自動家計簿アプリ使ってますか?クレジットカードや銀行口座と連携して、自動で家計簿を作成してくれるサービスなんですが、とても便利なサービスで一度使ってしまうと、もう自分で家計簿を作成するなんて考えられなくなります。
僕がマネーフォワードを使い始めてもう6年以上経つんですが、当初は有料版なんてものはなくて、完全無料で使用することができていました。
それがユーザーが増えるに連れてどんどん機能制限というか、いわゆるフリーミアム化していき、無料で使用できる部分が少なくなってしまっているんですよね。さらに無料版の金融機関登録数の上限が10件から4件に減ってしまったということもあり、ますますプレミアムサービスにすべき理由が増えてきています。
プレミアムアカウントは月額500円で使用できるようになるんですが、正直がんばればエクセルで家計簿を作れると考えるとなかなか踏み切れない気持ちがあります。
しかし今回なんとそんなマネーフォワードのプレミアム機能を実質「無料」で使用する方法を見つけたので紹介してみたいと思います。
マネーフォワード ME – 人気の家計簿(かけいぼ)
Money Forward, Inc.無料posted withアプリーチ
マネーフォワードMEとは?
先ずはマネーフォワードMEについて簡単に説明しますね。
マネーフォワードMEは、サービス開始当初は「マネーフォワード」でしたが、途中から「ME」が後ろに付くようになりました。MEとは、Money Experience「お金の体験」という意味が込められているようです。
主なサービスの特徴としては、自動家計簿作成というものですが、要はネットバンキングやクレジットカードのオンライン照会などを紐付けて、自動でいくら何に使ったか、預金がいくらなのかの収支計算を自動的に実施してくれるというものです。
さらにはネット証券会社とも連携して、保有証券/株価を時系列に保存し、みやすく整理してくれるので、資産運用にもとても使いやすいサービスになります。
マネーフォワード光の契約でプレミアム会員費用が無料に
マネーフォワード光と一緒に使えば、なんとマネーフォワードME自体の月額費を無料で利用することが可能になります。
マネーフォワード光は、マネーフォワードが提携するUSENネットワーク社が運営している光回線事業になります。光回線自体は、NTTの提供するフレッツ光と同様になっており、いわゆるUSEN社の提供する光コラボ回線になります。
光コラボとは、NTTの提供するフレッツ光回線を借り受けて、自社のサービスや特典などと一緒にまとめて販売し、請求代行するようなサービス。
光回線自体は、フレッツ光と同様のものを使っているので、特に契約することでインターネット速度が遅くなるなることもないですし、むしろマネーフォワード光の方が他の光コラボ回線と比べても月額当たり数百円以上も値段が安くなっています。
つまり光回線代が安くなる+マネーフォワードMEの年額分が無料と考えると、かなりのお得感があると思います。
光回線の切り替えは、オンラインからの申し込みから変更することができます。その場合、現在使っている回線が、フレッツ光もしくは光コラボ回線であれば、工事不要でセンター側の手続きのみで開通となります。
一点注意点としては、24ヶ月以内の解約に関しては違約金が発生することです。但し、解約時によくある工事費の残債請求があったり、高額な違約金が発生することはありません。違約金も1ヶ月分のみの支払いとなり、ここはかなり良心的です。
プレミアム機能で何ができる?
マネーフォワードMEは基本的には無料で利用できるサービスなんですが、有料版のプレミアムアカウントにすると、いくつかの機能が使えるようになります。
登録金融機関が5件以上
なんだかんだこれが一番プレミアムアカウントのメリットだと思います。
今は資産運用やブログなどをやっていると、銀行口座/証券口座/クレジットカードなんてものは本当にたくさん持つようになるので、4件なんてすぐに上限になってしまいます。
またポイントやマイルなど含めてみると、なんだかんだ20件以上になることも珍しくないと思います。
無料版だと4件までしか登録できないことを考えると、本気で家計簿アプリをマネーフォワードに集めたいと思っている人であれば、マネーフォワードで得られる家計簿の作成時間の節約として、プレミアムアカウントを契約するメリットは十分あると思います。
データ閲覧可能期間が無制限に
また無料版だと、全てのデータの閲覧期間は過去1年までとなっており、それ以上はマスクがされて見れないようになっています。
一度家計簿をマネーフォワードに移行してしまうと、正直もうExcelでの保存には戻れなくなってしまうんですよね。一方で、資産運用、収支計算という意味ではやはり過去の自分がどうだったのかを振り返るには、過去のデータというのが重要だったりもします。
プレミアムアカウントであれば、登録から現在までの全データが閲覧できるようになっているので、家計簿を全てマネーフォワードにまとめたいと思っているには便利な機能かと思います。
有料版と無料版の比較
それ以外にも有料プレミアムアカウントでできることはたくさんあります。
例えば連携口座の一括更新ができたり、広告を消すことができたり、資産レポートなどの表示ができたりと、機能は多岐に渡ります。
無料会員 | プレミアム会員 | |
---|---|---|
機能 | 0円 | 月額500円*1 |
データ閲覧 可能期間*2 | 過去1年分 | 制限なし |
連携可能数*6 | 4件まで | 制限なし |
グループ作成 | 1件まで | 制限なし |
連携口座の 自動更新頻度 | – | 高い |
連携口座の 一括更新*3 | × | ◯ |
カードの残高表示 | × | ◯ |
家計資産レポート | × | ◯ |
資産内訳・ 推移グラフ | × | ◯ |
負債内訳・ 推移グラフ*4 | × | ◯ |
ポイント・マイルの 有効期限の 表示・通知*4 | × | ◯ |
カード引落し時の 残高不足の通知*4 | × | ◯ |
広告非表示 | × | ◯ |
CSVダウンロード*5 | × | ◯ |
- *1 Web版サービスの料金。iOS・Androidアプリを通じてプレミアムサービスに登録する場合は、アプリ内に表示されている金額になります。
- *2 取得済のデータが対象となります。
- *3 一括更新対象外の口座が一部あります。
- *4 プレミアム機能はアプリ版が対象です。
- *5 アプリ版ではご利用いただけません。
- *6 2022年12月7日以降の上限数
iOSアプリ経由であれば、年間最大500円安くなる
ちょっとした裏技ですが、通常パソコンで申し込むと月額500円となるマネーフォワードですが、アプリから年額でプレミアム会員になると、なんと最大500円安くなります。
通常は月額で支払い発生するプレミアム会員ですが、iOSアプリ経由もしくはAndroidアプリからだと、年額プランへの申し込みが可能になっています。
値段も通常の月額費で支払うよりも、iOSの場合で460円、Androidアプリの場合で500円お得に使うことが可能です。
まとめ
今回は僕が長年愛用しているマネーフォワードを実質無料で使う方法を紹介しました。
マネーフォワード自体は、本当に便利なサービスなので、無料でも十分使えます。ただその場合は、自分で小まめにエクセルで保存したりする必要がありますし、何よりも登録が4件までしか連携させられません。
登録を厳選できれば良いですが、できない場合には今回紹介した方法などを使って出来るだけ安く使っていきたいですね。
では、みなさんご参考あれ。
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