Satechi製品は、Apple製品と非常に親和性の高いアルミ合金になっていて、デスク周りをさらにおしゃれにしてくれるガジェットが豊富です。
今回は、2018年に発売された前シリーズ、USB-C モバイル PROハブ(ST-TCMPHM)からのアップデートになるSatechi USB-C モバイル PRO SD 6 in 1ハブ(ST-MPHSDM)(以下、6 in 1ハブ)をレビューしていきたいと思います。
高いデザインの外観
まずは、開封~外観、接続を確認していきます。
同梱物は本体、説明書、USB-C延長ケーブルになります。
SATECHIのロゴは高級感があってカッコイイと思いますが、個人的には、FC、CEやRoHSなどのマークはなくてもよかったかもと思います。
重さは37gと見た目よりずっと軽いです。でもチープな感じは全くしないですね。
Apple製品と近い、美しい曲線や直線でデザインされていて、アルミニウム合金でできており、曲がったりということもなさそうです。
見ての通り、上位側はUSB-C接続だけのシンプルな見た目です。
各インターフェースの接続部側も複雑な形状をしていますが、美しく配置されていると思います。
正式にサポートされたデバイスは下記のようになっています。
2022 iPad Air M1, 2021 iPad Pro M1, iPad Mini 6, 2020/2018 iPad Pro, 2020/2018 MacBook Air, Microsoft Surface Laptop 3/Surface Pro 7/Go, Google PixelBook Go, Galaxy S10 Plus/S10, 9 Plus/9, Note 9/8, Google Pixel 3 XL/3, LG V30, Huawei Mate 20, HTC U12+, Microsoft Lumia 950 XL/950
私は手持ちのiPad mini 6に接続してみます。
裸のiPadmini6の場合、わずかにですが、接続部に隙間があります。
逆に、この辺は遊びの隙間がある方が、薄いケースをつけている場合助かるのかもしれません。それに、付属の延長ケーブルもついているので、どんなケースをつけていても必ず使えるのはうれしいところだと思います。
前シリーズとの比較
前シリーズのUSB-C モバイル PROハブ(ST-TCMPHM)ではSDカードのインターフェースがありませんでしたが、今回は追加されています。
どちらも最近では、標準的になってきたUSB-CのPD(Power Delivery)の60Wまで対応しています。
HDMIポートも4kに対応し、Audio Jack Portも装備しています。
前シリーズとの大きな違いは、やはりこれ一台でmicro/SDの読み込みもできてしまうのは大きいですね。接続面の外観がアルミから黒に変更になっています。あと専用の延長ケーブルが付いていることもうれしいですね。
Satechi USB-C モバイル Pro SD 6 in1 ハブ | Satechi USB-C モバイル Pro ハブ | |
---|---|---|
外見 | ||
型番 | ST-MPHSDM | ST-TCMPHM |
USB-C PD | 最大60W | 最大60W |
USB-A | USB 3.0 (5Gbps) | USB 3.0 (5Gbps) |
HDMI | 4K@60Hz | 4K@60Hz |
Audio | 3.5mm | 3.5mm |
カードリーダー | micro/SD(UHS-I) | なし |
サイズ | 約9.8 x 3.7 x 1.2 cm | 約8.3 x 2.7 x 1cm |
重さ | 約37 g | 約38.2 g |
価格 | Amazon | Amazon |
豊富な入力インターフェース
それでは各ポートの機能を見ていきたいと思います。
まずはPD充電ですが、きちんと充電マークも表示されます。
次に、SDカード、micro SDカード、USB-AにUSBメモリを接続してみましたが、それぞれiPad mini側からストレージとして認識することができました。これで、容量不足に悩まされる心配はなくなりますね!
カメラ等の動画・写真データをiPadやMacbookに取り込んで、編集作業をする方には、これだけ入力できるインターフェースが豊富にそろっているのは嬉しいですね。逆にこれだけあれば、入力できないインターフェースってなんだろう?という感じです。
豊富な出力インターフェース
入力だけでなく、様々なデータの出力に対しても対応しています。
まずHDMIですが、手持ちのDisplayは4kではないので、解像度は2kになりますがこちらも問題なく表示されます。大きな画面で映画を見るときなど、便利です。
また、USB-Cは給電にも対応*しているので、iPadからiPhoneなどのデバイスを充電することができます。これは、6in1ハブそのもの機能というわけではないですが、こちらも6in1ハブを介して問題なくiPadからiPhoneを充電させることができました。
最後にAudio Jack Portですが、お気に入りのワイヤードヘッドフォンがある場合にはあると便利ですね。
Satechi 6 in 1ハブの気になるポイント
ここではSatechi 6-in-1ハブの少し気になるポイントをピックアップしていきます。
傷には少し注意が必要かも
強いて気になる点を挙げるとすれば、アルミニウム合金という特性上、若干傷が付かないように注意は必要かもしれないです。特にアダプタなどの金属の抜き差しなどが多いので、その場合にもせっかくおしゃれなデバイスなので、気を付けたいところです。
私もどこでついたのか、小さな傷がFCのFの部分についてしまいました。
まとめ|モバイルでは無敵の全方位ハブ!
今回はSatechi 6 in 1ハブの良かったところと、気になった部分をレビューしてきました。
- 高いデザイン性
- 豊富な入力インターフェース
- 豊富な出力インターフェース
- 傷には少し注意が必要
ハブという機器である以上、接続できないデバイスがあると非常に、残念ですよね。その点、「モバイルで」というシーンを考えると、このSatechi 6 in 1ハブは、ほぼ無敵なのではないでしょうか。対応していないのは、EthernetポートやUSB3.2 GEN 2(10Gbps)くらいですが、これらは持ち運んで使うことはほぼないのではないかと思います。
なので、これ1台、お手持ちのMacbookやiPad、もちろんその他のデバイスと一緒に持ち歩いておけば、データの受け渡しは安心ですね。
それでは、皆さん是非参考にしてみてください。
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