってくるのがわかります。
夏場などを考えると、少し不快になるかもしれません。
ただ、これも考え方を変えてポジティブに捉えると、
仕事をしながら、エアロバイクを漕いでいると、時間を忘れる。
先ほどもありましたが、仕事や何かに集中しながらエアロバイクを漕いでいると、驚くほどの時間、運動ができていて驚きます。
それはいいことですが、時々は休憩も取った方がいいですよね。
座面に熱がこもってきたな、と思ったら、そのタイミングで休憩を取ったり、スタンディングデスクに切り替えるというのが丁度いいタイミングなのかもしれません。
まとめ
今回はFlexiSpot v6をレビューしてきました。
良かったポイントと気になった部分をまとめるとこのようになります。
- デザイン性も折り紙付き
- オフィスにいい具合に収まる大きさ
- オフィスチェアとしても優秀
- 仕事をしながら、カロリー消費
- 音も静か
- 梱包の箱は大きい
- 昇降デスクではない場合は、デスクの高さに注意が必要
- 座面は横に回転できない
- クッションは少し熱がこもる
仕事をしながら、カロリー消費もできる。雨で外に行けない日も、ジムに行く時間がないときもいつでも運動ができる。
色々なシーンを考えると、1日の中で多くの時間を占める仕事の時間で運動もこなすことができるのは、かなりメリットが大きいですよね。
今回は、そんなフィットネスチェアとオフィスチェアの融合という事ですが、ちゃんとうまく両者の良いところが組み合わさり、在宅勤務の環境がさらに高まった気がします。
それでは、皆さん是非参考にしてみてください。
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