このブログでも度々使っているAppleホームアプリ何ですが、オートメーションという機能がありますよね。
これは、ホームアプリ上で設定できる簡易版連携のような機能で、IFTTTほどは細かく設定できませんが、時間で設定したり、何かのスイッチと連動することで、他の家電のオンオフを操作したりすることもできたり、更には外出先から家電の操作や状態を確認したりすることができる機能です。
とても便利な機能なんですが、何でだかAppleホームアプリではホームハブがないとこの機能ことができません。しかもホームハブとして使えるのはHomePod、AppleTV(3世代以降)、iPadのみで、我が家でも使用しているラズパイのHomebridgeを使用することができません。
しかし今回の方法を使えばホームハブ無しでもオートメーションの機能を部分的(在宅時のみ)に使用することができるのですが、その方法はなんとサードパーティ製のHomekit対応アプリを使用するだけ。
手順について細かく説明していきますね。
ホームハブを接続しないまま、オートメーション機能を使う
先ずはホームハブが接続されていない状態で、ホームアプリのオートメーション部分を見てみると、「Apple TV(第4世代)をホームのセンターにしましょう」という表示がされていて、それ以上どうしようもならない状態になっていると思います。

因みに最終画面から見せてしまうと、以下がホームハブ無しでオートメーションが設定できている状態です。「ホームハブが接続されていません」と警告が出ていますが、特に問題なく使用できています。
但しホームハブ無しでオートメーションが動作するのは、在宅の時だけです。自分のiPhoneのホームアプリがオートメーションの動作をするだけなので、外出時には機能しません。ただ個人的には「毎朝電気をつける」とか、「夜中になったら電気を消す」などだけでも十分使える機能だと思うので、この方法だけでもオススメです。

ホームアプリ上では、どうやらこの機能自体がデフォルトでロックされているような状態になっていて、サードパーティ製のアプリがオートメーションと連携しようとすると、オートメーション機能自身も解放されて、上記のような状態になると思われます。
やり方としては、大きくは以下のような感じになっています。
- homekit対応のサードパーティ製アプリをインストール
- サードパーティ製アプリでオートメーションを設定する
- ホームアプリでオートメーションで解放されていることが確認できる
とても簡単ですね。以下に順に追って説明します。
homekit対応のサードパーティ製アプリをインストール
先ずはホームアプリでは何もできない状態なので、サードパーティ製のホームアプリをインストールします。今回は以下のKoogeek homeを使用しましたが、オートメーションが使用できるものであれば、どのApple Home互換のホームアプリでも大丈夫ですよ。
サードパーティ製アプリでオートメーションを設定する
手順としては、何でも良いのでオートメーションを設定するだけです。サードパーティ製のホームアプリではオートメーションの機能は特にホームハブの有無に関わらず作成することが出来ます。

ホームアプリでオートメーションで解放されていることが確認できる
オートメーションが作成できれば、あとはApple純正のホームアプリに戻れば、以下のような感じでオートメーションが連携されていることが、確認出来ると思います。またこの状態に一度なってしまえば、あとは右上の+ボタンが自由にオートメーションを追加出来るようになっているはずです。

以上で、手順としておしまいです。簡単ですね。
最後に
今回の方法は、ホームハブを持っていなくても、オートメーションだけ使うことが出来るちょっとした小技でした。元々オートメーションは、AppleTVやiPadをホームハブとして、外出先から操作できるというのが、本来の機能なんですが、例えばHueなどの照明と連携させて目覚ましとして朝電気をつけるような使い方などであれば、このオートメーションでも十分機能するんですよね。
ホームハブについてはまた別の記事で詳しく紹介していきたいと思います。では、この辺で。
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